海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1120 折りたたみ式うま

2018-02-24 | 工作


折りたたみ式うま

折りたたみ式なので、道路に広げてみました!

実は三日前から少しづつ作っていたのですが、なかなか難しくて、やっとここまできたという感じです。

狭いベランダでも使えるように、そしてコンパクトに収納できるように、折りたたみ式でいこうと考えてみました。

しかし、比較的薄いベランダ材料の25㎜厚の板は結構痛んでいたので、ほぼ廃棄、残りは僅かでした。(廃材工作ですから仕方ありません。)

椅子の座の部分に使ったものと同じですが、縦に半分に切って、長さを倍にしても、うま二つ分にはちょっと足りません。

そこで、38㎜厚、幅118㎜の板を三等分の縦切りにして、一部を補いました。

それから、脚と横木の接合ですが、板の幅があるのでビスで留めるというわけにはいきません。

ダボで継ぐことにしましたが、これがとても難しいのです。

直径8㎜穴をドリルであければ良いのですが、古い木の小口に真っ直ぐ開けるのは、堅い年輪部分に当たるとどうしてもずれてしまうので、うまくいきません。なかなか合わないのです。

ダボを無理矢理押し込んで、なんとか出来上がりました。

上の部分の木を昨日ビスで留めて、ダボで穴を隠してボンドで留めておきました。

今日はいよいよ蝶番で留めて組み立てです。

ここで失敗に気付きました。一枚、上の板を逆に接着してしまっていました。厚さの違う板を接着していますから、蝶番でつなぐ側を平らにするつもりでしたが、脚の板に裂け目があったのでそれを避けることに気がいっていたようです。脚の接地部分も斜めにカットしてあるので、逆にするわけにもいきません。

今ごろ気付いても、しっかり接着していますから、もう元には戻りませんね。

少し脚の開きの角度が違ってきますが、まあ何とかなるでしょう、と感じで組み立てました。

開き過ぎるのを防ぐ為の金具の位置が違っているのはその為です。

折りたたみには成功しましたし、天板も乗せられます。

しかし、きっと傾いていると思います。要は二つの高さがそろえば使えるわけですから、これから高さの微調整ですね!



折りたたんだところ



重い天板乗せてみました。強度は大丈夫なようです。