はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

高川山 中谷入ルート

2021-10-24 19:52:09 | 日記
良く晴れた日曜日。
高川山に行ってきました。
 
道の駅鶴に車を停めて歩くことしばらく。登山道近くの表示が。

残月の見える青空。

久しぶりの登山ということもあり、比較的登りやすい中谷入ルートを選択。
針葉樹と落葉樹が交互に見られるルートでした。
 
ガマズミの赤い実がたくさん。



名前は分からないけれど、小さな黄色の花。



同じく名前は分かりませんが、こちらも小さな花。勢いよく弾ける感じがします。

地図を見ながら表示通り進んでいたのですが、何度か位置情報を確認していたところ、途中でどうやら登山道から外れていることが発覚。
左右に登山道がある間の、枯れた沢の岩場を登っていたようです。どおりでキツイと思った…

良い景色も眺められたので収穫もありましたが、結構ドキドキしました。
ホコリタケが見れれたのはラッキーでした。


登山道に戻ったら足元に紅葉した落ち葉が。ほっとしました。

登山道は歩きやすいことを実感しつつ山頂へ。

小さな実。ノバラっぽいかな?


写真にはうまく撮れませんが、紅葉が始まっていてとてもきれいでした。

高川山、山頂に到着。

山道から山頂に出た瞬間に、目の前に富士山が!かなり感動しました。

昼食後の食後のコーヒー。
夫と乾杯するところを撮影。器が熱くてピンボケしてることにも気付きませんでした。
山頂はそんなに広くなかったので、早々に下山することに。
 
白い小さな菊もあちこちに。

ツヤツヤのガマズミの実もあちこちにあって、見るたびに元気になる感じがしました。

紅葉も堪能。

ヤマグリと思われるイガがたくさん落ちていました。



ムラサキシキブの実。美しい紫色です。

こちらは名前が分からないけれど、ツヤツヤしたオレンジ色の実。

オレンジ色のキノコも。
地味な色だけど形が個性的なキノコ。

下りは膝にきましたが、美しい木々を眺めているとあっという間でした。



山にある看板のイラスト、結構かわいいのが多いです。

最後に小さな花を見納め。登山道を後にしました。

道の駅に戻る途中、猫発見。

ものすごく人懐っこくて、カメラとの距離が近すぎてピンと合わず。

少し離れた隙に撮影。

まだ子猫っぽさが残る子は、用心深い感じで近寄ってきませんでした。そこもまたかわいい。

かなり積極的な頭突きをくらって幸せ。


コキアも見かけました。
 
リニアモーターカーの実験線。

トンネルもチラッと見えました。



より早く移動できるのは素晴らしいことですが、どのくらい需要があるのか、開発による環境の影響とか、きちんと考えなければいけないなと思いました。
 
 
高川山は富士山が思っていた以上にきれいに見えて嬉しかったです。
途中道に迷うハプニングもありましたが、登山道の歩きやすさを再認識できて、整備してくださっている方々への感謝の思いが大きくなりました。
今度は違うルートでも登ってみたいです。
 
 

 

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武蔵国分寺薬師堂 年に一度の御開帳

2021-10-11 21:08:54 | 日記

10月10日は、年に一度の武蔵国分寺薬師堂の御開帳の日。

今年は日曜日なので、夫と一緒に観に行きました。

お鷹の道は2ヶ月ぶり。



真姿の池。何度も来ていますが、なかなか良い雰囲気だと思います。



湧水を汲みに来る人も多いです。



オトギリソウかな?少し前に降った雨の雫がきれいでした。

以前には見かけなかった鳥モチーフの水車?一定のポイントで音が鳴ります。

武蔵国分寺に到着。
薬師堂の天井画

木造薬師如来座像
日光菩薩、月光菩薩の腕がかわいいです。
十二神将の決めポーズ。
近所でこうした仏像を見られるのはありがたいです。
 
 
帰りに立ち寄った万葉植物園では秋明菊がきれいでした。
 
※爬虫類が苦手な方はここから下はご注意ください。
 
 
小さなトカゲ。クリクリの目がかわいい。



国分寺市民でもまだまだ知らない方が多いと思いますが、興味のある方は来年以降ぜひ観に行ってくださいね。
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

痛いところに刺さない治療

2021-10-06 20:13:23 | 鍼灸

少し前の話になりますが、夫からとあるラジオ番組内での話を聞きました。

ある芸人の方が首を寝違えて鍼治療を受けたそうです。今回だけでなく過去にも鍼治療を受けたことがあり、その際は直接痛いところをやらず、離れたところに鍼を刺されたけれど効かなかったとのこと。今回は直接痛むところを刺してもらい、よく効いたという話でした。
私もタイムフリーで番組を聴いたところ、鍼灸師は離れたところを治療したがる、カッコつけている、という表現がありました。確かにそう取られても不思議ではないし、効果が出ればいいけれど効果がでない場合はただのカッコつけだと思われても仕方のないことなのかなと思います。
 
