チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

笑顔は人を幸せにする

2011年11月07日 13時56分03秒 | 日記
笑顔の美しい人は魅力的
昨日の結城でのトークショー
女優の壇ふみさんは笑顔が美しい
それも子供のような無邪気な笑顔だ

昨日は笑顔のオンパレードだった
フアッションショー出場をお願いしたモデルさんたち
といってもプロは河内隆さんお一人
後のかたは舞台を歩くなんてことも今までの生活には
あまり無かったと思うのだが

もう皆さん笑顔が爽やかで
周りの人を幸せにしていた

「私80歳を過ぎているのよ」
と舞台で公表した島立美江子さん
お気に入りの結城紬に蔦の葉の帯を締め
「袖裏は紅絹よ」
ニコニコ笑顔が無邪気で
ツイ壇さんも「すてきね」

青い蔦の葉は若々しすぎるから
少し色づいた葉っぱを入れてねと頼まれ
そのとおりにしたのでまの季節にピッタリ
「それ私の年にピッタリでしょう?」
と笑いを誘う

鈴木陽子さんも笑顔では負けていない
「こんなに横に大きくても結城紬は体に添うのよ」
とVサインをして会場爆笑

365日結城紬を着て仕事をしているという
結城市の商工会議所会頭さん
中折れ帽も良く似合い
「肩がこらなくていいですよ」とにこにこ

何十年か前
チャコちゃん先生は自分で台湾までの船旅を企画し
台風にあうわ莫大な赤字を出すわどん底を味わった
そのときナカタニが
「えがおえがお、こういうときこそ贅沢に」
と元気付けてくれて

人と目があうと知らない人にも笑顔を送った

あるとき船を借りきったイギリスの親会社が
「ヒサコがかわいそうだからアラスカのクルージングに招待する」
と10人を招待してくれた

日にちがそれぞれ分かれていたのでチャコちゃん先生は
日本人一人の旅となった

片言しか話せないので
もっぱら笑顔
そのお陰で最も人気のある日本人となった
最も毎晩行われるイブニングパーテイのきものすがたに
点数が入ったのかもしれないがーー

わずか10日間であったが
笑顔笑顔の24時間がすっかり顔に張り付いて
「ヒサコ眠ってるときも笑っている」
デッキのチェアーでで隣同士になったアメリカ婦人から
からかわれる始末

でも笑顔はこの世の宝
昨日の皆さんの笑顔
その笑顔のお陰で疲れも吹っ飛んだ





中谷比佐子を知る→中谷比佐子の粋モダン

お買い物はこちら→KOSMOS屋
             自然素材のオリジナル商品 
             湯文字、絹の帯まくらなど
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肺炎

2011年11月05日 10時35分50秒 | 日記
参議院議長の西岡武夫氏が今朝二時過ぎになくなったという
チャコちゃん先生密かなフアンだったので残念
31日まではお元気で職務についておられた
政治をきちんと知っている人が一人かけた
しかも常に正論をおっしゃる方が

某有名なフアッションジャーナリストのご主人とよくにていらして
私達はよく冷やかしていたのだが
そのご主人も昨年肺炎であっけなくなくなった
お年も75歳だったかな

90歳以上の肺炎死亡率は高く第一位
65歳以上の方は肺炎に気をつけたほうがいい
全体的には第四位の死亡率だという

肺炎は空気中の微生物を吸い込んで発病する
本来肺の中は酸素を入れて炭酸ガスを出すという働きのため
ドライでないとダメなのだそうだ
しかし微生物が入ると一部が水浸しになり
酸素を取り込むことも炭酸ガスをだすことも
出来にくくなり呼吸困難になってくる

急に発病をするのでこの世の中で一番怖い病気かもしれない

他の病気で入院をしていても死因が肺炎という方は多い

咳や痰が激しく出始めたらすぐ医者へ
急激に発熱もするらしいが
80歳以上になると熱もでにくくなるのだという
厄介だから早目の診察を

免疫力が弱まっていると罹りやすいので
早寝早起きそしていつもの地産地消の食事をし
良く噛む
というのも大切だと思う

チャコちゃん先生は咳と痰が良く出る
だから肺炎には注意している
そのために絹を着て国産のものを口にしよく噛む
いまのところかろうじて生を全うしている

咳は汚れの激しいところに行くとでるし
空調の風を吸ってもでる
香水にも反応をすることがある
それは微生物がわんさか口に入るということだ
咳をしているうちはその微生物を追い出しているので
感謝しつつ咳をだす

都会に住む限り微生物は遠慮なく口から入る
うがい、手洗い本当に大切
空気の良いところで思いっきり呼吸するのも予防か

西岡議長の死で肺炎について、免疫について
考える時間を与えていただいた感謝

ご冥福をお祈りします





中谷比佐子を知る→中谷比佐子の粋モダン

お買い物はこちら→KOSMOS屋
             自然素材のオリジナル商品 
             湯文字、絹の帯まくらなど

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足が小さくなった

2011年11月04日 10時11分39秒 | 日記
Ⅰ年ぶりに靴を買いにデパートに行く
タナカと一緒だ
タナカはハンドバックを買いたいという
デパートでなくてはならないのは
一年がかりでためた商品券があるから

