はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

秋の道東2024③

2024-11-02 21:32:00 | 日記
最終日は、早朝カヌー。
和琴半島を回るレイクツアーです。

朝5時半過ぎ、少しずつ空が明るくなっていく時間です。

スタートしてすぐに鮮やかな赤が見えました。




イタヤカエデのようでした。赤とオレンジのグラデーションが見事です。

和琴半島は植生が豊かなので、様々な色合いが楽しめます。

枯れ枝と紅葉の組み合わせが素敵。

アオザギが狩りをしようとしていたので近づくと、飛び去りました。

カヌーでゆったり移動すると、いろんな角度から紅葉が眺められます。

半島と反対方向を見ると、雲と霧が幻想的な風景が広がっています。
半島から少し離れると、ボリューム感たっぷりの紅葉が楽しめて、

近づくとそれぞれの美しい色をじっくり観賞できます。



岩に張り付いたモミジ

屈斜路湖の景色も朝日を浴びて鮮やかになってきました。





雲と霧の動きによってどんどん変わる景色。

半島側の景色も目が離せません。

赤い縁取りがあるように見えるハウチワカエデ。

他の木々との組み合わせが絶妙。

赤・オレンジ・黄・緑、互いを引き立てあっているようなハウチワカエデ。

土田さんがカヌーの位置を調節してくれたので、山の向こうから昇ってくる朝日を拝めました。




雲海も美しい。

オヤコツ地獄に到着。

ゆで卵を作るための穴を掘る夫。

ボコボコと沸き立つお湯の中に

卵を入れます。

数分待ってお湯から引き上げます。

半熟ゆで卵の出来上がり。

地熱で暖かくなっている地面に座って食べる卵、最高でした。

少しぼーっとしていると、夫が枝を地面に突き立てて、枝に石を投げて当て始めました。

すかさず土田さんも投げ始めて、

10数投目で枝を倒しました。

地面から噴き出す蒸気で変色したモミジの葉。

休憩が終わり、再びカヌーを漕ぎ出します。



太陽の位置が少しずつ高くなってきました。

湖面に移る紅葉も素晴らしい。



ナナカマドの紅葉した葉と実が付いたままの木があり、すごく嬉しかったです。



岩についた白いラインは、水位が高かった時の跡。




このナナカマドは葉の色がサーモンピンクみたいで、特に可愛かったです。

絵葉書にしたくなるような景色。

雲と霧が増えてきて、より幻想的な雰囲気に。



ゴール地点が近づいてきたので、最後に紅葉を目に焼き付けました。



カヌーから降りたらすぐに風が強まってきました。

突風で吹き荒れる葉、冬の気配を感じる瞬間でした。


お宿かげやまに戻って、朝ご飯。

食後の紅茶を飲みながら、影山さんとおしゃべり。楽しい時間はあっという間でした。

10月の道東にずっと行ってみたかったのですが、思っていたよりもさらに素敵な風景に出会えて、充実した秋の旅になりました。






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秋の道東2024②

2024-11-01 21:11:34 | 日記
釧路市から弟子屈町へ。
休憩がてら塘路駅に立ち寄りました。

釧網本線の発車時間が近いせいか、意外と人がいました。
茅沼駅と標茶駅の間で車両が通り過ぎるのを見ました。


牧場にも立ち寄りました。
ポニーは人懐っこくて、撫でさせてくれました。鼻息が温かかったです。

ヤギは離れたところにいて、こちらを見て一回だけ鳴いてくれました。

少し時間があったので、初めて多和平にも行ってみました。

標茶町のカントリーサインに描かれている風景。

展望台の上からは360°見渡せます。





羊が放牧されていました。


弟子屈町に到着。
今回もSOMOKUYA土田さんのガイドでカヌーツアーをお願いしました。


気温11℃、風が強かったので体感温度はもっと低く感じました。
白鳥たちが離れたところで賑やかに鳴いていました。

カヌーが動き始めると、数羽が飛び立ちました。

7月に見た深緑は落ちて、見通しが良くなっていました。水量はかなり少なめ。

スタートしてすぐにカワセミに会えました。

黄色く色付いたブナ

鏡の間周辺

川面に浮かんだモミジ

カエデも

モミジかカエデか、真っ赤に色付いた木もありました。

ヤマブドウの紅葉

再びカワセミ発見。なんとか撮影できました。

野鳥の囀りを聴きながらのカヌー、時間の感覚がなくなったように感じることがあります。

ガイドの土田さんが、「ヤマブドウ食べてみませんか?」とカヌーをとめてくれました。

自然の中で熟成されたヤマブドウ。

甘味と酸味のバランスが良く、おいしくてあっという間に食べ切りました。
素朴な優しい味わい、子供の頃に祖父母の家近くにあったユスラウメを食べたことを思い出しました。

派手さはないけれど、色付いた木々が美しい景色が続きます。

大好きなカワガラスに会えました!
とにかく動きがかわいい。
つがいでそれぞれに潜水している姿を堪能。
すぐ近くにシマエナガとハシブトカラの群れもいて、双眼鏡で追うのは大変だったけれど、たくさんの野鳥が見られて嬉しいひと時でした。

エゾシカが時折がさがさと音を立てて移動しているようでした。

毎回楽しみなティータイム。ヤマブドウのジャムが入ったパウンドケーキと一緒に。

ツアーもいよいよ終盤に。
流れが急になるこの辺りは、ヤマセミスポット、今回も3羽に会えました。
先導するように美しく飛ぶ姿、何度見ても感動します。

赤いびるわ橋を通過したらツアー終了。

この写真を撮ったすぐ後、先ほどまで先導してくれていたヤマセミが川上に向かって飛んで行きました。

ツアーの後は、砂湯へ。
日が暮れかけていて薄暗い中でも、色とりどりの紅葉が美しかったです。








冬と違って砂湯には白鳥はおらず、遠くにちらっと見える程度。

大きな鳴き声は聞こえてきました。

移動中に少しだけアトサヌプリ(硫黄山)を見ました。

お宿かげやまに到着。

素敵な空間で美しく盛り付けられた料理を頂きました。


夜はほとんど炭水化物を取らなくなったけれど、かげやまさんではしっかり白米を頂きました。




















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