城郭探訪

yamaziro

「蹴り奴振(やっこぶ)り」2013.4.29

2013年04月30日 | 番外編

掛け声響かせ「蹴り奴振り」 米原で厄年男性ら巡行

足を蹴り上げる独特の振りで練り歩く蹴り奴振り(米原市宇賀野・坂田神明宮)

 

坂田神明宮
滋賀県米原市宇賀野83-2

 

 滋賀県米原市宇賀野の坂田神明宮の春季祭礼で29日、地域に伝わる独特の「蹴り奴振(やっこぶ)り」が行われた。法被姿で奴装束の厄年の男性がかかとを高く蹴り上げながら集落を練り歩いた。

 蹴り奴振りは、地元の旧近江町域に残る三奴振りの一つ。1733年に彦根藩主井伊直惟(なおのぶ)が同宮の神殿を造営した際、藩主らの参拝行列が蹴り奴だったため、氏子有志がまねて始まったとされる。

 神事に続き、蹴り奴振りの16人を先頭に約40人の行列が、宇賀野神社までの往復約2キロを約2時間かけて巡行した。奴振りは隊列を組み、伊達箱や槍、立傘などを持って「イーハーヨンヤセー」「ヨイトマカセー」などの掛け声を響かせて進んだ。

 氏子総代の一人の田中直夫さん(77)は「親戚も集まり、祭りは区民の絆づくりになっている。伝統を守っていきたい」と話していた。

 

     

 

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