
年度末は
慌ただしいわぁ
なんて
呟く
井の中の蛙の
まわりには
スイスイ
泳ぎ回る
アクティブな友が
いて
真新しい時間を
満喫してきた
いつもの笑顔は
いままでより
もっと
輝いて見えた
旅は
きっと
愉しいばかりでは
ないだろうけれど
行ってみたい場所へ
自ずと動ける
というコトは
旅を終えた後への
充足感や
自信に
つながると
想う
今居る場所の
再確認
帰る場所の
偉大さ
生きていく場所の
大切さ
それらも
客観視して
みないと
解らないほど
日常に
埋没している
ワタシこそ
旅に出た方が
いいのかもね
おひまを頂きます
なんて
ひと言置き手紙を残し
ブラリ
何処へ
向かおうか
そんな
妄想を
自分の匂いが
すっかり
染みついた
布団の中で
思い巡らす
逃げる日
ではなく
羽ばたく日を
夢見ながら
今日も
誰かの
旅の話に
感嘆の声を
あげていたい
そんな日常が
シアワセなのかも
しれない
臆病な
旅人見習いには