はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

長夏の養生 暑さに負けない身体づくり

2022-05-29 22:05:30 | 養生

東洋医学は季節による身体への影響を重視します。

東洋医学が体系作られた中国と日本とでは気候が異なるため、解釈がことなる部分があるのですが、その1つが「長夏」です。

 

「春・夏・長夏・秋・冬」と、私たち日本人にとって馴染みのある四季に1つ加わった考え方をします。

中国(黄河周辺地域)では夏から秋にかけて湿度が高い気候のため、夏と秋の間に「長夏」が入ります。

一方日本では、主に梅雨の時期が湿度が高く「春・長夏・夏・秋・冬」と考えます。長夏は秋雨前線や台風の影響を受ける秋の始まりの頃にも当てはまります。

「長夏」=「湿度が高い気候」と考えてもらえるといいと思います。今回は梅雨の時期に絞って養生の方法をお伝えできたらと思います。

 

湿度は私たちの身体にさまざまな影響を及ぼします。

頭痛・めまい・倦怠感・むくみ・胃腸症状・皮膚症状・関節痛など、体への影響はもちろん、気分が沈んだりやる気が出なかったり、精神面への影響もあります。

これは湿気が体内に入った後に滞って排出しづらくなり、余分な水分が多い状態になるためです。この水分の代謝は胃や腸が担っているため、体質として胃腸が弱い日本人には上記の症状がより現れやすいのです。

これらの症状が出ないようにするためには、毎日少しでも汗をかくことが大切になります。

・天候が良い時に散歩をする。できれば30分ほどが理想。時間がない時は早歩きで発汗しやすくする。

・天候が悪い時は、室内でできるストレッチや体操をする。

・週に2、3回は湯船につかる。

 

すでに湿気の影響を受けて上記の対策が難しい場合は、

・手足を大きく動かす。1分ほどの短い時間でいいので、こまめに繰り返す。

・起き上がるのも辛い状態の場合は、仰向けで手足をバタバタさせて動かす。

・腹式呼吸を数回繰り返す。できる限りゆっくり吐いて、吐ききったら鼻から自然に入る分を吸う。

以上の対策には、胃腸の動きを良くする共通点があります。胃腸の働きが改善すれば、水分代謝の機能も良くなり、体を動かそうという気力が生まれやすくなります。

また、冷たいもの・油っぽいもの・甘いもの・酒類は胃腸の働きを弱めますので、摂りすぎに注意しましょう。

 

今年から日本気象協会が「熱中症ゼロへ」プロジェクトの一環として、「暑熱順化前線」を公開するようになりました。

暑熱順化とは、夏が来る前に体を暑さに慣れさせることです。上記の対策は暑熱順化にも有効です。

先日発表された気象庁の長期予報によると、今年の夏は例年以上に暑さが厳しいとのこと。

できることから対策を始めて、梅雨と猛暑を乗り切りたいですね。

 

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道東初夏の旅2022 その3

2022-05-25 20:18:00 | 日記

旅もあっという間に3日目。

鶴居村の宿では、加水加温なしのモール泉を堪能。

カヌーのパドル操作で筋肉痛になるはずだった肩と腕が、全く痛みや違和感なし。おそらく温泉効果によるものだと思います。

 
鶴居村を出発し、白糠町に向かいました。
一度訪れてみたかった白糠町。コロナ禍になってから白糠町の酪恵舎のチーズを取り寄せしていたこと、羊飼いがいること、そしてアオバトが海水を飲みにくる場所であること、以上の理由で気になる場所の一つでした。
 
