はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

今年もみんなでお祝い

2017-08-27 21:48:11 | 日記
今年も師匠、斎藤鳳観先生の誕生会が開かれました。



鍼灸院を知ってもらうこと、鍼灸治療の良さを知ってもらうこと、私たちがそうしたいと思えるようになったのも、師匠が自らの背中を存分に見せてくれて、一人一人が自分もそうなりたいと感じられたから。久しぶりにみんなと話していてそう思いました。

今年はみんなで日本酒を1.5升呑んだので、翌朝は久しぶりに2日酔い
しばらく胃のむかつきや軽い頭痛に悩まされましたが、心はすっきり晴れやかでした。
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9月の休診日

2017-08-26 09:00:31 | お知らせ
9月の休診日のお知らせです。

定休日
3日,10日,17日,24日(日)

不定休日
9日(土),25日(月),26日(火)

よろしくお願いします。
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山梨・長野の旅 松本と安曇野編

2017-08-24 22:25:56 | 日記
旅の2日目。
雲は多いながらも、北アルプスの山々が少しだけ見られました。

露天風呂からは昨夜とは違った松本平が楽しめました。

宿の周りをちょこっと散策。虫の音や鳥の声だけ聴える静かさでした。


宿を出発、松本市街へ向かいます。
途中に蕎麦の花が咲いていました。


街路樹に七竈。東京では見たことないです。

しっかり実を付けていました。

松本城に到着。




天守閣からは王ヶ頭が見えました。


併設されている松本市立博物館では、山岳画家 武井真澂の展覧会が開かれていました。
アルプスの山々、草花、動物、自然や生命を愛おしんで描いたのだろうなと感じられる作品でした。


松本市を出発して、安曇野市へ。
道の駅近くのひまわり畑では、ぐったりしながらも頑張って咲き続けている姿がありました。




俯き加減の花を下から撮影。



安曇野は山々に囲まれたのどかな風景が続き、観光名所に行かなくても充分魅了するものがあります。


お土産を買いに立ち寄った、開運堂あづみの菓遊庭。

菓子の製造工程を見ることができました。
機械を使っているとはいえ、とても丁寧に作業されていました。
ガラス張りの工場は中庭を囲むようにしてあり、植物たちが生き生きしていました。




秋明菊はもうそろそろ開花しそうです。


アナベルは見事に咲きほこっていました。


今回のお目当ては「白鳥の湖」。
焼き型が店頭にディスプレイされていて、とても可愛かったです。


店舗の敷地内には井戸があり、北アルプスの湧き水を無料で組んでもよいとのこと。
500mlのペットボトル2本分、頂きました。

お店を出てすぐのところにも、蕎麦の花。


いつか新そばを食べに来たいと思いつつ、東京に帰りました。
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山梨・長野の旅 白樺湖から車山高原、そして崖の湯温泉編

2017-08-23 21:50:26 | 日記
須玉町を出発して、再びドライブ。
景色が美しいので、運転席でも助手席でも快適な気分でした。




白樺湖に到着。


スワンボートもカモたちも可愛かったです。


ビーナスラインを走って、車山高原へ。

遊歩道を散策。
ヒオウギの実。

ウドの花。

クガイソウ。

ワレモコウ。

そしてマツムシソウ。

今回の旅は、このマツムシソウを見るのも楽しみの1つでした。治療院でも飾ることが多いので、自生している姿を見てみたかったのです。

大自然の中でもひっそりと優しい雰囲気で咲いていました。

空が怪しくなってきたので、散策を切り上げて宿のある崖の湯温泉へ向かいました。
宿のあちこちに沢山の素敵なデザインの照明がありました。








食堂も趣のある合掌造りの建物。2階に上がらせてもらいました。




お食事はどれも美味しくて、ちょうど良い量でした。
ここしばらく過密なスケジュールが続いていたので、松本平の夜景を見ながら温泉に入っていたら、ようやく力が抜けた気がしました。




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山梨・長野の旅 八ヶ岳と須玉町編

2017-08-22 19:45:34 | 日記
山梨と長野へ一泊二日の旅に行ってきました。

東京は8月に入ってから毎日雨
山梨は朝方は曇っていましたが、昼頃から晴れ間が覗くようになりました。
久しぶりの太陽、うれしかったです

まず向かったのは「まきば公園」。
ヒツジやヤギと触れ合えるエリアがあり、間近で楽しむことができました。
ヒツジの中で一番好きな、お顔の黒いサフォーク種。

ぶちぶちと音を立てながら、勢いよく草をはんでいました。

触るとふわふわで温か!

