海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1020 臨建中告身帖

2017-10-11 | 


臨 顔真卿 建中告身帖

久しぶりに臨書。

成人講座での参考に書いたものです。こんな機会がなければ、書かないでしょうから、とても珍しいですね。

四年ぶりくらいでしょう。

しかし、久しぶりに書くと新たな発見もあるもので、良い勉強になりました。

例によって、一枚きり、です。

(半紙)


No.1019 石を敷く

2017-10-09 | 


「石を敷く」

ゆっくりと庭の整美をしています。

犬達のお墓へのアプローチを、幅にして50㎝程広くしました。

今まで、いろいろなところに愛犬と散歩に行って集めた石を、地面に敷きました。

大小色形も様々。どこの石かは定かでないものの方が多いのですが、各々きっとその時々に目に留まった石達です。

新たに、いつもの散歩コースからいくつか拾ってもきました。

煉瓦と石と土と小石で、一応の出来上がり。後は、雨風の自然の力で締まって固定してくれるのを待ちます。

右側と奥の煉瓦敷きが今までのラインです。こちらは家を建てた当時に家族で敷いたもので、モルタル仕上げです。

今回は土と小石だけで固めました。これで充分安定しますし、変更ができるのが良いところです。

今はどれも白っぽく見えますが、雨に濡れると色が出てきます。

これでちょっと広くなりました。

まだまだ庭の整美は続きます。

No.1018 餃子

2017-10-08 | 


餃子

気分転換で、得意の餃子作りました。

作っているときは無心になれますから。

もちろん、皮から手作りですが、いつもは水餃子にするのですが、今回は焼餃子も。

鍋に並び終えたところです。

その後、うまく焼けたのですが、写真撮るのを忘れる程、お腹が空いていたようです。

焼き上がりのこんがりきつね色が見せられず、残念です。

No.1017 墓標

2017-10-06 | 工作


「墓標」

愛犬の墓標をコンクリートで。

庭のカリンの木の元に作った墓の上に乗せるコンクリート板です。

セメントと砂と石でできています。

2014年に逝った兄貴分と一緒。

二匹とも捨てられた犬ですが、ほぼ13年の命でした。

子供の頃はどうだったのか分かりませんが、苦難を乗り越えて我が家にやって来てくれました。そして、我が家に喜びを与えてくれました。

大きい白黒の石が兄貴分。そして、寄り添うように小さい白い石です。

スタンダードブルテリアとミニチュアブルテリア。二匹の超個性的な犬達は大きさは違うけれど、仲良しでした。

今頃どこかで、一緒に走り回っていることでしょう。

「ありがとう」と刻みました。

(名前も刻んでありますが、写真では上に小石を乗せています。)

埋め込んだ茶色の小石は、よく散歩した海岸で拾ったものです。白の二つの石の周りに13個配置しました。(下部のは、撮影のために乗せただけです。)

墓土の上に置いたとき、ちょっと寂しかったので、額縁風に、素焼きのかけらを置きました。(もちろん自作の素焼き額縁の割れたもの。)

併せて、サボっていた庭の整美をして、墓周辺をスッキリさせました。



(墓標て:セメント、砂、石、17㎝×14㎝ 厚さ4㎝)

No.1015 蛇笏忌に

2017-10-03 | 


蛇笏忌に 「芋の露連山影を正しうす」

今日は蛇笏忌。

飯田蛇笏といえばこの句。

高校生の時に教科書にありまして、その時からこの小さくてでっかいこの句が大好きなのです。

書の方は、特に何ということはなく、自然体で。

(書き下ろし、墨、画宣紙半折1/4)

No.1014 柿の実

2017-10-02 | 


柿の実

ご覧の様に鈴生りです。

色が着き始めて、どのくらい実が成っているのかがはっきりとしました。

約40個程。小さめの渋柿ですが、木で熟すと渋が抜けています。

とろとろが好きなもので、既に二個おいしくいただきました。

種から芽を出して、この家と共に育って20年。

一昨年から少しだけ実をつけ始めて、今年の豊作を向かえました。

さて、この柿の実を狙ってやって来たスズメバチとのバトルは、やはり昨日、今日と続いております。

昨日は10匹(オオスズメバチ2、キイロスズメバチ1、コガタスズメバチ7)、そして今日は昼間でに5匹(キイロスズメバチ1、コガタスズメバチ4)を土の中に葬りました。

虫取網で13匹、ペットボトルの罠にかかったのが二匹です。

特に今日は雨ですが、小雨くらいは平気な様です。

柿の方は、熟して地面に落ちる前に収穫しなければなりませんね。

No.1013 スズメバチ 

2017-10-01 | 写真


写真・俳句 「無惨やなどちらが正義蜂十三匹」

はい、昨日のその後です。

昨日は10時から夕方までの約六時間、庭で剪定作業等しながら、スズメバチとのバトルをやっておりました。

僕はちゃんと刺されもせずに、無事生きておりますのでご安心下さい。

ただ、我が家に侵入して来たスズメバチはご覧の様な姿であります。

オオスズメバチ 1匹、キイロスズメバチ 1匹、コガタスズメバチ11匹。(写真は、合計10匹ですが、その後にまた3匹)

勇敢にも、迎え撃ったのであります。ほぼ撃退。(やって来る個体は同じの様で、あと数匹かな)

スズメバチの目的は、どうやらカリンの先端の柔らかい所に付いた毛虫、それから、ブドウの枝でそのままで発酵した実、そして、熟して落ちた柿の実、ということが判明。

柿の実以外は、全て取り除いたので、柿の実に集中するはず。

幸い、スズメバチは一匹ずつやって来る。食べ物を求めてやって来ているのだから、人間の近くを飛んでもあまり攻撃的ではない。

しかも、食べ物にありついているときは無防備である。

昨日作った虫取網が大活躍であった。

殺生はなるべくしたくはないけれど、勘弁してもらいたい。こちらも巣を守らなければならない!

一句
「無惨やなどちらが正義蜂十三匹」

さすがに、食べるわけにはいかないので、植物の肥料になってもらおうと、埋葬した。

今は窓から仕掛けた罠を眺めているが、まだ飛来していない。

でもまた、きっと来るはず。闘いは、当分続きそうだ。