はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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おとなのはれ舞台2019

2019-10-27 21:30:50 | 日記
今年も「おとなのはれ舞台」を聴きに行きました。 夫がピアノを習い始めて2年半ほど。今年はドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」を選曲。ゆったりした優しい曲調ですが、技術的には難しいようで地道に練習を重ねているのを見て感心するばかりでした。





人前で何かをするのは誰しも緊張しますが、夫も含めてどの出演者の方も素晴らしい演奏だったと思います。 今回はピアノの他にフルートとオカリナの演奏も聴きました。フルートなどの木管や金菅楽器のように息を吹き込むことで音を出す楽器は、まず音を出すことが難しいと聞きますが、習い始めて3ヶ月の方もしっかり音を出せていたり、中学生くらいの男の子が真剣に演奏している姿は素敵でした。 個人的にはバスフルートという楽器を始めて見られて、その深い音が聴けたのもよかったです。 楽器はとにかく一にも二にも練習。それを継続できる人は本当に尊敬します。 ようやく秋らしい快晴の天候の1日、一所懸命に音楽に勤しむみなさんから力をいただけたような気がしています。
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kukkaで木の実のトピアリーボールづくり

2019-10-25 22:18:13 | 
kukkaで木の実のトピアリーボールを作りました。

トピアリーとは、樹木を刈り込んでつくる造形物のことだそうです。今回レッスンを受けるのに初めて耳にしたので少し調べたところ、最近は丸い形のアレンジ自体をトピアリーというようです。
丸く加工されたオアシスもありますが、今回はオアシスを自分の好きな形と大きさにに削って土台から作るということで、まんまるに近いものと楕円のもの2種類を作ることにしました。

たくさんの木の実から組み合わせを考えます。
松ぼっくり、ユーカリの実、ヤシャブシなどなど。子どもの頃から木の実を見るとテンションが上がっていたのですが、それは大人になった今でも同じのようで、どれにしようか考える時間も楽しかったです。



直径8cm目安で作りましたが、球体の面を木の実で埋めるのにはけっこう時間がかかりました。小さい木の実を一つ一つ隙間を埋めるように付けていくのは、私はとても好きな作業でしたが、これは好みが分かれるところかなと思います。

集中して作業していたらあっという間に2時間ほど経過。無事に2個とも完成しました!
こちらは楕円タイプ。オレンジとグリーンに染色された木の実がポイントです。待合室に飾りました。


こちらはまんまるタイプ。一見ボタンのようにも見える小さな松ぼっくりとユーカリの実がポイントです。治療室に飾りました。

これまで幾つかお花のレッスンを受けましたが、トピアリーボールは一番好きかもしれません。
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11月の休診日

2019-10-24 09:00:00 | お知らせ
11月の休診日をHPで更新しました。
ご確認よろしくお願いします。

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久しぶりの秋の帰省

2019-10-22 09:30:00 | 日記
数年ぶりに秋の季節に帰省しました。
松山空港の到着ロビーにはたくさんの観光客と思われる人たちが。「蛇口からみかんジュース」と「みかんジュースタワー」の前では撮影待ちの行列ができていました。

左側のゆるキャラ「まっくう」、初めて存在を知りました…最近できたのかしら?
愛媛といえばみかん、みかんといえばオレンジ色。このゆるキャラもバリィさんやみきゃん同様オレンジ色です。
ちなみに空港リムジンバスや松山市内を走る路面電車も軒並みオレンジ色。高校総体の代表ユニフォーム等ももれなくオレンジ色が入っています。


スーパーには栗や柿などの秋の味覚が勢揃い。中でも目立ったのはたくさんの「極早生みかん」と「早生みかん」でした。

私は子どもの頃から自然に耳にしていますが、ご存知ない方もいると思いますので解説を。

早生(わせ)とは、生育期間が短い品種です。早生(わせ)に対して生育期間が長い品種を晩生(おくて)というようです。その間が中手(なかて)。ただこの云い方はそんなに耳にしたことはありません。
そして早生品種よりもさらに生育期間の短い品種を極早生(ごくわせ)といいます。

「極早生みかん」は9~10月頃。
果皮に青みが残っていて、甘酸っぱいのが特徴。袋が比較的薄いのでやわらかく食べやすいです。(私はこの極早生が特に好きです。)

「早生みかん」は10月下旬~12月頃。
果皮はほぼオレンジ色に染まり、甘味とほどよい酸味が楽しめます。

「中生みかん」は11月下旬~12月下旬頃。
酸味が少なめで甘味が強いのが特徴です。

「晩生みかん」は12月下旬~3月頃。
袋がやや厚めでほどよい酸味とコクのある甘さが特徴です。ただ春に近づくに連れて酸味も甘味も抜けて味がぼんやりしてくる気がします。
年代にもよるかもしれませんが、地元の人たちは割と極早生や早生を好む人が多いような気がします。日持ちはしませんが、旬をしっかりと味わえるのが魅力的だと思います。



