No.1089 ○△□ 淡い光の中で 2018-01-27 | 版画 ○△□ 淡い光の中で インクが完全に乾く前に、次の色を重ねていくと、版の方にも前の色が着いてきます。 その版のまま、新たにインクを着けずに、新しい紙に摺ると、それまでに重ねたインクがちゃんと再現されるのです。 ただし、ちょっと薄くてぼんやりしています。 そういうことを何度かやって出来たのがこれ。 作ったというより、できたという感じです。 朦朧としてますが、この淡い感じも悪くはありません。 (紙版画、ハガキ大、三色三版、重ね摺り、モノプリント)
No.1088 ○△□ 夜の静寂に 2018-01-27 | 版画 ○△□ 夜の静寂に 早寝早起きを励行しているけれど、あまり早く眠ると夜中に目が覚めて眠れなくなってしまう。 夜の静寂(しじま)なんていう言葉を思いついたりするのです。 抽象の作は、見る人の想像でどう解釈してもよいのだから、題など付けない方が良いのかもしれません。 しかし、その1、その2や番号だけでは、ちょっとつまらないと思うのです。 それで、今回の○△□の連作については、ちょっとした副題を付けることにして、目が覚めたついでに考えてみました。 同じ版を使って摺っているの、基本的に同じ形のはずですが、色の組み合わせ、順番、強弱、濃度、…等で、その表情は全部異なります。 今回制作した20点ほどの中から、既に今回を含めて6点目ですが、後数点、こんな形で続きます。 さて、皆さんはどんな夜をお過ごしでしょうか。 夜の静寂をお楽しみ下さい。 (紙版画、ハガキ大、三色三版、重ね摺り、モノプリント)