しかし、実際はカッコつけたくてやっている訳ではありません。離れたところに鍼をする理由があるのです。
 
 
基本的に、特に急性の痛みが出ている部位に対していきなり鍼を刺すことは禁忌です。
(最初から患部に直接刺す方もいるかもしれませんが、私は禁忌と教わりました。)
まずそもそも痛みがある部位のため、鍼の刺激に対しても過敏になっていることが多いです。万が一、鍼の刺激で余計に患者さんの痛みを強くしてしまうと、その後の治療を継続すること自体が難しくなります。
もちろん直接刺すだけで痛みが緩和することもあるのですが、刺してからしばらくの間は効果が続いたとしても、数時間も経てば元に戻るか、元より痛くなってしまうことがあります。
私の経験上のことではありますが、離れたところを刺しても効果が持続しなかったり痛みが強くなってしまうことがあります。ただ痛みのある部位に直接さした場合に比べて一時的なもので治まることが多く、その後次第に楽になっていくことがほとんどです。
 
また、痛みのある部位に最初に鍼をして効果が出なかった場合は、他のツボを使っても効果が出にくくなるというデメリットもあります。
 
 
痛みと関係なさそうなツボを用いるメリットとしては、痛みのある部位から離れたツボを用いる方がじっくり丁寧に調整できて、ゆっくり症状を改善に向かわせられるということ。
また、痛み方や体質を踏まえてより効果の高いツボを選び、適切な刺激を与えることができると、速やかに痛みを取ることも可能です。
ツボを探すには患者さんの身体に触れて探していくわけですが、痛みの出ている部位と関係のある経絡(ツボの通り道)上にツボが出現していることが多いです。もちろんツボが出現していないこともあるし、刺してみたけれどイマイチ効果が現れないこともあります。そういう時は間接的に関連している経絡上でツボを探したり、ツボという概念を一旦置いておいて筋肉の繊維を細かく探って反応のあるところを探したりします。
 
症状を改善させるために次々とツボを刺せばいいわけではなく、やりすぎると必ず症状を悪化させてしまうので、効果が顕著でない場合はある程度で治療を終了とします。
私の場合は、その後患者さんが日常生活をする上で気を付けた方がよいことをアドバイスしたり、痛みがぶり返してきた時の対処方法を幾つかお伝えするようにしています。1回の治療でさっと良くなるのがベストではあるのですが、実際にはなかなかそのようにいかないこともあります。
 
今回この話を聴いて、より少ない回数で改善に向かうよう、患者さんの症状に合わせて最善の治療ができるよう、さらに学んで技術を高められるよう努めていきたいと改めて思いました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

府中市郷土の森博物館散策

2021-10-03 22:00:35 | 日記

国分寺市のお隣、府中市の郷土の森博物館に行ってきました。

ちょっと散策してみようという軽い気持ちで行ったら、思いのほか広くてびっくり。

園内図を元に気になるところを中心に歩きました。


萩の花。風にしなやかに揺れていました。

サンシュユの実は色づき始め。
池にはたくさんの鯉がいて、近づくと口をパクパクさせながら寄ってきました。

多分アナベル。きれいな色です。

ヤマツツジの花が咲いていました。暖かくなる春が来たと勘違いして咲くこともあるようです。
大きく育った木々がたくさん。

地下水を循環させている川や池があちこちに。

旧三岡家長屋門から見える景色。日差しが差し込んで印象的な風景。


名前が分からないけれど気になった植物。

秋咲きの桜。春の桜と違ってしっとり落ち着いた雰囲気に感じます。

園内はどこも歩きやすかったです。

これも名前が分からないけれど、この色味が好きです。



ちょうど稲刈りしていました。
個人的に面白かったのは、この県木園。

コロナ前は毎年行っていた北海道の県木、エゾマツ。



東京の暑さの影響でしょうか、少し元気がないように見えました。
後で調べたら、沖縄と宮崎の県木は気候に合わずダメになってしまっているようです。
 
東京都・神奈川県・大阪府はイチョウ。


栃木県はトチノキ。



三重県はジングウスギ。



山梨県はヤマモモ。


鳥取県はダイセンキャラボク。高山に自生しているようです。
47都道府県全部を撮影したかったのですが、蚊との戦いで落ち着いて探すことができず、福井県と愛媛県のマツを見つけられませんでした。10月も虫除けは必要ですね。
ちなみに今回初めて地元愛媛の県木がマツだと知りました…
 
白の紫陽花の姿も。

モミジの滝。近くの水遊びの池では、水着姿の子供たちが元気に遊んでいました。


ガマズミは真っ赤に色付いていました。
 
小川で溺れていたバッタを発見。自力で脱出できるか見守っていたらだんだん動きが小さくなったので、夫がすくい上げて葉の上に戻しました。

しばらく体を乾かした後、ゆっくり移動したのを見届けて、散策を終了しました。

 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする