今日11月22日は、北海道土産のNO.1『白い恋人』の販売開始の日でもあった。
白い恋人は、私どもが若いときから道内限定販売に徹するべきだとの、地元商工会の意見を頑なに取り入れて、貫いてきた。
だからこそ貴重品となって、道外の物産展以外では求められないものとなって、人気を不動のものにしたのだ。
今年8月、不祥事が発覚して、その名は地に堕ちた。
北海道全体にとって、この商品は必要だった。だからこそ、地元紙も徹底的にたたくことはせずに、今日の再開にも好意を示した。
だって、これしかないんだもん。これが死ぬと北海道がぼっとんになる~~使い方、間違った?
それにしてもなぁ、創業再開が早すぎる。難しいお菓子じゃないから、そうなのかなぁと思わないでもないが、あの当時の衝撃の大きさから比べると余りに安易。
今回は、よくある賞味期限の改ざん。
余った商品の包装をやり直す。新しい期限を印刷して出荷する。
単純明快。 しかしね、食品を作るのには、消費期限だけでないんだよ。
材料~~例えば牛乳の産地と鮮度。工場までの運送方法。一日1回だけか、2回かなども、重要なキーポイントになるんす。
チョコレートの使用配分、何度で溶かして何度で製品に練りこむのか、型チョコの普段の保管方法は?冬は?夏は?
皆、違うのです。こうした細かな管理は工場長やましては社長様の頭や経験だけではやっていけないものなのです。
こうした全てをオールクリアしたとは思えない段階での出荷。
どうなりますことでしょう。