お城のデータ
所在地:米原市米原177-1
区 分:居館
築城期:室町期
築城者:吉田安芸守
現 状:米原警察署
遺 構:無
目標地:米原警察暑
氏
駐車場:米原警察署に駐車場
訪城日:2013.4.29
お城の概要
米原城は江戸時代は、中山道と北国街道の分岐点を北国街道側に約200mの所、米原警察署(元米原中学校の跡地)一帯とされる。
城域は校舎が建てられていた北側の高盛上地及びグランドや東側部一帯と思われ、北国街道が城域内を横断する形となる。
街道の要所に築かれた平城であり、街道筋を掌握する目的の城館であった事は間違いない。
遺構は見当たらない。
米原城は、現在のJR米原駅東口でR8沿いに建つ米原警察署付近にあったとされる。
最近米原中学校の移転に伴い、跡地に米原署が建った。
現在は遺構どころか町割も変化し往時を偲ぶものは何もない。
歴史
江南守護六角氏の家臣吉田安芸守の名が見えるが詳細は判らない。
吉田氏は太尾山城を守備していた時期に平時の居館として米原城に居たのではないかと推測する。
永禄4年(1561)浅井長政に属した今井定清が太尾山城を攻略した際、共に落城したのではないか。
南東の山上には江北と江南の境目の城として争奪戦が繰り返された太尾山城がある。
北・東側にはすぐ山には太尾山城が迫る手狭な感のあるこの付近だが、北国街道が通るこの地は元々は米原の中心地であり、江戸期には彦根藩主井伊氏により米原湊が開削され宿場として発展した。
参考資料;:滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城、坂田郡志
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