梶浦聖子さんの「きのうおばあちゃんも生まれたって」展が開催中です。
2月末から3月中旬に開催された「きのうおじいちゃんが生まれたって」展のメイキング展です。
2月にお目にかかった4mのうさぎ(立体)はいませんでしたが、今回は紙に描かれて存在感たっぷりでした。
ねこちゃんは布団でお休み中。
見るたびに表情が変わる気がしました。
他にも映像作品含めてたくさんの作品たちが展示中です。
いよいよワークショップ。
ビスマスという金属を溶かして結晶を取り出す、という内容です。
日本語では蒼鉛というそうで、宮沢賢治の「永遠の朝」という詩の中に登場するそうです。
ステンレスのボウルの中でビスマスをとかします。融点は271.3℃。
ボウルを火からおろして、表面をきれいにしていくと、、、
温度が下がるにつれて色がどんどん青味を帯びていきます。
本当に美しい色で、この過程を眺めるだけでも十分に楽しめました。
温度が下がっていくと液体状のビスマスの中に結晶ができ始めます。
それをピンセットでつまみ上げて取り出したのがこちら。
ボウルの中のビスマスはさらに温度が下がって、どんどん結晶化していきます。
ボウルの中のビスマスはさらに温度が下がって、どんどん結晶化していきます。
見飽きることのない、とても美しい色合い。
再度ボウルを温めて、追加のビスマスも投入していきます。
2回目は小さめのボウルにつぎ分けて、その中から結晶を取り出す方式でやりました。
採れたのがこちら。
小さめのボウルだったのであっという間に結晶化していきました。
3回目は1回目と同じ方法で結晶を採りだしました
私が採りだしたビスマスの結晶です。
ひっくり返すとまた違った雰囲気になります。
他の参加者の方のものも素敵でした。
3回目は1回目と同じ方法で結晶を採りだしました
私が採りだしたビスマスの結晶です。
ひっくり返すとまた違った雰囲気になります。
他の参加者の方のものも素敵でした。
家で1つずつ撮影してみました。
ビスマスは熱に弱く、この結晶をアクセサリーなどに加工するのは難しいそうです。
でも眺めているだけでも美しさを堪能できて大満足です。
治療院にもひっそり置いてありますので、興味のある方、見つけた方は手に取ってご覧くださいね。
それにしても結晶の色の鮮やかなこと!
色も形も自然まかせ!っていうのも面白い!
やってみたいけど、田舎では無理だね~(^^;