鍋敷き その5
またまた鍋敷きです。
ただ、この木はベランダを土台から支えている三本の柱の内の一本の一部分です。
土台に接して腐っていた所を取り除いた後に、補修の金属やパッキンを入れるために、大工さんが高さ調整で切り取った厚さ2㎝くらいの柱です。
つまり、まだちゃんとした木。
そして、電動のこが入りにくい所ですから、手のこで切り取った所です。
電動のこと比べると、断面がちょっと荒いのですが、まっすぐに平らに切断されています。(切るところを見ていたので、技術の高さに驚きました。)
で、もちろん捨てないで、即もらって、サンドペーパーで磨いてみました。
20年間柱として働いてくれた木の一部です。簡単には捨てられません。
これは津江杉。
芯の赤身の部分ですから丈夫です。
これからは、鍋敷きとして働いてもらうことになります。
色味を生かしてシンプルにオイル仕上げです。