小篆で氏名、いっぱい。
台風接近!でしたが、今朝は、久しぶりに墨磨り機を稼働。
成人講座中級書道(三回目)「篆書の臨書と創作」の為に、珍しく「手本」を書きました。
書の歴史を追いながらの二回目。
前回は、甲骨文と金文でした。
基本的には、古典をそのまま臨書するのですが、小篆の場合、二時間で臨書と創作はちょっときついところです。
そこで今回は、小篆で氏名を書いたものを手本とすることにしました。
基本用筆と小篆の臨書をした後の課題です。
本来は、自分の氏名を字書で調べて、小篆を探しだすということからすべきかもしれませんが、時間が足りません。それに、年に14回の講座の為に、字書(書道字典)を受講生に購入して頂く訳にもいきません。
それで、受講生18名分の氏名を書くことにしました。
いや~、難しい字が多くて、ちょっとびっくり。どうして画数の多い人がこんなに…。名前だから仕方ありません。
「塩、寿、瀬、重、辺、藤、…」篆書にすると画数が多くて、結構書きにくいのです。
そんなわけで、知らず知らずのうちに、沢山書いてしまいました。
約一時間、各々、3~4枚書いた様です。
でも、やはり字を書くのは、気分いいです。外は朝だというのに真っ暗で荒れていましたが…。