八戸は朝から雨。
八戸港には大きな船がたくさん停泊していました。
ウミネコの繁殖地として知られている、蕪島。
繁殖時期ではないため、もしかしたら留まっているウミネコがいるかも、と思いつつ行ってみることに。
看板のイラストがかわいい。
朝早めで神社は鍵がかかり入れなかったので、周辺を少し散策。
近くにある丘の上から見た神社。
街灯に留まる鳥を発見。
カモメかと思っていましたが、よく見るとウミネコっぽい。
街灯から少し離れたところに、同じ種類の鳥がいるのを発見。
双眼鏡でしばし観察。カモメとは違う鳴き声を確認できたので、ウミネコと判断しました。
蕪島から種差海岸に向かって移動していたら、たくさん鳥が留まっているのを見かけました。
見慣れてくると、カモメとの違いがすぐ分かるように。ここの鳥たちもウミネコでした。
防波堤の上にもたくさん。
思いがけずウミネコに出会えて、とても幸せ。
葦毛崎展望台に立ち寄りました。
展望台から種差海岸への道は、後続車がいなかったのでゆっくり走ってもらいました。
次に向かったのは、是川縄文館。
夫が古墳や土偶が好きなので、たくさん写真を撮っていました。
国宝に指定された、合掌土偶。
夫が熱心に撮影していましたが、私は適当に撮影。なんとなくポートレイトモードにしたのが良かったのか、すごくきれいに撮れて嬉しい。
発掘された時の写真。こんな姿で出てきたなんて可愛すぎると思いました。
館内には埴輪っぽい合掌土偶も。いつか紙粘土で再現してみようと思います。
休憩所もあり、青森に来たら必ず食べたいと思っていた、せんべい汁を注文。
出汁を吸って柔らかくなった南部せんべいがめっちゃおいしかったです。
八戸から三沢へ向かう途中に青空が広がってきました。
三沢ビートルビーチ近くの海岸線を散策。
波が大きくて、瀬戸内海を見て育った私は内心ドキドキしながら歩きました。
雨の合間の束の間の晴れ。素晴らしい景色を堪能できました。
三沢市寺山修司記念館にも行きました。
彼の生い立ちや残した言葉に初めて触れて、感じ入るものがありました。
記念館の周りを少しだけ散策。
ドウダンツツジの鮮やかな赤が一際目立っていました。
雨が強くなったので、散策をやめて温泉に行くことに。
青森はとにかく温泉が多くて、よりどりみどり。
太郎温泉に行きましたが、聞こえてくる地元の人たちの方言が何一つ聞き取れず…西日本の方言はなんとなく聞き取れるけれど、東日本、特に東北の言葉はイントネーションが違いすぎるので、全く歯が立ちません。でも、その音の響きを聞いていると、なんだかゆったりした気分になりました。
温泉でしっかり温まってしばらく休んだ後、空港に向かいました。
青森といえばねぷた(ねぶた→方言で違うらしい)。
こけしを見るとほっこりします。
金魚のねぷたはずらっと並んでいました。
りんごとイカのねぷたも。
そして土偶。
三沢市在住の友人が空港まで会いに来てくれて、夕食をとりながらお話ししました。
彼女が事前にくれた情報のおかげで、充実した旅になりました。
これまで聞くことがなかった話もすることができて、良い旅の締めくくりとなりました。