知人にお花を生けるのが上手な方がいて、今回いけばなを教えて頂きました。
3年前に一度だけ教わる機会があり、その時学んだことのおかげで、治療院で飾る花を生けるのがとても楽しくなりました。
月1回、この知人のご自宅に伺っているのですが、毎回その生け方の美しさ、斬新さにはっとさせられます。
私が花を生けるようになったのは、この方の影響が大きいです。
今回の花材は、捩木(ネジキ)・百合(シベリアという品種)。そして知人の行きつけのお花屋さんにサービスで頂いた向日葵。
知人の家は私の自宅から遠いので、持ち帰る時のことも考慮して花材を選んでくれたとのこと、有難いです!
(ちなみに捩木の名前の由来は、樹皮がねじれていることから付いたそうです。)
今回は花鋏だけ持参して、花器と剣山はお借りしました。
自宅で使う花器を意識したので、少し高めのバランスに生けてみました。
一通り自分で生けた後、向日葵の位置をを少しだけ変えてくださったのですが、そのほんの少しの違いで、全体的に凛とした印象に。
「花の正面を見極めて、集中して生けること。」
いつも知人が繰り返す言葉です。
いろいろ迷って生けたり、時間がなくて急いで生けたりした時は、自分でも納得がいかずにやり直すことがあります。
今回教わった中でいけばなに必要なのは集中力、そして何より大切なのはお花と季節を楽しむことだと感じました。