春は新緑と桜のころ
秋は銀杏並木
東京が美しい季節
このいちょうなみきを切り取ってしまうという「おばか」な都知事を抱えている都民は悲しい
東京はビルが多すぎる
しかも無計画な建築でどんどん空が狭くなっている
そういう中で昔からある街路樹が季節ごとに自分の美を見せてくれる
関東平野といわれるほど平野が続く東京
あらゆる町から富士山の夕焼けを眺めた
六本木の交差点で眺めた富士山が美しかったのを思い出す
あちこち富士見が丘など富士の名前の付く丘や町が多い
東京の町は坂道が多いので、坂道を抜けたところで富士山が見えていたところも多い
そういう東京の景色は富士山あってのことだったと思う
建築はそこを考えてほしかったな
面白いのは都庁舎
出来上がったときは否定的な感想が多かった
この都庁舎
月をバックにする夜はなかなか味なもの
また夕焼けで建物全体が茜に染まる瞬間も美しい
丹下健三はそこまで計算したのだろうか?
東京に住み続ける者として
江戸情緒の残る場所はきちんと残してほしい
今考えると公園をやたら作ると反対されていた美濃部都知事に感謝かも
石原都知事も東京を愛していたな
首長の仕事はそこに暮らす人たちの安全と平和それに日本人独特の感性や情緒も計算に入れる必要がある
もちろん国のトップも同じ
今朝は銀杏並木を歩いていてつくづく思ったものだ
「今の季節東京は美しい」と