観光客が増えてくると、人から遠ざかるようにみんなで移動していきました。
疾走するヒツジ。

食事をじっと見られるのだから、そりゃあストレスですよね。


こちらはコリデール種。

サフォーク種の羊よりもおっとりした動きでした。
触ると少しごわついていましたが、もこもこして温かかったです。

こちらはヤギ・日本ザーネン。

ヤギは攻撃的な一面があるので、少し警戒しつつ撫でてみたら大丈夫でした。

このヤギたちは穏やかな表情してます。

左はトカラヤギ、右はヤギ・日本ザーネン。

ヤギは崖のような土地に生息しているからなのか、動物園などで見かけるヤギは高いところに乗っていることが多い気がします。

ポニーものんびり食事中。


まきば公園を出た後は、清泉寮へ。
キープ農場にはジャージー牛がいました。
モーモーと、迫力ある鳴き声が響いていました。


清泉寮を後にしてしばしドライブ。
稲穂が実りつつある光景。とても綺麗でした。


須玉町で開催中の「ハウスのハウス展 on the river 2017」会場に到着。
今回の旅はここに来るために企画したので、念願叶って良かったです!




House・マスミツケンタロウさんの作品。

以前靴を1足買ったのがとても履きやすかったので、今回2足目を購入。

セトキョウコさんの野菜プレートランチ。

野菜の旨みをぎゅっと濃縮したお味。優しい味付けなのに濃厚で、しっかり噛みしめながら頂きました。
食後はかき氷。プラムと桃の2種類のシロップにしました。

かき氷は身体を冷やすので、年に1回と決めています。なのでこれで食べ納め。





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より良い治療をするために

2017-08-14 22:42:20 | 鍼灸
国分寺北口は現在再開発が進んでおり、新しい飲食店ができたり、日々変化しています。
鍼灸院も少しずつ増えてきました。

鍼灸院ごとに様々な特色がありますが、当院の特徴は、患者さんと一対一で接することです。
治療室内のベッドは1台のみ、隣を意識することなく症状や悩みなどを話せる環境づくりを大切にしています。
自分が患者だったらこういう環境で治療を受けたいと思いますし、一人一人の患者さんと丁寧に接することで集中して治療が行いやすいので、このスタイルにしています。
より多くの患者さんを治療するためには不向きかもしれません。時間の空いた時、すぐに治療を受けたい方にはご不便をおかけしていますが、治療の質を維持するためにも、今後もこのスタイルを貫いていこうと思っています。


鍼灸治療は一度だけの治療ですっかり良くなるということもありますが、多くの場合は継続して治療を受けて頂くことで本来の効果が体感できます。
私の場合は、患者さんにはどのくらいの治療回数が必要か、治療を受けるペースも含めてお伝えします。
治療に関して疑問があれば随時説明をしたり、少しでも治療効果を高めるために生活習慣をより良くするアドバイスもします。

先日、ある患者さんが少し不安に感じていることがある、と打ち明けてくれました。
一年ほど前に同じような症状になった際の私の治療とそれに対する説明が今回は違っており、自分は以前より悪くなっているのだろうかと思った、とのこと。
一年前に比べると体質も改善されて安定していることが多くなり、治療に使うツボや反応が変わったことを改めて丁寧にお話ししたところ、納得してくださいました。

このケースでは、患者さんが伝えてくれたので対応できました。
私の説明で気になることがあったり違和感を覚えていたりする場合は、なるべく直接伝えてもらえるような雰囲気を作ることも意識していますが、患者さんによっては言えずに悩んでいるかもしれません。また、こちらが伝えたかったことがうまく伝わらないこともあります。
ただ、せっかくご縁のできた患者さんとは信頼関係を築きたいと思っています。信頼感が生まれると、治療効果にも良い影響があるからです。

より良い治療をするために、治療技術を磨くことはもちろん、より分かりやすく説明ができるように、そして患者さんが質問しやすくなるように、もっと様々なことに気配りできるようにしていきたいと思います。
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立秋に苔を愛でる

2017-08-07 20:58:57 | 日記
花屋「森のなか」の8月のレッスンは、「苔のテラリウム」。
苔も大好きなので、とても楽しみにしていました。
全体像をイメージしながら、奥の方から作っていく、という作業は思いの外難しくて苦戦しましたが、手助けしてもらいながら無事完成しました。
あとは適量の水をあげ続けることができれば、苔が育ってくれる予定です。