カントリーサインは、白糠駒踊りを描いたもののようです。

恋問海岸に立ち寄りました。

瀬戸内海に親しんで育った私は、太平洋の波の高さにかなりドキドキします。

道東らしい霧に包まれた海岸線。


 
恋問海岸から少し離れたところにある刺牛海岸へ移動。
おそらくこの防波堤の辺りにアオバトが飛来すると思われますが、しばらく待ったものの確認できず。

白糠漁港ではカモメに会えました。

かなり寒かったけれど、カモメは静かに佇んでいました。






漁港を出て国道38号線を走っていると、ポニーがいました。

牛もたくさん。

海岸線から離れると、植物が多く見られます。

黒猫発見。

呼ぶと反応してくれて、その場を離れた後サイドミラーで確認すると、こちらをじっと見ながら道路の真ん中に座っていました。
 
時折小雨の降る、幻想的な景色が続きます。
 
途中車道沿いに柴犬発見。
全力疾走で車に伴走してついてきたので車を停めて声をかけたら、無視されました…
チラッと目があったものの、つれない感じだったので発進。

白糠町といえば、羊まるごと研究所。
遠くからでも見てみたいと立ち寄ったところ、羊たちが座り込んでいました。

こちらを気にする子、寝ている子、みんなとても可愛い。
元来た道を戻ろうとしたら、先ほどの柴犬が近くまで来ていました。

めっちゃいい顔。しかもツンデレ。

牧場の方に走り去って行きました。

今日のハイライトはこの子との出会いです。
 
茶色く地面が露出しているところにはキジバトがたくさんいました。

再び牛。

和天別川。

大きなフキとタンポポが至る所に。

何気なく外を見ていたらタンチョウ発見。

畑で食事中。遠くから見ても存在感があります。

フキがとにかく大きい。


隙間から顔を出している牛。じーっとこちらを見続けていました。

茶路めん羊牧場を遠くから見学。



白糠町はどこを見ても美しい風景が広がっていました。
 
アオバトを諦めきれず再び刺牛海岸へ。

時折カモメがモヤの中から姿を現し、すーっと飛んでモヤの中に消えて行きます。

モヤの中でも存在感たっぷりのカラス。

少しずつ場所を変えて探してみましたが、今回はアオバトには出会えませんでした。
またの楽しみにすることに。
 
自然を十分満喫した後、酪恵舎の直売所に行きました。

ネットショプでは取り扱っていない、少数生産のチーズも含めてお買い物。
 
釧路空港へは阿寒町経由で移動しましたが、最後まで綺麗な風景を楽しめました。
 
久しぶりの旅はあっという間。いつもの場所、新しい場所、それぞれの魅力を満喫できた2泊3日でした。
 
 
 
 
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道東初夏の旅2022 その2

2022-05-24 20:48:55 | 日記

釧路湿原をカヌーで下るツアーの出発点、塘路湖に到着。

前日の源流ツアーの時よりも大きめのカヌーに乗り、出発です。


まずは釧路川支流のアレキナイ川を下ります。



早速オジロワシ発見。
頭から背中にかけて白いほど歳を重ねているとのこと。
このオジロワシは若め。足元には捕獲したと思われる魚。少しずつ食べていました。
しばらくするとオジロワシの下の枝にカラスが
止まりました。おこぼれを狙っているのだそうです。
 
しばらく下るとエゾシカ発見。お尻の白い毛がふわふわに膨らむと警戒しているサイン。この時は大丈夫でした。

穏やかな風の中、ゆったりとカヌーが進みます。

ウワミズザクラがここでもたくさん咲ていました。

この辺りで釧路川に合流。

鳥が飛んできたのが目に入り双眼鏡で見てみると、アカゲラが木をつついていました。
木の右側、キノコの下にいます。

こちらの写真では木の左側に。木をつつく直前を撮影できました。


アカゲラに出会えたことを喜んでいると、「キツネがいます」との声が。
換毛期で、鮮やかな夏毛がところどころ見えました。


正面に大きな鳥の巣発見。

オジロワシのものだそうです。双眼鏡で見てみると、巣の右側に親鳥と思われるオジロワシがいましたが、巣の中にはヒナの姿が見当たりませんでした。


少しカヌーを止めると、鳥の囀りや水音がよりしっかりと聴こえます。

再びエゾシカの群れ。真ん中の2頭がずっとこちらを見ていました。

川幅が広く、緑も豊か。

水流で土が削れた部分に、カワセミやヤマセミが巣を作るそうです。

細岡駅周辺でカヌーを降りて、トイレ休憩。

せっかくなので線路を見学。

ここでは間近でウワミズザクラをたのしめました。

あちこちに綿毛のようなものがたまっています。



これはヤナギの種。カヌーの上でも顔に当たったりして、ふわふわ待っていました。


トイレ休憩から戻ると、ランチが用意されていました。
おにぎり、わかさぎのマリネ、燻製タコ入りの卵サラダ。

ソイの味噌汁。

遠くにいる食事中のタンチョウを見ながら、最高のロケーションでのランチタイム。

土田さんが撮影してくれた1枚。

ランチも食後のコーヒーもとてもおいしかったです。
 
再びカヌーへ。


先ほどタンチョウがいた辺りには、タンチョウと小鳥たちの足跡が。

水の中でもはっきり見えます。

少し進んだところに、タンチョウ発見。

しばらく眺めていると、舞い始めました。







Instagramにはガイドの土田さんが撮影した動画をアップしています。
 
あまりに美しく、タンチョウがアイヌ語で「サルルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれているのが、まさしくその通りと感じました。
 
