雪融けが進む中、今日は八垂別(はったりべつ)墓地に行ってみた。
八垂別(はったりべつ)というのは、今は藻岩地区のことで、別に墓地に興味が
ある訳ではないのだが、ある理由があったからだ。
というのは、この地域は幕末・明治の探検家の松浦武四郎という人が蝦夷地探検をしたときに、
【八垂別(はったりべつ)】と命名した地域で、今の呼称とはまったく違う。
【北海道】という地名も、この松浦武四郎である。
この割と広い【藻岩・川沿・北ノ沢・中ノ沢・南沢】を総称して八垂別(はったりべつ)と
以前は呼んでいた。 ところが今では、この八垂別(はったりべつ)と称する場所は
ここの墓地と、もうひとつ、八垂別(はったりべつ)の滝と呼ばれる箇所の
二つしかないのが実態になってしまった。
昔からの言い伝えが滅していくなかで、なんとか名前だけでも残らないものか?
昔からこの地に住む旧家の人たちの墓地なのだ。
南沢神社はちょっと【風情】に欠ける感じだけど。。。
それでも町内会の人たちが階段の排雪をしているようだ。
隣接した社務所は立派過ぎるくらいで、今どきのつくり。やっぱりねぇ。
そろそろ雪も終了。春とは言えないけど、降雪の怖れは感じることがなくなった。
本州各地では、例年より桜の満開が伝えられる。【花見会】の宴も羨ましい。
当地でのソメイヨシノの開花は5月10日とされている。
同じ日本人なのに、なんでこんなに違うのか?
なんだか不公平感に思ってしまうのは、自分が好き好んで住んでしまった
からと思うしかないのでしょうか?
我が地方も4月上旬には開花しそうな勢いです。
「北海道」やその他の地名は、松浦武四郎さんが名付け親なんですね。エライ人です。
我が家に何町歩かの山があり、いわゆる里山ですが、そのてっぺんに平らな屋敷跡があるそうです。
アレから2年も経っているのでもうあれほうだいですけど、その名前がなんと「武四郎屋敷」というんですよ。
北海道の松浦さんとは全然繋がりがないかもしれませんけどね。
なると思います。
大学1年生のとき、GWの最中に桜が満開になって、
見に行ったことがあります。
そのときの写真を見ると、なんとスーツを着てました。
何とまた、時代がかった服装だったんだなぁと呆れてます。
山林を所有するいっこんまさん。
聞いただけで、ほぉ~~~!!っと溜息が出たくらい。
しかも【武四郎屋敷】ですって!?
きっと【北海道】と命名した松浦と関係があるものと思いますよ。