地元の人が、地元産のコメを食べる比率を「地食率」と言うらしい。
昨日のNHKでもやっていたのだが、全国のコメの競争力が年々あがっている。
南日本では暑くても白くてまずい部分ができないコメに力を注ぐ。
北海道のような積雪寒冷地では、すでに品種改良がほとんど完了。
そこで、問題になったのが新潟産のコシヒカリ。
ほとんど品種改良がなされず、従来どおりの作り方、品質さえ
保っていればいいとのことで、いわばコシヒカリというブランドに
胡坐をかいてきたのではないか、という指摘。
全国一美味しいと言われた南魚沼産コシヒカリ。
我が家に届くそのコメも、白濁化して必ずしも美味しいとは言えない。
北海道には特A米は2つある。全国で5つだそうだ。
量的にも全国の都道府県で新潟に次いで2番目の生産高を誇るまでになった。
そこで自食率。行政~特に北海道庁が農家の組織と一緒になって
地道に、しかも派手にPR活動を続けてきたこともあって、
15年前の自食率は30%台だったのが、去年は90%を超えた。
いまや我が家も買うなら北海道米しか買わない。
なぜか。 美味しくて安いからに他ならない。
もちろん一流料亭、一流寿司店も道産米しか使わない。
こっちは、使わないと営業に支障を来たすからだ。
このコメが現時点での最良と言われる
2番手なのかな?
標準的かな? しかし、これでも十分。
他にもチャーハン、カレーライス、混ぜご飯などに適した品種もあり、
多種済々。
ところで雪のほうは、相変わらずで、昨日の当地近辺の積雪深は
140cmを超えており、例年の2.5倍。
消防団の人は消火栓を掘り出すのに大変な思いをしている。
町内会と市がタイアップして実施している【パートナー排雪】のあとでも、
これだけの雪が残される。気温とともに消え去って行くのが雪だが、
そうはいかないのが、この地。辛いものだ。
身体に一番堪えるのは【雪かき】なんだよね。
今年は稀にない【豪雪】だから、大変ですわ。
根雪は4月半ばにならないと融けてくれないようですね。
息子に訊くのも憚りますので、ボクの意見とします。
混乱していて申し訳ありません。
うちの父91歳は、当然、全てを新潟に拘る人ですが、コメに限っては「北海道のコメも食ってみたいのぉ」とか言います。
1年のうち10ヶ月以上は、新潟産コシヒカリを食べざるを得ないから。
知人、親戚から送られて来るのは、コシヒカリが圧倒的なのです。
だから「ゆめぴりか」などの特A米を食べる機会が少なくて、気の毒です。
ところで、地食率、自食率はどっちが正しいんでしょう?すみません、よく解らないもんですから。