ちょうど誕生日が重なったので、母と食事へ。サラダにもみかんが乗ってて、愛媛にいる実感が強まりました。

野菜と一緒に食べるのはどうかなぁと、食後のデザートにしました。


今年91歳の祖母が暮らす施設に、毎回恒例のお灸をするために行ってきました。
最近は家族の名前と顔が一致することが少なくなってきているようで、前回と今回はお灸をすえてくれる孫、というので私の名前をかろうじて思い出してくれたのかな、という感じでした。
体調に波はあるものの、好き嫌いなく何でもよく食べて元気な様子でした。90歳を超えても自分の歯が20本以上残っている祖母。元気で歳を重ねるには歯の健康が重要なのだと改めて思いました。

今回は私一人で帰省したので、夫と一緒の時のようにどこかに足を伸ばすことはありませんでしたが、母が作ってくれた栗ご飯を食べたり、父とのんびり喫茶店でおしゃべりしたり、ありふれた時間を大切に過ごせたのかなと思います。


いつもお土産に買って帰る母恵夢(ポエム)は、最近デザインがどんどんおしゃれになってきています。 スタンダード味も、道後温泉のイラストがかわいいです。
秋限定の栗味とかぼちゃ味。

母恵夢の味のバリエーションはどんどん増えています。思った以上に素材の味がするので、興味のある方は食べ比べて見てくださいね。
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張り子 猫シリーズ その2

2019-10-17 21:51:00 | 日記
張り子の猫シリーズ、第二弾を作成しました。
『猫に蛸』は白猫バージョンと白黒バージョンの2匹に。

張り子は絵付けする前に、色和紙で仕上げする場合と、胡粉を塗って仕上げる場合とがあります。
胡粉は本来は胡粉を膠で溶いたものを塗るのですが、膠を扱うのは素人には難しいので、代わりに胡粉ジェッソという下地を使います。これは本当にありがたい商品で、わりと簡単に塗れて胡粉のような質感が出ます。塗り重ねるほど和紙っぽい雰囲気が少なくなり、絵付けが色鮮やかになるのが特徴です。

前回初めて作成した時は和紙の感じを残したくて胡粉ジェッソを1度だけ塗って仕上げたのですが、今回は3度塗り重ねてみました。筆運びも良くて作業しやすく、発色も良い感じです。
白猫さんの方は友人宅でかわいがってもらえることになりました。


猫箱も再挑戦で作ってみましたが、やはりきっちり蓋が閉まる感じにはならずゆるい仕上がりに。
こちらは色和紙で模様を付けてから絵付けしました。

後ろから見ても猫っぽくできたかな、と思います。

こちらは母へのプレゼント用で製作。


カルチャースクールでの張り子教室は先月で終わりにしましたが、今後は前田ビバリーさんが西荻窪で月1回開催されるのワーショップに時々参加しながら張り子作りを続ける予定です。
もう10月も半ば。そろそろ来年の干支のねずみの張り子のデザインを考えます!
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「こだいらオクトーバーフェスト」と「アンビー祭り」

2019-10-15 08:57:00 | 日記
小雨が時々降る天候の中、2つのイベントに行ってきました。

まずは小平市中央公園で開催された「こだいらオクトーバーフェスト」へ。本来は3連休通しで開催予定でしたが、台風の影響で最終日の14日のみ開催となりました。
こだいらエール。小平市の特産品ブルーベリーの香りのする飲みやすいビールでした。

気温が低めだったので、温まるためにオニオングラタンスープをビールのお供に。



次に武蔵国分寺跡で開催された「アンビー祭り」へ。到着してしばらくすると雨が強くなってきました。お昼頃はお客さんがたくさん来ていたそうです。



このお祭りは、社会福祉法人アンビーが主催。アンビーは就労継続支援B型事業として焼き菓子等を製造していますが、こうしたイベントがあるのは初めて知りました。パイ生地の中に餅とあんが入っている「もちパイ」という商品があって、今回初めて焼きたてを食べました。熱すぎて久々に舌をやけどしましたが、伸びの良いお餅とパイ生地のサクサクした食感がいい感じで、とってもおいしかったです。

