南区の豊滝という地区がある。 そこに『道路情報館』という施設が建っている。
国道230号線に沿って建っているので国の施設である。
道路情報館全景
当施設は北海道開発局(国土交通省)の札幌開発建設部の所管である。
なんのために、このような立派な施設が建設された(平成13年)のか?
国道230号札幌市南区豊滝地区に北海道で初めての「道路情報館」が
平成13年2月15日に誕生した。ここの「道路情報館」では、道路を利用する人たちに
道路に関する多くの情報を提供するとともに、道路に関する展示物を通して
道路事業を広くPRすること、図書、ビデオなど道路に関する資料を公開するなど、
多くの道路を利用される人たちの声に耳を傾け、それを道路事業に反映させ、
同時にドライバーと道路管理者との交流を図る場所である。(PDF HPより)
したがって、この施設にはいろんな展示や資料が利用できることになっている。
ところが行ってみると休憩室とトイレのみしか開放されていない。
職員もいない。 ただ、この地域の国道の除雪を担当する『除雪ステーション』が
併設されているだけだ。
10年以上も前に作られた施設だが、駐車場もガランとして広い割りに車も少ない。
単にトイレと休憩と車中泊の3つの役目しか果たしていない。
これこそ税金のムダ使い、そのもの。
併設されている除雪ステーション 後ろは八剣山
休憩室 奥に展示室などがあるはずだが.....
こういうことを国がしておいて、今年の借金は1,000兆円を超えるだの、
欧米の財政不安・財政危機につられて円高になって困るだの、
では逆にこっちが困っちゃうよ~~
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