使用した苔は2種類。
這苔(ハイゴケ・左)と細葉翁苔(ホソバオキナゴケ・右)です。

這苔は強いタイプでどこにでも生えやすいそうです。細葉翁苔は繊細なタイプで、里山が荒れたことにより最近入手困難といわれています。


今日は立秋。
とはいえ、台風接近中で蒸し暑さはなかなかですが、治療室の片隅に置いた苔のテラリウムを眺めていたら、涼しさを感じられたような気がしました。
昔から日本では、苔の盆栽や苔が敷き詰められた庭園など苔を愛でる文化があります。
私も苔を眺めて涼を取り、厳しい残暑を乗り切りたいと思います。
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たねまめでランチ

2017-08-06 21:04:55 | 日記
相模湖の古屋カフェギャラリー「たねまめ」に行ってきました。



これまでヨーガクラスの会場としてお借りしたりとご縁があったのですが、食事をしに来たのは2回目です。
通常は金曜と土曜のみの営業なのですが、今月はイレギュラーで日曜も営業されると聞き、ランチを予約しました。

涼しげな福助さんが出迎えてくれました。


葉月のメニュー。
きゅうりのガスパチョ、ルバーブのシロップ漬け、赤紫蘇寒天ゼリー。


タコライス、なすの揚げ浸し、おくらの出汁浸し、モロヘイヤのスープ。




食後に雑穀コーヒー。


デザートは豆乳すももアイス。


たねまめさんのお料理は、どれも優しい味がします。
お肉や乳製品を使っていないけれど、素材の旨味がしっかり感じられるので食べ応えがあります。

おいしい食事、そして古民家のゆったりとした空間。心身ともに充電できました。
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砥部焼あれこれ

2017-08-04 22:17:31 | 日記
私は高校2年生から28歳まで、陶芸をしていました。

高校生の頃は何にも考えずに製作に没頭。とにかく楽しかったです。
卒業後は砥部焼の絵付けを仕事とし、好きなことを仕事にする喜びと、好きなことで食べていく難しさを知りました。
退職後は高校時代の恩師の好意で陶芸を続ける場所を得られ、再び陶芸することを純粋に楽しむ日々を過ごしました。

陶芸は大好きだったのですが、砥部焼に関しては複雑な思いを持っていました。
砥部焼を見るのも嫌な時期もありましたし、地味でパッとしないものだと感じていた時期もありました。
仕事として関わる中で厳しい現実を突きつけられ、砥部焼を見るとその記憶を思い出して辛い気持ちになることもありました。
上京してからも飲食店などで目にする度に、モヤモヤした気持ちになったりしていました。

それが変化したのは、夫が砥部焼を可愛いと言ってくれたことです。
夫は最初に砥部焼を見た時から気に入ってくれたようで、一緒に帰省する度に砥部焼を観に行くようになりました。
久しぶりに目にする砥部焼。伝統的な作品に加えて、これまでの砥部焼のイメージとは違う作品もバラエティに富んでいて、新鮮な気持ちになりました。
そして、砥部焼の持つシンプルで素朴な魅力を素敵だと思えるようになりました。

今回も砥部焼を見に行って、買って帰ったのがこちら。

私が勤めていた梅山窯の代表的な作品、唐草(からくさ)の反湯呑(そりゆのみ)みです。

先日ブログにも書いた、工藤さんの柘榴文(ざくろもん)の反湯呑み。

母が自分のコレクションの中からプレゼントしてくれました。

これは私が描いていた、なずな文の丸湯呑み。これも母のコレクションの中の1つです。


こちらは昨年から治療院でお茶を出す時に使っている、陽貴窯の蛸唐草文の反湯呑み。


こうして何種類か揃えると、ますます素朴な魅力が引き立つなぁと感じました。

とあるお店の片隅に、見覚えのある商品が。

良くも悪くも自分が描いたものは分かってしまうもの。拙い感じが恥ずかしくもありますが、一所懸命に描いたことだけは自信があります。

ちなみに私が描いていた絵付の中で一番好きだったのが、こちら。

葡萄文の玉縁鉢。
入職当時、祖母の友人が先輩として働かれていて、その方から直々に教えて頂いたのも良い思い出です。

私が窯元を辞める時に、私が書いた商品を一個ずつ買ってくれていた母。当時はそんなことしなくてもいいのにと思っていましたが、今ではそのおかげで懐かしさを感じられ、感謝です。

砥部焼から離れて17年、あれこれ考えずに素直に砥部焼っていいなと思えるようになって、良かったです。
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