感動で胸いっぱいのままゆったりとカヌーで下っていると、またまたエゾシカの群れを発見。

太陽の周りに半分かかった彩雲も見れました。

この辺りでベニマシコを発見。写真で見るよりももっと美しい赤い姿。あっという間に飛び去りましたが、少しでも見られて良かったです。

木々がどんどん少なくなり、一層見晴らしが良くなってきました。



360度見渡せる場所でカヌーを止め、カヌー上で立ち上がり、双眼鏡を構えて辺りをじっくり見渡しました。



トンビが狩りをして一度失敗し飛び上がり、再び少し離れたところに急降下。

姿が見えなくなったのを気にしつつ進むと、トンビが爪に引っかかった魚を落とす瞬間を目撃。飛び去ろうとした瞬間に落としたようです。その隣にはカラス。カラスはどこにいてもたくましい…

水を飲むエゾシカ。

木々が少なくなり、より解放感のある景色に。



雲の形がはっきり。

新岩保木水門が見えてきました。

少し行くと今度は岩保木水門が。


ここがゴール地点となります。

昭和6年8月に作られたて以来、一度も空いていない水門。趣があってかわいい。

岩保木水門前に到着。
5時間を超えるカヌーツアーでしたが、楽しくてあっという間でした。

大きなカヌーを1人担ぐ土田さん。
数人で担ぐよりも1人の方がバランス良く運べるそうです。
釧路川とも今回はこれでお別れ。
刻一刻と変化する自然。その中に少しお邪魔させてもらい、その雄大さ、生命の尊さを改めて感じた2日間でした。

塘路湖に車で送ってもらい、土田さんともお別れ。
今回も丁寧にガイドしてくださり、素晴らしい時間を過ごすことができました。今回初めて聞いた話も記憶の引き出しに追加して、次回さらに楽しめるようにしたいです。
 
宿のある鶴居村まで移動。
途中でもキツネに会えました。
「ルールルルルー」と言うと、振り向きました。

鶴居村のカントリーサインはやはりタンチョウ。


陽が傾く中、ゆったりと草を食む牛たち。

一頭だけこちらをずっと見てくれて、かわいいお顔を堪能できました。
 
その3に続く





 
 
 
 
 
 
 
 
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道東初夏の旅2022 その1

2022-05-23 20:44:31 | 日記
2年半ぶりに道東へ。
昼過ぎからSOMOKUYAのカヌーツアーの予定でしたが、午後天候の急変の可能性が高いため、開始時間を1時間ほど早めてスタートしました。
 
久しぶりの屈斜路湖。

釧路川の源流から、びるわ橋までの8kmを下るコース。
屈斜路湖に浮かんだカヌーに乗ると、目線が水面に近くなり、自然と一体化していくような感覚になります。

これまでは秋か冬に来ていたので、この季節の釧路川は初めて。
スタートしてからしばらくは、産卵のために集まっているウグイの群れや、アメマス、ニジマスをあちこちで観察できました。

芽吹き始めた植物の勢いを感じる眺めです。

ハンノキ(ヤシャブシ)の黄緑色の柔らかそうな葉。

左手の白茶はアシ。これからの季節、この枯れた色のままぐんぐん伸びるそうです。

アシの辺りに鳥を発見。
マガンのオスが2羽。頭の辺りが少し緑色でしたが、これは繁殖期が終わった頃の色なのだとか。

振り返ると羽繕いしていました。

倒木からも新芽。

鏡の間に到着。

ここはいつ見ても透明度が高くて美しい。

パドルで水中の藻に触れると、沢山の気泡が。光合成をしている証です。

山葵、クレソン、イラクサがたくさん育っていました。



鏡の間を後にして、再び下ります。

キツツキした跡がたくさんついた木。

空にはアオサギ。この日はスタート直後からアオサギがたくさんいました。


水の色が変化する場所と聞いて注意して見ていましたが、素人には分からず。
でもとてもきれいなのでいつまでも見ていたくなります。


見慣れない白い花。ガイドの土田さんに聞いたところ、ウスズミザクラとのこと。
小さな白い花が集まって、素朴な雰囲気です。

時折雨が降っては止む天候に。

久しぶりのカヌーの上でのティータイム。
夫はコーヒー、私はオーガニックティー。
よりゆったりとした時間が流れます。


再び川下り。しばらくすると雨粒が大きくなり、遠くから雷鳴も。
普段は雨に濡れるのが苦手ですが、しっかりレインウェアを着込んでいたからか、帽子に当たる雨音を心地良く感じました。

