海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1083 山茶花に…

2018-01-24 | 写真


山茶花に…

山茶花に雪、と写したかったですが、…。

微かに白い斜めの線が入っている程度ですね。

でも、まあこの程度の雪なのです。

天気予報どおりに午前中は雪。九州人としては、これでも何だかワクワクするのです。

確かに寒いのですが、公園まで行って写真撮ってきました。積もっているわけでもないし、ちゃんと着込んでいれば大丈夫です。

雪国の人にとってはなんということもないことですね。

実は、学生時代には豪雪地域で過ごしたので、一晩に1mの積雪、なんてことも何度も経験していますので、雪の大変さはよく分かっています。

でも、やっぱりワクワクするのです。

もう満開を過ぎて見ごろではないのですが、ちょっと遅れて開きはじめた山茶花を一輪頂いてきました。


No.1082 ○△□ その2

2018-01-24 | 版画


○△□ その2

昨日のNo.1081○△□にもう一手間かけたのがこれ。

実物と写真では、ちょっと色の感じが違うのですが、お許しあれ。

額に入れるとこんな風におしゃれになります。




(紙版画、ハガキ大、三色三版、重ね摺り、モノプリント、ハガキ額)

No.1081 ○△□

2018-01-23 | 版画


○△□

昨日の版画教室で作った作です。

もちろん、一枚ということはありませんから、ちょっと版画が続きます。

三原色を使った紙版画ですが、今までとは違った手法をとっています。

色の重なりが楽しくて、ついついたくさん摺ってしまいました。

でも、一枚一枚みんな違うモノプリントです。

(ハガキ大用紙、三色三版、黄色、赤、青インク)

No.1080 波動スピーカーのようなもの 2号機

2018-01-23 | 工作


波動スピーカーのようなもの 2号機


スピーカーユニットを手に入れる前に、筒作りを再度やってみた。

今度は、中に入れる円盤をCDの板にして、厚紙4枚の12㎝径で、一回り大きくした。

薄い木もこの時点で巻いて、それからホールを空けて、小さな筒を埋め込んだ。

写真は、左右のスタートユニット部分が1号機と同じくまだ空洞。

1号機よりもきれいにできている。

骨董の糸車がちょうど良い台になった。

またダイソーに寄ってみたけれど、相変わらず300円スピーカーは入荷していなかったので、次は3号機かな?


No.1079 「行き詰まりは」

2018-01-22 | 


「行き詰まりは展開の第一歩である 吉川英治のことば」

陶硯で墨を磨り、何を書いたのかというと、こんなことばでした。

良いことばです。まさに、行き詰まった時はこれを書いて、また頑張ろうと思うのです。きっとまた新しいアイディアが生まれてくるぞってね。

ちょっとしか墨を磨らずに、二枚だけではダメかな?

いやいや、ちょっとヒントを見つけたので、これでおしまい。

(画箋紙、聨の1/2、墨)




No.1078 陶硯と陶の水指し

2018-01-21 | 陶芸


陶硯と陶の水指し

新しく作ったものではありませんが、気分を変えようと、久しぶりに出してきて墨を磨りはじめたところです。

30歳台に作ったものですから、かなり古い。でも、変わるものではないから、充分に使えます。ちょっと墨を磨りたいときに使う硯です。

この硯の土は、おそらく信楽、釉薬は織部ですね。

案外よく磨れるのです。

水指しの方は、土は覚えていませんが、沖縄の壺屋焼、金城次郎さんの魚の写しです。

これも使いやすくて、よく使っていたものです。

さて、何を書きましょうか。


No.1077 波動スピーカーのようなもの その1

2018-01-19 | 工作


波動スピーカーのようなもの その1


まだまだ途中です。

壊れたラジオを分解して、スピーカーを取り出しました。このスピーカーで何かできないかと、ネットでスピーカー作りを探していたら、「波動スピーカー」という物が気になったので、しっかり調べてみた。

