それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

古希を祝う会&同級会in新潟市

2018年05月18日 | 再開(雑記)

去年から出身の中学校の同級生のなかで、2018年は満で古希になるなぁ、一度集まりたいなぁ、なんて話が出ていた。

私が行くと言えば、幹事を立てて開催するとの話になっていた。

それで3月の中旬に馳せ参じることに決定をした。日程は5月14日(月)~17日(木)の3泊4日。父方の本家へのご挨拶も含めた。往路は小樽→新潟の新日本海フェリー14日午後5時出航、翌日15日の朝9時到着、ちょうど16時間の船旅だ。

高校の友人とも会うことにした。その他、お世話になった人たちや懐かしい場所も訪ねることも含めた。船中泊が1泊あるので、新潟では2泊3日なのだが、私としては3泊4日ということになる。フェリー到着から往路の新潟空港への送迎を含め、全てを中学の友人が車で完全アテンドしてくれた。

「ワシもまだ捨てたもんでないなぁ」なんて、恥ずかしながらそんな気分でいた。

↑ 5月14日(月)の小樽フェリーターミナルから撮影。桜あり。

カーテンを開ければ窓になっていて、閉塞感はない。この部屋、ツインだがシングルユースが可能。広いとは思わないが、一人でベッド他の全ての設備の配置は効率的・合理的で、逆に広過ぎると思うくらいだ。テレビ(主としてBSになるが。でも地デジもアナログの録画をしているのか、でかなり映る)、トイレ、洗面所、シャワー室が完備されていて、なんの不満もない。

天候にも恵まれて、揺れはほとんど感じることはない。快適な船旅。

↑ は入口から逆方向のカーテン側から撮った。寝るのは画像左のベッドでテレビが見えるようにした。

冷蔵庫、クローゼット、小物類(歯ブラシセット、シャンプー、ボディソープ等)も充実していて困らない。

カフェテリア方式のレストランがあって、海に向いた席でとりあえずのビール。このローストビーフ(右上)はロンドンでも食べたことのない絶妙の味だった。

部屋に戻ってのお楽しみに買った。大浴場でゆったりと湯に浸ってから、越後産の菊水(甘口だがアルコール度数が19度と高い)をししゃもの燻製を酒の肴に一杯。水は夜、喉が渇いたとき用に冷蔵庫に。大浴場は、夕方5時出航なので6時半くらいまで混んでいる。経験上、熟知しているのです。


 

新潟では信濃川に沿った萬代橋の付け根にあるホテル オークラに連泊とした。1泊だと1万円以上するのに、1泊に均すと8千円くらい というのは、シティホテルとしては安いなと思う。

この萬代橋(ばんだいばし)は、信濃川を挟んで、東新潟と中心部のある西新潟を結ぶ幹線の橋で、最初の1代目と2代目の木造の万代橋は大水に流されたが、3代目は昭和4年に今の姿になった。したがって、私が知っている万代橋はこれしか知らないが、亡くなった父が渡り初めしたという話を聞いていた。国の重要文化財だ。

なお、私が子どものころは「万代橋」と書いていたのに、いつから「萬代橋」と変えられたのか分からなかった。恐らく国の重要文化財と指定してもらいたかった、ということではないか。

先月も出雲大社や鳥取砂丘のバスツアーに行ったが、どんな小さな町や町でも、必ず特産品なるものがあって、観光客でにぎわっている。「北海道は観光大国ではない」というのが実感です。観光客(主として中国人)が大量に来るから、それに精一杯のっ努力をしている。しかし、自ら積極的に「観光業」に入り込む勢いがよく見えない、のが現状だろうと、要はビジネスチャンスを自ら放棄しているように見えます。

北海道は基本的には逆で、自然に甘えて力が入ってないと思う。本州と比べて札幌の評価を口にすると、うちの奥さんは激怒することが多い。私も結婚後45年、それほど強く奥さんに言われることはないと思ってるが、これが現実なのです。

弥彦神社にも行った。この神社も八百万の神を祀っているからか、先月行った出雲大社と同じく参拝の時には「2礼4拍手1礼」をするのだそうだ。

町に戻る途中、岩室温泉(いわむろ)で疲れを取った。

これは途中で立ち寄った「豪農の館」と呼ばれている屋敷だ。敷地8,800坪、建坪1,200坪という。越後随一の大地主で、全盛期には1,370ha(1,370余町歩)もあったが、戦後の農地解放で没落した。

 

恥ずかしながら私の出身高校だが、100周年のころだったか、建て替えられて当時の姿はまったく見られなかった。同窓というのは、単なる出身学生のノスタルジアではなく、物理的に存在して、見たもので、「ええーー!!」となるものでないかと。

今まで50年以上、払い続けてきた同窓会費。次はどうするかな??

本家~~と言っても、父は長男でなかったので、札幌に墓を建立したし、自宅の仏壇も父と母が「初代」なのだが、そうは言っても行ってみたいとの思いがあり、父の実家という意味だが、新潟との絆を確保するためには私にとって大事なお宅。その本家に挨拶がてら久しぶりに訪問したので、ついでだからと、阿賀野市にある出湯(でゆ)温泉へ行った。

後ろにある白い建物、「出湯温泉 共同浴場」とある。料金はたった200円。番台におばさんまでいる。シャンプー、リンス、ボディソープセット360円を払って入浴。

温い(38度くらいか)が時間をかけて入ると、じんわりと効いて、汗まで出てくる不思議な温泉だ。全頭ツルツルの友人は、38度のお湯なのに、頭からジンワリと汗(まみれ)になっておった。


 

本タイトルは「古希を祝う会兼同級会」となってるが、過去に還暦の同級会、65歳を迎えたときの同級会と、話す内容は同じで、よそ様が聞いても面白くないのは明白なので、省略させていただきました。

次ぎ、喜寿を祝う会ということになるのかもしれないが、みんなの話を聞いていると、病気や痛みが一つもない、なんて人はほとんどいないような状況で、同じメンバーで集まるのは到底無理だと感じる。そもそも自分も帰札してから、気力と体力の回復がやけに遅いのだから。

バカ話も多いのだが、記憶に残るのは、病気と介護。
地域によっても違うのだろうが、親の介護は娘なり嫁なりが在宅で面倒を見る、というのが本流のようだ。いろんな老人をテーマにした本を読んだりしたが、私の結論は、親孝行と親の介護は別の問題として理解する、ということだ。

テレビでも介護離職する中年が増えて、人不足の原因の大きな理由の一つになっているらしい。介護離職したら、何年も親の年金に頼ることになって、今さら働く気にならないらしい。

もったいないことだ。


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