このところの気温(プラス7℃とか)で、雪融けが進んでいる。
我が家も札幌では一般的な「無落雪屋根」である。
いわゆる三角屋根ではないので、冬の間、降ってきた雪は屋根にそっくり堆積する。
今頃の時季になると、融雪が盛んになり、家の中を上下に走る排水パイプを下って、
下水パイプに下る。
1階部分の車庫の中に、その下水パイプが通じているが、四六時中、「小川のせせらぎ」
のような音をたてて流れくだっている。
パッとしない話だが、春近しの感が、この「せせらぎの音」で知らされる。
このところの気温(プラス7℃とか)で、雪融けが進んでいる。
我が家も札幌では一般的な「無落雪屋根」である。
いわゆる三角屋根ではないので、冬の間、降ってきた雪は屋根にそっくり堆積する。
今頃の時季になると、融雪が盛んになり、家の中を上下に走る排水パイプを下って、
下水パイプに下る。
1階部分の車庫の中に、その下水パイプが通じているが、四六時中、「小川のせせらぎ」
のような音をたてて流れくだっている。
パッとしない話だが、春近しの感が、この「せせらぎの音」で知らされる。
「ぐったりんこ」なんて言葉はない。
しかし、昨日はそんな言葉にふさわしいような疲れであった。
父が大動脈瘤と大腸がんの2つの大手術のため通算3ヶ月ほど入院後、無事、
退院できたのは、ついこないだの3月10日のことだ。
その5日後の昨日、これまた糖尿病で入院中の母の調子がいいので、急遽、
4度目の一時帰宅(半日)をした。
いくら体調がいいとは言っても、去年の正月以来、入院生活を続けていれば、普通の人の動きとはまったくと言っていいほど違うものだ。
懸命なリハビリのお陰もあって、動作の方は、時間はかかるが、
歩行や階段の上り下りはできるようになったのだが、
それはバリアフリーの病院内でのこと。
父のほうも退院後、まだ5日目だし、心配がないわけではない。
しかし母は、82歳の病人とは言え、女は女。
春用の服、ズボン、スカート、靴下、コート、化粧品などを欲しがって、
家に帰りたいと言う。
気持ちは分からないでないが、洒落っ気が残っているのが嬉しいものの、
そんなものまでなんで必要なんだ、って気持ちもこっちにはある。
父とボク等で、完全かつ常時監視のもと、3時間の「里帰り」となった。
病院と違って、家は段差だらけ、手摺りなどもつけてない。
立ち上がるたび、歩き出すたびに、監視が必要になる。
本人の用事を終えて病院に送り戻したときにはぐったりんこになるのだった。
でも、充実感もあって、父も喜ぶし、本人も生き生きするのがわかるというのは、
付き添いを実体験してみないとわからないんだなぁと思う。
介護もしてないのに、こんなんでは困ったもんだとも。
関係ないけど、こないだ行った温泉の胡蝶蘭。