佐世保玉屋にて
明日3日まで
開催されている
藤城清治さんの
影絵の世界展
へ
行ってきました
予想を
遥かに上回る
作品と来場者数
藤城清治さんは
こんな時代だから
求められ
そして
問われる
希望みたいなモノを
代弁して下さっている
そんな気がしました
貴重なデッサンや
切り絵の原画
そして
ヒトの手による
作業工程に
至るまで
観るコトが
出来たのは
「真の芸術に
触れてごらん
それは
孤独で
生半可じゃなくて
苦悩だらけで
終わらない修行
の
ようなモノさ」
そんな
語りかけすら
聴こえてくる気がして
思わず
感涙が
滲んでしまいました
強く惹かれる
モノに
出逢えたなら
それは
シアワセな
コトだけれど
それには
色んな感情も
付き纏う
そう
気付けたら
すこしは
オトナになれたの
と
いうコト
なのかも
しれない
光と
影と
そして
余白まで
愛せるように
じっくり
ゆっくり
向き合って
いけたのなら
その時は
少しだけ
真のシアワセに
近づけた
のかも
しれない
(写真は バレリーナ侑嘉子ちゃん
最新作 紙の花のリース !美しい‼︎)
この世には
同じモノでも
使い方に
よって
意味合いが
全く
異なるモノが
在る
どの様に
用いるか
何を
示し
何を
残すか
それは
防御壁
にも
武器にも
なり得るのだ
其処に
一枚の紙が
在るとしたら
あなたは
何に
用いるのだろう
だれかを
笑顔にしたり
だれかの
転機に
なれば
幸い
逆に
時として
残酷にも
だれかを
傷つけたり
思わず
クシャクシャに
したくなったり
したのなら
居た堪れまい
どうして
色には
美しいモノ
だけでは
ないのだろう
どうして
コトバは
優しいモノ
だけでは
ないのだろう
どうして
ヒトは
愛し合う
だけには
いかないのだろう
澱んだ色
尖ったコトバ
苛立ち
や
憎しみ
それらから
得るモノ
が
在るのだろうか
いや
それらを
越えた先に
見えるモノ
が
在るから
なのだろう
色褪せようと
滲もうと
ずっと
胸に
抱いていたい
大切な手紙
みたいな
記憶だけを
どうか
授けてください
拭い去りたいほどの
忌まわしき手紙
みたいな
哀しみは
ちぎれちぎれて
紙吹雪にして
この
空へ
舞い上がれ
消え去り
給え