はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

うっとりする香り

2013-08-30 07:48:20 | 
うちの旦那さんの実家に咲いていた、姫月下美人です

小さいながらも、離れた場所でもすぐ分かるほどの香りを放っていました

姫月下美人は、月下美人とともに原種で、この二つから満月美人が生まれ、歌麿美人など様々な種類の~美人が存在するそうです。

私は原種の二つしか見たことはないですが、きっと他の種類も美しいのでしょうね!

月下美人や他のサボテン科の花って、どの花も優雅で美しく、力強さがあると思います

この姫月下美人は他の月下美人のように一晩だけ咲くのではなくて、咲いた次の日の日中頃まで咲き続けるんですって



小さいのにパワフルだなぁと思いました


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基本が大切

2013-08-24 12:56:17 | 鍼灸
先日、師匠の誕生会に行ってきました。

60代後半になってもますます精力的に活動され、大ベテランになった今でも鍼灸に対する熱心な学びの姿勢は一切変わりません。

今回印象に残ったお話の一つは、常に基本を学び続けるということ。
学生の頃は頭の中にいろんな知識が詰まった状態でも、卒業後は少しずつ抜けていきます。
ベストな状態を保つには、ひたすら学びを繰り返す。
特に一番の基礎となる、正しい経穴の位置や、その経穴の持つ特性を理解し、臨床でより良く使えるようにするということです。

経験を重ねると様々なケースに対応できるようにはなるけれど、それは基礎がしっかりあってのこと。

日々忘れずにしっかりやっていきたいです
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初めての患者さん

2013-08-19 23:44:01 | 鍼灸
私の初めての患者さんは、母です

物心ついた頃から、母の肩をもんだり、足を踏んだりしていました。
記憶がはっきりしているのは小学3年頃からですが、もっと小さい時からやってたのかな。
それから現在に至るまで、施術を受け続けてくれています

子供の頃はいやいや行うことが多かったのですが、気持ちいい、とか、楽になった、とか言われると嬉しくて、段々と真剣に行うようになっていきました。
自然にツボにも興味を持って、中学生の時に初めてツボの本を買い、その面白さにはまっていきました。
この頃から人の体に触れる訓練が出来ていたことになるので、母にはとても感謝しています

子供の頃から不器用だった私が鍼灸師になると言い出した時、母は反対しました。
何をするにも時間がかかり、失敗する場面をたくさん見てきた親として、心配で仕方なかったのでしょう


良い師匠に出会えたこともあり、今は無事鍼灸師になることができましたが、勉強し始めの頃から鍼の練習台になってくれたのは母でした。

率直に厳しい感想を言ってくれたのも身内ならでは。
時には悔しい思いをしながらも、早く一人前の治療ができるように頑張れたのも母のおかげです。
本当に有難い存在です


元々身体が丈夫ではないのに、じっとしているのが苦手で常に動き回っている母。
還暦を過ぎてからは少しは私の意見も聞き入れてくれるようになりましたが、まだまだ気は若く頑固です!

しょっちゅうは会えないので、帰省した時に集中して治療していますが、普段の養生が何より大切だと思うので、
昔のような無茶はせずに穏やかにすごしてもらいたいなぁと、いつも願っています
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夏真っ盛り

2013-08-13 20:30:22 | 養生
毎日ものすごい暑さが続いていますね
それにゲリラ雷雨がセットになってやってくるのにも、段々慣れてきたような

今年は7月始めに一気に猛暑日が続いた影響からか、夏バテ症状が早くから出ている方が多い印象ですね。
当院に来られる患者さんも、冷たいものの取りすぎで胃が冷えて疲れてしまっている方が多いです

胃が冷えると消化がわるくなり、腸の吸収力も落ちて、さらに体は疲れる…この悪循環は断ち切りたいですよね

鍼灸など、体をメンテナンスするのも対処法としておすすめですが、何より普段の生活の中で工夫をするのが一番だと思います。


私は今のところ夏バテ、熱中症ともに心配ない感じですが、もともと寒暖差に対応できにくい体質なので、
普段からいろいろと気を付けてます

もちろん暑さで疲れるので、なるべく水分補給をこまめに行なったり、冷たいものは一気に飲まず、
少しずつ口内の温度で冷たさを和らげながら飲んだり。
中でも一番意識しているのは、夏野菜で水分・栄養補給を行うことです

どの季節でも、旬の食材はその時に必要な栄養やパワーを与えてくれます。
実際店頭で見かけるものも、旬のものはお安いですし!
いいことずくめです


あとは、この暑さでどこに行っても冷房がきつめだったり、電車内もかなり冷え込んで外気との気温差が大きくなってます。
空調は快適だけれど、直接風に当たらないように気を付けるだけでも、随分体は楽になると思います。
特に冷えを気にされている女性は、鞄の中にストールやレッグウォーマーを入れておくと安心ですね

暑さを苦痛に感じてばかりでは余計に疲れがたまってしまいますし、出来るだけ快適にこの夏を乗り切れるよう、
楽しんで暑さ対策していきましょう

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師匠のこと 2

2013-08-07 21:55:34 | 鍼灸
上京し、鍼灸学校在学中に出会ったのが、2人目の師匠です。
「孔和堂鍼灸院」という名前は、この師匠に付けて頂きました。

