海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1034 荷台を付ける

2017-11-07 | 工作




自転車に荷台を取り付ける

26年間程愛用の自転車です。ミヤタ製、SIMANOのブレーキシステム。通勤の為に平成三年に、ちょっと奮発して購入したアルミフレームの自転車です。

ママチャリでも、スポーツタイプでも、マウンテンバイクでもない。ちょっとオシャレな町乗り風自転車です。

雨の日と休みの日以外は、ほぼ毎日通勤に使用していた自転車です。

幸い盗難に合うこともなく、定年の日まで働いてくれた愛車です。

前輪がぐにゃぐにゃになったり、後輪のタイヤはボロボロになって中のチューブが見えたり、サドルの外のビニールは破れてウレタン丸見えで…、等々ですが、

アルミフレームのお陰で車体自体は錆びませんから、部品の交換でずっと乗り続けているのです。

もう、充分に元は取れていますね。

自動車の運転はしないので、専ら自転車ですが、このところ運動不足解消の為にも、また自転車に乗る機会が増えています。

しかし、元々前も後も荷台が付いていないもので、どうも荷物の問題で不便さを感じていました。

そこで、先日のブレーキ部品の交換のために立ち寄った自転車屋さんに、尋ねてみたのです。

「この自転車に荷台を付けることができる?」

答えは、出来るけれども部品あわせが必要とのこと。

何しろ、タイヤ径が26と1/2なので市販の物だと工夫がいるということでした。

そこで、自転車部品をたくさん置いているスーパーに行ってチェックしてきました。専門コーナーがあって、案外ホームセンターよりも品数豊富です。

丁度、良い具合にホークスが日本一になった優勝祝賀セール!26インチと27インチで迷いましたが、26インチ用を10パーセント引きで購入。(26.1/2インチはここにはありませんでした。)

そして、早速付けてみようとしたのですが、…。

やはり、そのままではダメでした。サドルを留めているボルトの長さが合いません。それに無理矢理付けたとしても荷台が斜めになってしまいます。確かに工夫が必要なのです。

次の日にホームセンターに行って部品を調達。ステンレスの穴あきプルート2枚です。

ただ、これもそのままでは使えません。

サドルを留めているボルトの径に合わせて穴を広げなければ入りません。

というわけで、朝からヤスリで削って、なんとか加工しました。

後はボルトナット、ワッシャー、で本体に固定するだけです。
(といっても、部品はあちこち錆びていますから、結構苦労しました。)

で、三日がかりでやっと完成です。