海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1122 「ありく間に忘れし春の寒さかな」

2018-02-26 | 




書「ありく間に忘れし春の寒さかな」
栗田樗堂の句


はい、せっせと折りたたみ式うまを作ったのは、これをやりたかったからです。

ベランダの廃材を使って、うまの作成から始まって、作業台、椅子、蒲団干し台、折りたたみ式うま、…、で、ついにここまできました。

字も絵も書かずにいったい何をしているのかと、心配された方もおありでしょうが、こういう風にしたかったのですね。

一ヶ月近く、ほぼ木工に没頭していました。もちろん、作ることが好きなので、木工自体も楽しみましたし、プロのベランダ作りの技法を目の当たりにして勉強になり、また大いに刺激を受けてやってきました。

しかし、主目的は、新しくなったベランダの活用、ベランダライフを楽しむ為のアイテムを作ることにあります。

ベランダで書や版画ができるように、ゆっくり昼寝ができるように、季節を感じながらお酒飲めるように、…。

そうすることでベランダの木の傷み具合も分かるはずです。今度は腐らせることなく、しっかりメンテナンスをしなければなりません。

二年に一度は塗装しようと思っています。

先ずはベランダへ出ることからです。

ところで、書の方ですが、「ありく間に忘れし春の寒さかな」は、毎日新聞季語刻々に載っていた句。栗田樗堂という人は、四国松山で活躍した江戸時代の俳人です。

「ありく」は歩く。今の季節にぴったりです。



これ、書き立てホヤホヤ。

でも、早朝です。ちょっと寒くなってきたので、家の中に入ります。