無事びるわ橋に到着。
カヌーを車に乗せる動作につい見入ってしまいました。



カヌーツアーの後、こちらも久しぶりの「お宿かげやま」へ。
いつもおいしい食事なのですが、今回は来られた嬉しさも相まって、一層おいしかったです。
 
サラダは野菜の味が濃くておいしかったです。

生食可のエビはレア焼きで。焼き加減が最高で、これまで食べた中で一番美味しかったです。


ぐっすり眠った翌朝、朝食前の散歩へ。
霧が出て幻想的な雰囲気です。

朝露がきれい。

鹿の群れに出会いました。

宿に戻ると、窓からエゾリスの姿が!

エゾリスは5年前の旅で出会って以来。久しぶりに姿を見られて嬉しかったです。
 
宿での時間があっという間過ぎて名残惜しくはありましたが、昨日に続きカヌーツアーへと向かいました。
 
弟子屈町から標茶町へ。




あちこちでタンポポを見ながら、出発地点の塘路湖へのドライブ。

東京と1ヶ月以上花の時期が違うことに改めて気付かされました。
 
その2に続く
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道具としての「手」

2022-05-15 21:28:39 | 鍼灸

手当てという言葉があります。

痛みのあるところに手を当てるだけで少し痛みが和らぐような経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

東洋医学では、あらゆるものが気によって形作られていると考えられています。人の心身も気によって存在し、動いているとされています。

気は全身を巡り、時に発散されたり吸収されたりします。また、人と人が触れると互いの気が交流するという性質があります。特に手は気の力が大きく現れており、気分が悪い時に背中をさすってもらったり、腹痛の時にお腹をさすってもらったりするだけで症状が改善することもあります。

 

鍼灸治療においては、治療効果を高めるために「手」が重要になります。

治療を始める前に脈に触れたり、お腹を触ったりするのも手で行い、ツボを探す時にも手でその場所を探していきます。

初めての鍼灸治療で緊張している患者さんに触れる場合には、いかに安心してもらえるように触れるかがポイントになります。私たち鍼灸師とって、手は大切な道具の一つです。

鍼灸学校で、治療するための手を作る訓練をいくつか教わり、自分に合った方法を今でも実践し続けています。

温かさがあることはもちろん、程よく乾いたサラッとした状態であることが理想です。

気候などの影響もあり、常にこの状態を維持するには工夫が必要ですが、臨床経験を重ねるほどに意識せずとも維持できていることが増えてきているように感じています。

 

時折、患者さんから「手が温かくて気持ちがいい」と言ってもらえると、そう感じてもらえたことにほっとして嬉しくなります。

これからもより良い手の状態を保ち、手の力を存分に発揮できるように調えていきたいです。

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弁天山・城山散策

2022-05-04 09:49:52 | 日記

連休中にどこか山に行こうと思っていましたが、久しぶりで体力に自信がなかったため、低山ハイキングをすることに。

秋川丘陵の弁天山を目的地として歩きました。

小峰公園ビジターセンターから散策開始。
前山公園を通り抜けて登山道へ。
この公園内だけでも新緑を堪能できるほど、きれいでした。









公園から出る頃、白い花がたくさん咲いているのに目が止まりました。

5月らしさを感じる花。


この時はムシカリ(オオカメノキ)と思っていましたが、後でビジターセンター内でヤブデマリだと分かりました。
ヤブデマリは花弁が4枚、ムシカリは5枚、という違いがあるようです。
 
