久しぶりに料理教室に行ってきました。
「さまらさの台所」という、ヨーガのお料理を学べるクラスです。
今回はビリヤニ(インド風炊き込みご飯)とオクラのサブジ(蒸し煮)。
どちらもスパイスをたっぷり使った料理です。
スパイスさえ揃えれば、意外に短時間で簡単にできて、しかもとっても美味しいのに驚きました!
インド料理に使われるスパイスはたくさんあります。
今回使ったスパイスは9種類。
・クミンシード 疲労回復
・カルダモン 気分を落ち着かせる、呼吸器の機能回復、腸内ガスの排出
・ベイリーフ 胃腸の調整、鎮痛
・クローブ 食欲増進、咽頭の調整、歯痛
・シナモン 心臓や腎臓の強化、循環器系の調整、風邪
・コリアンダー 消化力を高める、食欲増進
・ターメリック 肝機能を高める
・チリ 発汗作用、新陳代謝の活性化
効果はごく一部を挙げました。
東洋に共通する思想では、食事を薬として頂くという考えがあります。
インド料理もそういった効能が考え尽くされており素晴らしいです。
今回はインド料理屋さんから頂いたインド産のスパイスを使いました。香りもしっかりしていて、スパイスの香りをかぐだけでも元気になっていく感じがします。
最近ではスーパーでも様々なスパイスを揃えているお店も多くなり、以前よりは手に入りやすいと思います。
たくさんの種類を揃えて料理するのはハードルが高いかもしれませんが、例えばシナモンは紅茶に少し入れると風味が良くなります。
また、ベイリーフは市販されているカレールーで調理する時に、1,2枚入れるだけで味に深みが出ます。
小さなお子さまのいる家庭では甘口のカレールーで大人は物足りないと感じることもあると思いますが、自分の食べる分にチリを一振りするだけでもいつもと違う辛さを楽しめます。
意外と簡単に普段の食事に取り入れられるので、興味のある方はぜひお試しくださいね。