それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

札幌市営交通

2013年07月11日 | 再開(雑記)

市営交通機関は地下鉄と市営バスと路面電車が「あった」。
この3つのうち、市営バスは累積赤字に耐え切れず、昭和5年開業だが
平成16年に廃業して、民営のバス事業者に移譲した。

だから今の市営交通は地下鉄(3ライン)と路面電車(1路線)だけになっている。
ボクは乗り継ぎ無しのバス1本ですすきの、大通公園、札幌駅などに行けるので、
滅多に地下鉄を利用することがなくなった。

自宅から札幌駅まで9kmあるが、片道たったの230円。中心部の民間駐車場は
350円~400円/h もするので急がない場合はいつもバスで行く。

 
市営時代のバス  移譲された各社が塗り替えて使用する


これも全面の下部にSTとあるので、Sapporo Transportation 時代のもの 


市電の路面電車は来月の8日、この新車両を投入する


先日、映画を観に行ったら以前のカードの残金が少なくなっていたため、
購入したプリペイドで、市営交通(市電と地下鉄)の他、各社で利用できるので、
『共通』カードである。  3,000円で300円のプレミアムが付いてくる。
カードは1,000円から1万円まで4種類。
別に、SAPICAというカードがあり、JR北海道のKITACAとも最近だが、
相互利用が可能になった。


これは【ササラ電車】と言って、雪が線路に溜まる都度、随時運行される。
車道や歩道と共通・並行になっているからだ。

地下鉄は昭和46年、札幌冬季オリンピックが開催になる昭和47年に備えて
南北線が造られたものである。  その後、昭和51年に東西線、昭和63年に
東豊線が開業し、延長工事も行われ、現在3路線になっている。


地下鉄路線図


真駒内行きの南北線の一部区間は地下でなく、地上シェルターとなっている


札幌の地下鉄は世界初のゴムタイヤを使った車両で、騒音と振動が軽減される。
3路線で総距離48km、駅の数49、平均速度40km/hという具合である。

問題は財政状況
バスは、一部の運転手の年収が1,000万円を超えるなど、異常な状態が長く続き、
路線の廃止に次ぐ廃止で赤字続きの経営だった。

市電は規模が小さいだけ赤字は少ないが、赤字は赤字
大通と札幌駅間に市電が走ってないので延伸する予定だそうだ。

地下鉄に至っては3,300億円の累積欠損金を抱えている(平成23年度末)。
南北線などは開業後、40年以上が経過している。そろそろ何とかしないと。。。

札幌の人口は193万人(2013.06.01現在)と微増はしているが、
いずれは高齢化の波には敵わず、人口が減少していく。

生産人口も増えるとは限らない。多額の塁損を消す可能性があるのか?
一市民として心配だ。こういう問題は子や孫、子々孫々に伝播する。 

  


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2 コメント

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Unknown (いっこんま)
2013-07-12 22:34:48
新型の路面電車、かっけ~~~っ!
乗ってみたいです~~。

郡山では、とくに私の地元ではバスの利用客がどんどん減って、だから一日の運行数が減って・・・悪循環です。一日に何本かのカラカラのバスが走ってます。

今更昔住んでいた仙台の話をするのもなんですけど、
当時仙台でも路面電車が走ってました。
五橋から北仙台方面へ、また南の長町方面へと乗っていたのですが、私が郡山へ戻って来て何年経った頃でしょう。路面電車が地下鉄に代わってしまいました。
今仙台へ行くと、市バスの乗り場とかは変わってないので、不自由しませんが、地下鉄には、路線がどう走っているのか分からないので、一人では乗れません。
もっともたまにしか行かないので、ついついタクシーに頼ってしまいます。

今でも五橋駅に立っている夢を見ることがあるんですよ。9年間住んでましたからね。
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いっこんまさん (シン)
2013-07-12 23:40:09
記事にも書きましたが、すすきの~大通り~札幌駅間の市電延伸が実現すると、駅前通りは上は車道・歩道・市電が走り、2段目のB1Fに地下歩行空間(チカホ)・ポールタウン(商店街)が走り、3段目のB2Fに地下鉄が走ることになります。

なにせ冬の積雪寒冷のことを考えると、多様化することが大切です。

いっこんまさんは確か仙台の有名私大卒でしたよね。
同じ大学から、北海道出身の行員が大勢おります。
卒業後、5年間、仙台でお仕事されてたのでしょうね。
9年間おられれば市内のことは知り尽くしておられることでしょう。

雪もそんなに多くないでしょうし、冬の寒さもそれほどではないでしょうから、住みやすい環境にある街だと思います。
最初に仙台を訪れたのは大学2年生の頃でした。
七夕を見に行ったのです。
その絢爛豪華な七夕は今でも鮮明に目に焼きついてます。

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