所在地:守山市赤野井 map:http://yahoo.jp/t1lixb
遺 構:屋敷・庭園・舟堀・石垣
区 分:居館
築城期:歴応三年(1,340)
築城者:諏訪円忠
訪城日;2013.5.5
諏訪家は歴応三年(1,340)諏訪円忠が足利尊氏に従って信州から当地へ地頭職として赴任したことにはじまる。その後、子孫が土着し、江戸時代には庄屋として、赤野井一帯の小津郷の大庄屋であった。
庭園は江戸中期につくられた枯山水、地泉回遊式で民家に残るものとしては貴重である。母屋は茅葺きで書院造り風の武家造りである。屋敷内にはほかに土蔵、茶室があり、茶室は明治維新の後大津の円満院からの移築である。
茶室裏の天神川から屋敷地内へ船が出入りできるように石垣が工夫されている
(案内板から転載)
平城のような屋敷への入り口(天神川を掘りにした石組み)
客殿(客座敷)
築後約200年ほど経過・・・書院造り様式の瀟洒な建造物
玄関は式台と呼ぶ板の縁側をもうけ「駕籠寄せ」形式の武家屋敷造りの特徴を備えている。
玄関の間、大客間、上客の間および供侍控えの間には各々「床の間」を設け各客間より拝見する苔むした庭園の景色は大変変化に富んだ眺望である。(案内板から転載)
上客の間からお庭の苔むした枯山水を望む。新緑の緑がまばゆい。
客殿入ったすぐ右側にまるで茶室のようなたずまいの供侍の控え室。丸窓から覗く苔むした灯籠がいいですね!
守山市指定史跡(昭和52年) 大庄屋「諏訪家屋敷」
茶室裏の天神川から屋敷地内へ船が出入りできるように石垣が工夫されている
本日も訪問、ありがとうございました。感謝!