ーまゆみさ〜んー
スーパーマーケット
で
そう
声を掛けられて
自身のコト
だと
すぐ
判ったのは
カノジョ
の
明るく
弾むような
声色
の
おかげ
最近
は
バッタリ遭うくらい
だったけれど
人懐っこさ
が
全身から
滲み出ている
カノジョ
には
常々
とても
親しみ
を
感じている
近況
を
サラリ
報告し合うだけ
の
筈だった
けれど
カノジョ
の
口から
溢れた
の
は
人生
の
重大決心
だった
なんだか
ドキドキ
ワクワク
そして
ジーン
と
した
そういえば
いつだったか
其れも
バッタリ
だったけれど
シアワセそうな
ー二人組ー
に
遭遇してたものねぇ
あの
未来図
が
ーいまー
なんだね
ーおめでとう!!ー
そう
ココロの底から
伝えたくなった
のは
きっと
ヒトリでも
然りと
立ち
踏み出せる
筈
の
カノジョ
が
ーふたりー
を
望み
選んだから
だれか
と
生きる。
それは
他の誰でもなく
愛しく
大切な存在
に
出逢えた故
時
に
窮屈
だったり
時
に
負担
も
増える
だろう
けれど
拘りドコロ
は
其処
では
なくて
歓び
や
可能性
が
二人ならば
足し算
じゃなくて
掛け算
で
弾き出される
互い
の
違い
すら
発見
だったり
刺激
と
なったり
する
不思議
な
化学反応式
イイ顔
してたなぁ
美しい笑顔
だったなぁ
他人の恋
は
他人事
だけれど
だれかの光
は
時として
周り
を
照らす
もう
とんでもなく
シアワセだろうけれど
シアワセ
に
底
は
ナイ
ずっと
ずっと
自身
が
其の気なら
シアワセ
は
浴び続けられる
し
纏い続けられる
すっかり
慣れてしまった
ー二人で生きるコトー
其れが
稀有
で
尊いコト
を
久しぶり
に
想い起させてくれた
眩しい
ひととき