昨日は2月3日、節分だった。藻岩神社ではコロナ禍でも、年男が豆まきをしていることだろう。大豆を煎って投げるのは内地の暖かい地方に限られると思うが、当地は雪が邪魔して投げても拾えない。なので、神社の赤い朱印を押した小袋に事前に10種類ほどのマメを入れておいたものをながるのだ。これだと拾いやすいし、衛生的でもある。
我が家ではもちろん、経った二人の老人なので、豆まきはやりません。「鬼は~外 福は~内」もやりません。
ただ恵方巻を買ってきて、今年の恵方の北北西に向かって、無言でその太巻きを食べるだけ。セブンイレブンが発祥の恵方巻。昔からの風習に乗っかって出現したのだとばかり思っていたが、20世紀末頃出現し、21世紀に入って爆発的なブームになったらしい。
バレンタインやハロウィンなんかと何かと似たところがある。日本人が興味を示すものは、大体お祭りに関係していて、それをもって騒ぐのが好きな国民性なのだろう。
太巻き2本だと多過ぎるのは去年の経験から知っている。太巻き1本を二人で分けて、これだとちょっと足りないので、恵方細巻きと書かれた納豆巻き3本を二人でというのがちょうど良い。
一時、食品ロスを招くとして批判を浴びた恵方巻も、最近は陳列は随分と少なくなった。コンビニなんかでは予約制をとるところもある。賢明だが、面倒臭い。
それにしても、呆気なく終了するのはちょっと寂しいね。
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