道中、ニワナナカマドの花がまだ咲いていました。


曇り空に柿色がいつも以上に鮮やかに見えました。



久しぶりに1万歩を超える散策になりました。
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台風一過

2019-10-13 20:50:33 | 日記
台風は自然現象の1つ。仕方のないこととはいえ、その爪痕はあまりに大きなものです。

今回の台風19号は、最大級の警戒を、と事前の対策が頻繁に報じられ、各交通機関も計画運休を早めに発表したことから、これまでの台風とは違うんだなとはっきり感じました。
当院も開院して初めて臨時休診を決め、予約調整を行いました。午後に入ると電車は止まり、近隣の店も軒並み臨時休業。いつも聞こえてくる様々な音が一切なく、雨風の音がより大きく聞こえる気がしました。
過ぎてみれば国分寺市は特に大きな被害がありませんでしたが、全国各地の被害状況は深刻で、1日も早い復旧を祈るばかりです。

今回は初めてまともに台風への備えを実施しました。といっても停電や断水時の対策をしたり、ベランダを片付けたりといったことくらいでしたが。

先週は治療院から出る機会がほぼなく、台風の進路や対策についての情報を患者さんから伺うことがほとんどでした。特にテレビでは繰り返し台風への備えが報道されていたそうで、台風直撃の前々日には、窓ガラス補強用の養生テープが売り切れ、スーパーから多くの食料と水がなくなっていたと聞きました。何か起きたらしばらく食べられなくなるかも、という不安感は特に大きくなりやすいと思いますが、食品や水がすぐに店頭から消える現象が起きていると聞いて、東日本大震災の時のことを思い出しました。 

こうした災害時には物流にも影響が出ます。大きな被害に遭われて食料や水を特に必要とする人たちの元に、少しでも早く物資が行き渡り、少しでも早く日常が戻りますように。
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10月12日の診療について

2019-10-12 08:00:59 | お知らせ
台風19号接近のため、10月12日は臨時休診となります。

すでにご予約をいただいていた方々の予約調整を行ったことと、現在新規のご予約が重なっているため、10月中は予約が取りづらい状況となっております。ご了承ください。
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武蔵国分寺 薬師堂にて

2019-10-11 22:54:10 | 日記
毎年10月10日は、武蔵国分寺の本尊、木造薬師如来座像がご開帳される日。
5年前に患者さんに教えてもらったのですがなかなか行けずじまいで、今年ようやく行くことができました。

国分寺市内で唯一、国の重要文化財に指定されています。



左手には薬瓶。


薬師如来の横に並んでいる仏像も、趣と迫力があって素晴らしかったです。




琵琶と琴が飾られていました。
琵琶は何度見てもかわいい形してます。

最近はこのお薬師さんのご開帳に合わせたツアーもいくつかあるそうで、平日にもかかわらず人が途切れることはありませんでした。




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松山あげ

2019-10-06 22:52:00 | 日記
私の地元、愛媛県松山市でよく使われる食材の1つに、「松山あげ」があります。 生の油あげに代わる干油あげと呼ばれていたものらしく、江戸時代には豆腐油あげとも呼ばれていたようです。
いわゆる一般的な油揚げの方が珍しく感じるくらい、子どもの頃からしょっちゅう食べていた食材です。この写真を見てお分かりかと思いますが、乾燥していてふわふわした見た目をしています。 

以前は帰省のたびに買って帰っていましたが、3年ほど前に近所のスーパーで取り扱っているのに気づいてからは、いつでも食べたい時に買えるようになりました。
 旨味とコクがあるので、味噌汁に入れたり、煮物に入れたり、炊き込みご飯に入れたり、和風パスタソースにも加えたり、様々な料理に使えます。火をしっかり通してもいいし、仕上げに加えてさっと火を通すのもいいので、おいしいだけでなく使い勝手も良いのです。しかも賞味期限が常温保存で90日ほどと長いのも嬉しいところです。 

 「松山あげ」は松山市内にある「程野商店」で製造・販売されています。別名「干油あげ」とも云われているようですが、いつ頃から、なぜ作られ始めたのかは分からないそうです。 


 上京する直前まで働いていた鍼灸整骨院に、飄々とした雰囲気の高齢の男性が毎週のように通われていました。 私は身体にはその方の人生・生き様が現れていると感じることが多いのですが、この男性の場合は手にも足にも腰にも、どれだけ働き続けてきたのだろうと感嘆させられるものがありました。しばらくしてこの方が程野商店の先代の社長さんと知りました。一所懸命に「松山あげ」を作り続けて会社を大きくされたと聞き、いろいろ納得がいったのを覚えています。 

昔は数カ所で製造されていた「松山あげ」も、現在は程野商店だけとのこと。何事も移り変っていくのが世の常ですが、今は存分においしさを堪能しようと思います。 きっと「松山あげ」を知らない人の方が多いと思いますが、もしどこかで見かけたらぜひ一度食べて頂きたいです。
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