先ずチャコちゃん先生
いいなあと思うのはみんな5万円以上
「ムリムリ」
靴売り場を歩く
ダンビロ足にいい靴メーカーがあり
タナカはここのお得意さん
兄と妹良く足の形が似ているといつも感心している

まそれはともかく
ここの靴屋には珍しくお洒落な形がありはいてみる
「ウンいいわね」
でもいつものサイズが大きい
半サイズ落としてはいてみる
「アレ丁度いいだけどまだゆるい感じ」
それではと一枚敷き皮を敷く

他の靴も履いてみるとみんな半サイズ小さいのがいい

そういえばどんなに疲れても足袋がパンパンになることがなくなった
「コレって足が縮んだのかしら」
「いや締まったんでしょう?」
「バレエのお陰?」
「そうだとおもうわ」
5年目にして結果がでたかー

ヘイヘイやったね!

もともと草履は23だったのに
足幅が広くて靴は23・5を履いていた
小指が痛いのね
そういえばここのところ厚めの靴下を履いても
手元にある靴みんな難なく入る

嬉しい足が締まったんだ!

喜び勇んで
「ハンドバックを買ってあげる」
と偉そうに見て回ったらここもみんな8万円以上
「ゴメンだめだわ」
「ここはウィンドショッピングだわね」

だけど若い人は平気で購入している
「すごいね」
「よくお金あるね」

二人のおばさんはしょんぼりと通り過ぎるのみ
仕方がないから
何が仕方がないのか知らないが
二人で洋食屋に行きオムレツを食べてご満足

草履は安いね3万円で10年持つ

それにしても
我がどじょう総理世界に向けて
「増税します」
なんていっちゃったのね

「この上消費税を増やされたらやってられない」
「わたしたちどう生きたらいいのかしらね」

「暗くなるからワインのもうよ」
「先ずは毎日一生懸命仕事しましょう」
「今できることをきちんとやるしかないね」

とそれぞれの家路につく






中谷比佐子を知る→中谷比佐子の粋モダン

お買い物はこちら→KOSMOS屋
             自然素材のオリジナル商品 
             湯文字、絹の帯まくらなど

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色づいた

2011年11月03日 11時20分46秒 | 日記
公園の木々が色づいてきた
ここのところ温かなのだが
植物は季節がちゃんと分かる
つくづく豪いなあと思う

季節に合わせて生きている
先日来から桜が咲いたと騒いでいるが
昔から櫻って狂い咲きをするのですよね

なんか間違っちゃうらしい
季節の捉え方が
でも不断桜というのがあって
春と秋冬と咲く桜がある

この桜の葉っぱから江戸小紋の型紙が生まれた
葉っぱが型紙になったのではなく
葉っぱの虫食い状態を見た知恵者が
この虫食いの葉を紙に置き上から墨をぬってみたら
まことに面白い柄になり
其れをみやげ物として売りはじめたという

この不断桜のあるところは伊勢の白子神社
お伊勢様に詣でる全国の善男善女は競って買ったであろう

其れがダンダン進化して柿渋で塗り固めた和紙を彫り
其れが裃の柄の型紙となって
今日江戸小紋といわれる極細かい小紋の型紙となった

こういうの日本人の知恵ですよね

さらにすごい知恵は
伊勢といえば紀州藩徳川御三家の一つ
この型紙が徳川幕府を守った

というのは型紙を全国に売り歩く商人は
関所を素通りできどこの藩にも通用する通行手形をもたされた
そこで何をしたかといえば
型紙を売りながら諸藩の動きを調べていたわけ

伊賀は黒子として
型紙商人は表の情報

伊勢の型紙の取材をしたとき
その型紙職人達が情報の交換をして其れを整理する会を
集まって開いたときの食事やその作法
情報の取り方の順序などを書き記したものを見て
徳川幕府の用意周到さに驚かされた

チャコちゃん先生のおバカなところは
こういうときの取材ノートを何処かに紛失してしまっていること

きものに関わる取材より
その裏の話のほうがもっと大きかったことを覚えている
きものの取材と言うことで
色んな影を見せてもらえたのが今になっては貴重

そこに本当の日本があった

いつも虫食いの桜の葉を見るとそのころのことを思い出す
桜の葉の紅葉は美しくて味がある






中谷比佐子を知る→中谷比佐子の粋モダン

お買い物はこちら→KOSMOS屋
             自然素材のオリジナル商品 
             湯文字、絹の帯まくらなど

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本は植民地にならない

2011年11月02日 20時15分03秒 | 日記
今実際は某国の植民地になりそうだと
識者は心配している「国民は何をしている!」と

チャコちゃん先生は日本人は根本のところで
自分を取り戻すと思う
現状は確かに日本を失ったようなかんじがあるが
きちんと分かっているのは国民で

何も分からず日々を暮らしているのが
表に出ている政治家や官僚、マスコミ、財界人ではないだろうか
日本人の心を持っている人はみんな落ち着いている
穏やかにそして俯瞰して世界を見、日本を見ている