公園を出て車道を少し歩いたところに、登山道入り口がありました。

筍が大きく育っていました。



見頃は過ぎていますが、あちこちにツツジの花が。

足元には小さな花が楽しめました。



前日に降った雨の影響で、9時を過ぎても朝露を受けたような瑞々しさがありました。

多少ぬかるんではいたものの、なだらかな歩きやすい道です。


しばらくすると階段が。

意外と長い階段。低くても山であること、そして日頃の運動不足を痛感。

少しずつ明るくなっていきます。

城山に到着。



ここでもツツジが見られました。



ここから弁天山山頂に向かいます。
ツツジと新緑の色が互いに引き立てあっている景色が続きます。

落ちている花びらもきれい。

緩やかな下り坂の途中、

ジュウニヒトエを見つけました。

階段の両脇に自生していました。

名前は知っていたけれど、歩いていて見つけられたのは初めてだったので嬉しかったです。
 
陽が高くなってきて、差し込む光が強くなってきました。

残り500m。



鳥の鳴き声が何種類も聴こえてくるけれど、姿は見えず。


もうすぐ山頂。

弁天山山頂に到着。

遠くまでよく見えました。

少し下がったところにも見晴らしの良い場所があったので、そこからも撮影。

元来た道を戻ります。

足が階段に慣れてきました。

行きには気付かなかった、黄色い花。

ちょうどすれ違ったご夫婦の会話が聞こえてきて、キンランと判明。
 
ツツジはより強い陽を浴びていました。
帰りはあっという間。
同じ道なのに行きとは違う景色に見えるのが面白いです。

再び前山公園へ。



散策が終わった後、小峰公園に移動して一休みしました。

時折ウグイスの鳴き声が聴こえてきて、心地よい時間が過ごせました。
ホーホケキョ、ではなくホーホケキョケキョ、と、ケキョが2回になっている子がいて楽しかったです。

コーヒーもおいしかったです。


 
 
 
 
 
 
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皐月のお鷹の道

2022-05-01 19:53:54 | 日記
4月から5月へ。
1年の3分の1が過ぎました。年々時間が経つのが早く感じます。
 
5月初日の日曜日。午後から雨予報のため、雨が降る前にお鷹の道を散策してきました。
お鷹の道の入り口付近で、ウグイスの鳴き声が。すぐ近くにいる感じだったので探してみましたが、姿は見当たらず。
 
川沿いではカラーがあちこちに咲いていました。

新緑の鮮やかな緑、春もみじの赤、ツツジのピンク。初夏らしい色合いです。
 
カルガモ発見。お鷹の道で見かけるのは久しぶりです。
警戒心が強いので、そーっと近付いてみたところ、今回は大丈夫そうでした。

1羽のカモはずっと何かをつついて食べていました。

もう1羽はこちらを気にしながら、時折嘴を水の中に入れていました。

羽繕いする様子が間近で見られて大満足。



急にこちらを見るように顔を上げてくれたので、真正面の顔を撮影できました。

少しずつ川上に向かって歩いて移動していったので、あんまりしつこいと怖がらせると思い、カモとはここでお別れ。

右手の木々の裏側で、キジバトがずっとカサカサと音を立てながら何かを啄んでいました。

農家さんの庭先には美しいオレンジ色のバラ。

いつも見ている木にもふもふの花が咲いていました。

先日桜を見にきた時よりも、青もみじの葉がしっかり開いていました。





万葉植物園に到着。

花好きの患者さんから、入り口にあるジャケツイバラの花が見事だと聞いていたので、ちょうど咲いている時期に見られてよかったです。




葉の形もかわいい。

シランはあちこちで見られました。

マユミは小さな蕾が成長中。

カキツバタは1本だけ咲いていました。
園の奥の方にはさまざまな色のエビネラン。









色の組み合わせが絶妙です。
 
こちらの花の名前は分かりませんが、地面に近いところでひっそりと咲いている姿がきれいでした。


武蔵国分寺跡は、すっかり緑一色に。


さくらんぼが成長中。
桜の花が少しだけ残っていました。

広くて電線がない景色は解放感があります。

ちょうどムクドリが食事中でした。

近づこうとすると気配を察知して、ギュルギュルいいながら逃げていきます。

帰り道、国分寺楼門から見る万葉植物園。


多分黄菖蒲。

住宅の間を流れているこの雰囲気が好きで、つい撮影してしまいます。


小手毬はまだ花を散らさずに咲いていました。



おそらく行きに出会ったカルガモを発見。

今度はすごい速さで逃げられたので、遠くからそっと眺めてから帰路につきました。


 
 
 

 

 
 
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