そうすると、やはり作らなくては収まらない。

スピーカーの径が5㎝とちっちゃいけれど、Webで参考にした設計どおりにスピーカーユニットの径から割り出した大きさに作るとすると、約10㎝の円筒が必要です。

しかし、そんな円筒など簡単にあるわけはありませんね。

波動スピーカーを作っている人は、たいがいボイド管かエンビ管を使っています。

ホームセンターなどに買いに行けば良いのですが、基本的になるべく買わない、ないもので自分で作れそうな物は作る!ということで、やはり、作ることにして、試作1号機のスタートです。



持っていたプラスチックのお菓子の容器がちょうど10㎝径だったので、それを芯にして、去年のカレンダー一年分を巻いて作ってみました。厚さは3㎜。結構丈夫です。

それから、これまたWebで公開しているように、ダクトと内部の漏斗を組み…。(漏斗はセリアで購入。プラスチック)



そして、薄い木の板を貼って、上の写真の状態までできました。

ただ、スピーカーユニットについては、壊れたラジオから取り出した5㎝の物は、0.5Wというあまりにもなさけない出力なので、波動スピーカーの良さも性能もわからないと思います。

それで、ダイソーの「300円スピーカー」(3Wで二個組みしかもアンプ付き)を買おうと昨日行ってみたのですが、売り切れでした。人気あるようです。

という訳で、スピーカーユニットは後日手に入れるとして、気長に作っていくことになりました。

次はスピーカーを手に入れてから、…。

No.1076 発芽

2018-01-17 | 






発芽 キーウィフルーツ

今朝発見しました。

二つ!

小さな生命の誕生です!

昨年11月17日に蒔いたキーウィフルーツの種。

道の駅で買ってきたキーウィフルーツ「紅妃」という、芯のところが紅いちょっと小振りな種類のキーウィフルーツです。

平たい素焼き鉢にバーミキュライトと鹿沼土、下に水を入れた受け皿、そして、焼酎の入っていた大きなペットボトルで作ったキャップをして、室内の東側の窓辺に置いて、60日かかって発芽しました。

ちょうど二ヶ月、まだかまだかと、よく見ていたので、とてもうれしいですね。

とても小さな種を取り出して、周りに着いている粘着物質を洗い取ってから蒔いたのですが、何しろ数が多いので、これからどれだけ出てくるかわかりません。

ただ、早く発芽したものがオスの確率が高い、ということなので、目印をつけとかなくちゃ、と思います。

いずれにしても、どれだけ出てくるか、楽しみです!



No.1075 ある日の心 ドライポイント

2018-01-15 | 版画


ある日の心 ドライポイント

今日の版画教室、ドライポイントを一つ。

初めてドライポイントをする人の為に、参考に実際にやってみたところです。ほぼ落書きですが…。

(版画、ドライポイント、黒インク、ハガキ大の画用紙に)

No.1074 跡

2018-01-11 | その他




一見、絵画?

さて、なんでしょう?

これは裏打ちの跡です。

年末からの部屋の片付けは、まだ続いていましす。ただ、途中で旅をしたり、何か作ることもして、遅々として…ですが、それでも少しずつ進んではいるのです。

で、少し片付いたところで、押し入れの戸がちゃんと開閉できるようになって、あらわになったのが、これというわけです。

押し入れの戸の有効活用として、裏打ちの時の張り台として使っているのです。つまりこれは、裏打ちをした作品をはがした跡です。

はじめはちゃんと跡もきれいに拭き取っていたのですが、いつの間にかそのままで、上から上からと、気にしないで使っていました。ちゃんと使えますから、むしろ、ちょっと空気の層ができて良いのかもしれません。

いったいどれだけ裏打ちをしたのでしょうか。時の積み重ねのようです。絵画は正に時の積み重ねですから、これも一種の絵画かも。

ちなみに書は、その時が絵画に比べるととても短くて、瞬間を紙の上に閉じ込めたようなものです。身体が動いた跡を記録した芸術と言えます。