そういう人たちは生きることを楽しみ
楽しむことに努力している
確かに有り余るお金を持っている人は少ない
でも精神的に裕福であるから顔が美しい
透明感がある

TPPではとにかくアメリカが日本に輸出をたんとしたいのでしょう?
肉を、小麦を、果物を、石油をーーーー

買わなければいい
少々高くても日本の土で生まれ育ったものを食べればいい
コレは地産地消を実行するいいチャンス
その地で育ったものを食べていれば病気になる確立は少なくなる

細胞に無理をしないから常に細胞は生き生きする
着るものも石油に頼らなければいい
石油が出来るのに何万年もかかるが
そしてそれは土に戻らない

しかし麻も絹も一年で生産でき産物となる
しかも循環して土に戻る

日本人は循環を尊ぶ民族だもの
植民地なんてしようと思ったってなかなか出来ないと思うよ

国を売ろうとする政治家がでれば出るほど
日本人は自分の文化の良さを知り
日本人の美しい魂に気がつくはず

日本の言葉がある限り
其れを使っている限り
日本は植民地にはならない

大麻の栽培許可を求める働きが
小さな町から次々に始まっている
戦後の誤解をこのTPP騒動で逆に多くの人が気がつき
質していこうとしている

肩書きの全く無い
若い人たちの手で日本は生まれ変わろうとしている

チャコちゃん先生は日本を心配しない
日本に文化がある限り
心配は要らない

日本語を正しく使うこと
日本の麻や絹を身につけること
日本の土地のものを食べる

こういうことが大切ではないかしらん

小千谷の樋口さんから天日干しの新米が届いた
本当に美味しい
米と養蚕の国ですね
近いうちに麻の国にもなる






中谷比佐子を知る→中谷比佐子の粋モダン

お買い物はこちら→KOSMOS屋
             自然素材のオリジナル商品 
             湯文字、絹の帯まくらなど

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニューヨーク五番街

2011年11月01日 14時01分49秒 | 日記
ついにニューヨークの五番街に
世界最大規模の(1400坪)の店を10月14日オープン
アメリカ経済は日に日に傾いているので
きっとこの店は成功する

開店日2000人の客がオープンを待ち構えて
並んでいたそうな

この町を訪れた人はお分かりのように
超高級ブランドの店が建ち並ぶ
バブル期この街のビルを日本人が買ってニューヨークッ子を
あの敗戦国の日本人がここまでになったと驚かせたが

このユニクロは大衆があたりまえのように待っていた
という感じであったとニューヨークに住む友人が教えてくれた
「きっとおお流行りするかもね」
ユニクロはアメリカのデザイナーを良く使っているので
アメリカ人にはなじみのあるスタイルなのかもしれない

初めてケネデイー空港に着いた時
今から40年近く前だ
こんな広い領土を持つ国とよくぞ戦争をしたものだな
というヘンな感想もった

その頃まだ日本ではブランドの市民権がそれほどではなったので
五番街に行ったときはうろたえた
こんなに贅沢な暮らしをこの国の人たちはしているのかと

アメリカ人と結婚をした同級生の家にホームステイを20日間も
していたが
賞味は10日間くらいであとは一人でぽこぽこ少旅行

ニューヨークのエリートサラリーマンはすごいよ
朝6時には彼女の夫はいない
そして夜は10過ぎのご帰還

「チャコもっと泊まってよこのとおりだモノ寂しい」
金はたくさんあっても心は隙間
しかし週末は絶対の家族サービスだ
べったりと家にいて料理を作ったり、子供と遊んだり
奥方の機嫌をとったりと忙しい
「でもコレはこれで鬱陶しい」
「贅沢いいなさんな」
「でも愛してる愛してるってべたべたするでしょう?」

確かに日本の女性はめんどくさがるねーー
「あなたがアメリカ男性を選択したんだからガマンなさい」

ある夜五番街の高級レストランにその夫妻が連れて行ってくださった
櫻の頃だったから白地にしだれ櫻を手描きした訪問着を着て赴いた
そのレストランに入るや否や
客の男達が席を立って拍手をする
「誰に?」と振り返ると
「YoU!」
嬉しかった!友人夫妻も鼻が高かったみたい

あちらこちらからシャパン攻めだった
この一瞬アメリカが好き!とーーー





中谷比佐子を知る→中谷比佐子の粋モダン

お買い物はこちら→KOSMOS屋
             自然素材のオリジナル商品 
             湯文字、絹の帯まくらなど

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする