はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

北海道の旅 留辺蘂〜佐呂間〜網走編

2017-09-29 22:11:03 | 日記
美幌峠からしばらくドライブ。
北見市に入ると、あちこちに収穫した玉ねぎが積まれていて、窓を開けると玉ねぎの香りがしました。

北見市留辺蘂にある、北の大地の水族館に到着。
1年ほど前にテレビで見て、行ってみたかった水族館です。
滝つぼをイメージした水槽には、オショロコマが。


冬は凍る水槽。今はみんな元気に泳いでいました。


イトウ。思っていた以上に大きかったです。




スタッフの方が作成された解説が面白く、いいセンスしてるなあと思いました。




写真は撮れませんでしたが、山女の遡上を見ることができました。


時々酒のあてに頂いている氷下魚。

解説はこちら。


フウセンウオ。

解説はこちら。


小さな水族館ですが、楽しみながら学べるのが良かったです。


2泊目は近くにある温根湯温泉。硫黄の香りのする無色透明の泉質、肌に優しい感じでした。


3日目はさらに北上して、オホーツク海方面へ。
道中の景色、絵になる風景ばかりでした。


佐呂間は南瓜の名産地。広大な畑に南瓜が山積みされていて、北海道らしさを感じました。


サロマ湖展望台からの眺めサロマ湖とその向こうに広がるオホーツク海。
壮大な光景、表現し難い美しさでした。




ここでは2匹のエゾリスに遭遇!
素早すぎていい写真は撮れませんでしたが、いろんな鳴き声が聴けたし、仕草がめちゃくちゃ可愛くて、すっかりエゾリスのファンになりました。


サンゴ草(アッケシソウ)がこの時期の見頃ということで、ドライブしながら見どころに立ち寄りました。
ワッカ原生花園


能取湖の群生地


人の立ち入れないエリアには鳥がたくさん。



この旅ではさまざまな形で自然や生き物と触れ合え、エネルギーをしっかり充電できました。

釧路で牧草地帯に佇んでいたタンチョウは、遠く離れているのに大きくて悠然としていました。
釧路川の鏡の間で見かけたニジマスは、ガイドさんのお話では川の主だと思われる大きさで、カヌーのすぐそばをゆったり泳いでいました。
佐呂間で見かけたエゾリス、今まで図鑑等で見ていた時は興味がありませんでしたが、自然の中で見ると一目で魅了されました。

実際に体験することの素晴らしさをたくさん感じましたし、それによって心身ともに解放されていくような感じもしました。

今度は冬の北海道に行ってみたいです。




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北海道の旅 屈斜路〜摩周編

2017-09-28 22:02:14 | 日記
旅の2日目は、早朝の釧路源流カヌーツアーから始まり。

屈斜路湖からスタート。

ガイドさんの話では、屈斜路湖は山手線内の面積より大きいとのこと。その湖面には私たちが乗ったカヌーだけ。なんて贅沢なことだろうと思いました。

釧路川に入ります。

ゆったりした川の流れ。目に入る全てが新鮮で、耳に入ってくる水の音や鳥のさえずり、1つ1つがクリアに聴こえました。

鏡の間に到着。ここだけ年中変わらず水温が10度だそうです。


この辺りの木は昔から切られずにいたそうで、他の場所と比べて大きく育っていました。


透明度の高い綺麗な水。


山葡萄の紅葉。


途中でコーヒータイム。

アカゲラやゴジュウカラがキツツキ中らしく、リズミカルな音が響く中でのコーヒー、とっても美味しくて不思議なひと時でした。

少しずつ日が高くなり、朝日が射しこんだ釧路川。


ゆったり進む75分のツアーは、数時間は経ったような、あっという間だったような。


初めてのカヌーツアー、写真や言葉では表せないほど感動しました。
自然をこれまでにないほど身近に感じ、もっと大切にしたいと思いました。
次回はガイドさんから勧められた、厳冬の時期に体験してみたいです!
ただ早朝はマイナス27度の気温の中を進むそうなので、今回以上に防寒対策をしっかりしないと…
(今回もまだ9月なのに早朝の川はかなり寒かったです


屈斜路湖を後にして、神の子池へ。
到着時は小雨が降っていましたが、美しい青い水面が出迎えてくれました。


続いて摩周湖へ。霧の摩周湖、の名の通り、深い霧に包まれていました。

風が強くて、霧が晴れて湖の全貌を見ることができました。


摩周湖から降りる道中、気になる山が。
硫黄山です。







再び屈斜路湖へ。
砂湯からの屈斜路湖。


昔、話題になったクッシー。いつか会えるのでしょうか?


美幌峠からの屈斜路湖。雲が晴れたので、とても綺麗な眺めを堪能できました。




旅の計画を立てている時は阿寒湖と摩周湖を中心に考えていましたが、実際行って見ると屈斜路湖でいろんな楽しみ方ができ、一番印象に残りました。





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北海道の旅 釧路〜阿寒編

2017-09-27 22:15:26 | 日記
北海道へ2泊3日で行ってきました。

私は初めての北海道。
時々飲みに行く武蔵野酩酊学研究所のご主人が釧路辺りのご出身なので話を伺ったところ、
「米が作れない道東・道北をおすすめします」
との一言が。
本州では見られない景色が見られる…それを聞いたら俄然興味湧き、道東エリアを旅してみることに決めました。

羽田空港からたんちょう釧路空港へ。
釧路地方は気象状況が不安定で、引き返す可能性ありとの一報にドキドキしましたが、無事着陸できました。

レンタカーを借りて、牧場が点在するまっすぐな道をひた走り、釧路港近くの回転寿司で腹ごしらえをしました。
(どれもすっごくおいしかったです!)

まずは釧路湿原へ。
釧路市湿原展望台近くの木道を散策。

思っていた以上の湿原の大きさにびっくりしました。


苔もいい感じ。

カラッとした空気の中を歩くのが気持ち良かったです。


次は阿寒へ。
時間の関係で少ししか入られませんでしたが、アイヌコタンにも立ち寄りました。


まりもを見るために、阿寒観光汽船に乗船。





小学生の頃にお土産でもらった瓶に入ったまりももどきに一目惚れ。しょっちゅう眺めてはうっとりしていたのですが、ようやく本物のまりもと初対面です。


巨大まりも!


最後はこのように形を崩していくそうです。

想像以上にかわいくてもっと眺めていたかったのですが、15分の時間制限があり、再び船に戻りました。

近くのホテルの前には、ナナカマド。

阿寒湖周辺や街路樹、いたるところにナナカマドを見かけるので、それも新鮮でした。

阿寒を後にして、宿のある弟子屈へ。
弟子屈のカントリーサイン、かなりかわいいです。


あちこちに牧場があるので、牛や馬が普通にいることにだんだん慣れてきました。
夕暮れの中、牛がこちらをじっと見ていました。

カウベルの音だけが響いているのが印象的でした。

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10月の休診日

2017-09-25 09:15:19 | お知らせ
10月の休診日のお知らせです。

定休日
1日,8日,15日,22日,29日(日)

不定休日
14日(土)

※6日(金)は10:00〜17:30までの診療となります。
※20日(金)は17:00〜22:00の診療となります。

よろしくお願いします。
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手作りの栗の渋皮煮

2017-09-23 21:42:21 | 日記
毎年この時期になると、義父が栗の渋皮煮を作ってくれます。



渋皮煮は作ったことはないけれど、手間のかかることは知っているので、いつもありがたく頂いてます!

優しい甘さの栗を食べながら、旬のものをおいしく食べられるって、とても幸せなことだなと思いました。
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秋色を楽しむ

2017-09-18 21:24:14 | 
花屋に並ぶ切り花は、すっかり秋色になりました。
秋は大好きな季節、毎週お花を選ぶ楽しみが増しています。

今治療室に生けているのは、パラドフ(菊)・ビバーナムコンパクタ・吾亦紅・丁子草。

和の色で表現すると、パラドフは橙色、ビバーナムコンパクタは茜色、吾亦紅は臙脂色、丁子草は萌黄色、といったところでしょうか。
うちの治療院のマスコットキャラクターのキウイとの相性もばっちりです。


今年は気温が急に低くなったり、台風が度々日本を縦断したり、体調を大きく崩している方が多いです。
気温差にはついていくのが大変ですが、空は確実に高くなり、風もなんとなく爽やか。
秋は静かに始まっています。
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小さくてもトマト

2017-09-10 17:33:36 | 日記
患者さんから、小さな小さなトマトを頂きました。


大きなものでも7,8mmといったところでしょうか。
毎年たくさんの実を付けるのだそうです。

こんなに小さくても、しっかりトマトの味がしました!
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みかんご飯のおにぎり

2017-09-08 14:04:40 | 日記
加藤けんぴ店の新作おにぎり、みかんご飯のおにぎりと塩にぎり。


店主の加藤さんも愛媛出身。この夏帰省した後に、愛媛ゆかりの食材でおにぎりを作ってみたそうです。

みかんご飯、と聞くと、私の地元の松山市内の給食に時折登場していたのを思い出します。
当時はみかんの風味と具材のグリンピースやハムとの組み合わせが好きではなく、苦手なメニューの1つでした。
でも今回この「みかんご飯のおにぎり」を食べて、とてもおいしくてそのイメージを払拭できました!

ちなみに塩にぎりには伯方の塩の藻塩が使われていて、こちらもシンプルでおいしいです。

みかんご飯は明日まで、明日はいなり寿司として登場するとのこと。
興味のある方、ぜひ食べてみてくださいね。
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6年ぶりの見学で感じたこと

2017-09-04 23:28:30 | 鍼灸
私は2008年8月から3年間、師匠の治療院見学で学ばせて頂きました。
今年の8月で師匠の元を離れて6年。当時一緒に学んでいた弟子仲間と、6年ぶりに見学をすることになり、先日行ってきました。

久しぶりの見学は本当に嬉しくて、程良い緊張感を持ちながら見学しました。
勉強会で目にする師匠の治療と、ご自身の治療院での治療。どちらも鍼灸治療の醍醐味を知ることのできる貴重な機会ですが、私は後者の方がより好きです。
それは患者さんへの接し方に、師匠のお人柄が現われているからです。
今回来られた患者さん方も症状は様々。メンテナンスに通っている方もいれば、難しい症状を抱えている方もいました。
一人一人に対して最善な方法を探りながら治療される姿は以前と変わっておらず、さりげなく優しい言葉をかけられるのもそのままでした。

基本に忠実に一つのツボを丁寧に扱う。そして患者さんへの程よい気遣い。
この6年の間に、もしかしたら師匠は私には理解できないほど高みに上り詰められているかも、という考えは全く筋違いでした。常に基本を大切に、真摯に患者さんと向き合われていました。
臨床50年を迎えられてもなおそれを徹底して行っていることに、強く感じるものがありました。

私もそんな師匠の優しさに触れてきましたが、中でも印象に残っている事があります。
6年前の2011年、あと数ヶ月で師匠の元での勉強が終わるという頃に、自宅兼治療院が可能な物件が見つかりました。
物件が見つかった勢いで開業したものの、勢いだけではうまくいかず、予想以上に苦戦しました。
そんな時に師匠にお会いして、つい泣き言を言ってしまったことがありました。
「とにかく辛抱してやっていれば大丈夫だよ、安心して自信持ってやりなさい。」
笑顔でこう答えてくださり、随分と心が軽くなったのをはっきり覚えています。

師匠は決して多くを語りませんが、治療を見ることでいろいろなことを学べます。鍼灸治療だけではなく、人として大切なこともたくさん教えてくださいます。
これからも機会のあるごとに学びを重ね、師匠のように普遍的な東洋医学に基づいた鍼灸治療の醍醐味を、優しさとともにより多くの方に体験してもらえるようになりたいと思いました。
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