それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

ラベンダーまつり

2012年07月28日 | 再開(地域と地域活動)

つい先日のこと、東海大学・札幌キャンパスを会場に【ラベンダーまつり】が開催された。
天気は薄曇りと、やや寂しかったが、大学の入口近くのなだらかな丘陵に
3,600株のラベンダーが咲いている。 満開にはもう少しといったところか。

このラベンダー、昭和15年に日本で初めて香料(香油)として、
ここ南沢(みなみさわ)地区の16haの畑で商業栽培が行われた地区として知られている。
その後、戦時中は食糧生産増強のため、転作を余儀なくされたが、戦後に復活。 
しかし外国、特にソ連からの格安の合成香料が輸入されたため、
昭和47年ころに30年間にわたる香油生産を終了した。

この地区では、東海大学が中心になって、南沢地区町内会連合会とその関連組織である
南沢まちづくり協議会などが一緒になって、このまつりを盛り立てている。

南沢地区は約6,000戸の世帯のほとんどが戸建住宅で、
高層のマンションや商店街は皆無。 純粋な新興の住宅街である。
その戸建の家々の庭では、多がラベンダーを植えており、今、この地区を
車で走ると、街並み、街の景観がラベンダーで統一されていて、整然としてキレイだ。

我が家から大学キャンパスまで、車で5分ほどと近いこともあって、
まつり見物に行ってみたわけだ。

先日買った家内のショルダーバッグ用に、連合町内会女性部による手造りの
【香り袋(ポプリ pot-pourri )】を買ってきた。

7月20日ころまでの札幌は「涼しい」の一言。 
真夏日は3日しかなく、乾燥しているので暑さを感じない。
まだ時期が早かったのだろう、肝心の『香り』を楽しめなかったのは残念なことだった。