憧れの鍼灸学校に入ったものの、元々不器用だった私は、正直鍼に対して苦手意識を持っていました。
このままで本当に鍼灸師になれるのだろうか、と不安を抱えていた時に、この師匠に出会えたのです。

鍼は気を操作する道具、と云われていますが、師匠に出会えるまでは表面的な理解しかできてなかったように思います。
師匠の治療を初めて見た時に、鍼は気を操作する道具なのだと、はっきり感じることが出来ました。

この師匠は、まず佇まいが素晴らしく、鍼を打つ姿も美しいのです。
さらに治療において結果を確実に出す…あっという間に惹きつけられて、弟子入り志願しました。


弟子入りしてからは、見て学ぶ、という昔ながらのスタイルで学びました。
慣れないうちは大変なこともありましたが、見る、ということを意識して集中することで、より真剣に学んで吸収できたのだと思います。

鍼灸師として、人として、大切なことを数えきれないほど学びました。

その学びはこれからも続きます。


今の鍼灸師としての私があるのは、この2人の師匠のおかげです。

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師匠のこと 1

2013-08-06 23:26:48 | 鍼灸
どのような道を歩むにも、師匠と呼べるような存在が大切だと思います。
私が現在歩んでいる鍼灸師の道には、2人の師匠が存在します。

1人目は、地元で勤務していた鍼灸接骨院の院長です。

私が初めて目にした鍼灸治療は、この先生の治療でした。
この出会いがなければ、私が鍼灸師になることはなかったでしょう。

毎日様々な症状を抱えた沢山の患者さんが来院し、先生の治療で笑顔になって帰って行く…マジックを見ているようでした。
毎日見ているうちに、自然に鍼灸を学びたい気持ちになり、鍼灸師になることを決意しました。

それをこの先生にお伝えしたところ、猛反対されました。
その主な理由として、そんなに簡単な道ではないこと。素晴らしい仕事だが食べていくには厳しい業界で、
成功するのはごく一部の人であり、とても苦労するということ。

それでもやりたいのなら止めないよ、最後に先生はそうおっしゃっいました。
私は自分がどうしていきたいのか本気で鍼灸師を目指すのかを今一度考えて、鍼灸師になる気持ちを固めました。

この時のやりとりがあったからこそ、多少辛いことがあっても諦めずに目標に向かって進み続けられたのだと思います。









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お灸の思い出

2013-08-03 13:23:05 | 鍼灸
私の生まれ育った愛媛県では、お灸のことを「やいと」と云います。
私の地元の松山市は、昔から特にお灸が盛んな所です。
ドラッグストアにもぐさと線香のセットが売られているのも見かけたことがあります。

私の祖母は、よく自分自身でやいとをすえる人でした。
もくもくと煙を出しながら、足の裏の湧泉というツボに毎日たくさんのやいとをすえている姿を、今もはっきり覚えています。
いたずらが過ぎた孫にはお仕置きとしてやいとをすえたりもしてました。
子供は嫌がるものだけれど、それが気持ち良くて寝た子もいるくらいでした。
きっとすえ方が上手だったんでしょうね。

認知症になってからは、帰省の度に私がお灸をすえるようになりました。
「ばあちゃん、やいとすえようか?」と声をかけるとにっこり笑顔になって、足を出してくれます。
以前は、足の裏にスイカの種が付いているのかと思うような跡がついていた祖母の足の裏。
今ではすっかり痕は消えていて、白くて柔らかい足の裏になっています。
だから、もぐさの燃え方を調節しないと熱がらせてしまうので、慎重に丁寧に行うようにしています。

お灸をすえ終えると、毎回最高の笑顔でありがとう、と言ってくれる祖母。
帰省中、祖母にお灸をすえる時間はわずかな時間だけれど、私にとって、とても温かくて貴重な時間となっています。
こちらこそ、ありがとう、といつも思ってます。



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お灸のこと

2013-08-02 21:59:26 | 鍼灸
数年前から雑誌などでお灸が取り上げられることが増えてきた気がしています。一年半程前にはNHKの「あさイチ」のミニ特集で「お灸女子」という言葉で紹介されていました。
一度はお灸の文字を見かけたことがある方は多いのではないでしょうか?

お灸の効果の一つとして、冷え性の改善、があります。
冷えが原因になることの多い生理痛などの婦人科疾患にも効果があります。

お灸は「もぐさ」を使って行います。もぐさは、春先になると道端でも良く見かける、よもぎから作られてるんですよね。
鍼灸学校に入学して間もない頃、授業でもぐさ作りを体験したのですが、本当によもぎから出来るんだ!とびっくりした記憶があります。

子供の頃にお仕置きとしてお灸された経験のある方は最近少ないのかもしれないですが、何となく熱いイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

お灸をすえる、という言い方をしますが、すえ方によっては実際お灸はとても熱いです。
反対に、全く熱くないお灸のすえ方もあります。

色白で皮膚の薄い方はお灸の跡が付きやすいので、すえ方も工夫しています。

私もセルフケアとしてお灸を行っていますが、便利な用い方としては、蚊に刺された所にすえると痒みが治まったり、打ち身で色が変わった所にすえるとあざがきれいになるのが早い、といったのもあります。

昔は止血するのにも使っていたそうで、その場合は直接もぐさを患部に張り付けるのだそうです。

鍼に比べると地味な印象のお灸ですが、いろんな使いみちがあって本当に素晴らしいです!



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