はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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今年もみんなでお祝い 2019

2019-08-30 21:05:00 | 日記
今年も弟子一同が集まり、師匠である齋藤鳳観先生の誕生日会を開催しました!

今年で10回目を迎えた誕生会。弟子3人で始まった会ですが、今年は8人の弟子でお祝いすることができました。

8人中私を含めて4人が元クラスメイト。
在学中はこうして師を囲んで揃って話す機会がなかったので、懐かしいような新鮮な感じでした。

持ち寄ったプレゼントは、各自の個性溢れる品々。師への感謝の思いを形にできる機会は、私たち弟子にとって楽しくて貴重な機会です。

今年もお店の方に写真を撮っていただきました。


今年は師匠含めて5人で利き酒に挑戦!

十四代を当てるということで、真剣に味わって決めたのですが、4人は当たらず。
唯一のパーフェクトは、お酒に弱くて味も分からないと言いながら悩んでた弟子でした💦

当たり外れはあったものの、どれも口当たりの良いおいしいお酒でした!
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命札(いのちふだ)のこと

2019-08-27 21:15:24 | 日記
夏休みもそろそろ終わり。国分寺市内の公立小学校は昨日26日から二学期が始まったようです。
夏休みいろんな遊びを体験した子、宿題が終わらず半泣きの子、それぞれの夏休みを過ごされたかなと思います。


夏といえばプール。プールといえば「命札」のことを思い出します。「命札」って何?と、ご存じない方が多いのではないでしょうか?

私の出身地の愛媛県松山市では、プールに入る時に必ず「命札」を持っていく習慣がありました。
この「命札」には名前と住所・電話番号を書くことになっていて、忘れるとプールに入れないという、子どもにとって切実な状況に陥ります。というのも、プールに入る際にプールサイドに「命札」を置いて、プールから出る際に持って帰ることで、プールの中に子どもが残っているかどうか確認しやすいため、という理由があったから。

さて、この「命札」はかまぼこ板で出来ています。
毎年プールの授業が始まる前に、各自自宅で作るのです。
私は泳げないのでプールが苦手でしたが、「命札」作りは大好きでした。まずかまぼこを買ってきて、なるべく板を削らないよう慎重にかまぼこを切り離します。妥協したくなくて何個もトライした年もありました。必然的にかまぼこばかり食べることになりましたが、かまぼこも好きなのでむしろ嬉しいくらいでした。
きれいに削ったかまぼこ板を洗い、乾かします。そして油性マジックで表側に自分の名前、裏側に住所、電話番号も書きます。私の名前は画数が多くて、どんなに気を付けても字がつぶれてしまいがち。なるべく美しく書けるよう緊張しながら名前を書いていました。
仕上げにキリで穴を開け、紐を通したら「命札」の出来上がり!

夏休み中の学校のプール開放日は弟を連れて行くことがほとんどでしたが、弟が何度も「命札」を持っていき忘れるので、泣きべそかいている弟を連れて家に戻るのが面倒だった記憶もあります。当時もなぜこんなに厳しいのかと不思議でしたが、今思い出しても不思議なシステムだったと思います。とにかく「命札」は夏休みの子供の必須アイテムでした。
どうやら、中国・四国・九州地方の一部地域では「命札」の習慣があったようです。東京出身の夫にはなかなか信じてもらえませんが、これは本当にあった習慣なのです。
 今もまだ続いているのか気になり、地元の友人の子どもはどうなのか聞いてみたら、今は残念ながら?「命札」はないそうです。

果たしていつ頃まで「命札」の習慣が続いていたのかは謎ですが、あのへんてこな習慣がないと思うと少し寂しい気がしました。
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9月の休診日

2019-08-24 09:03:00 | お知らせ
9月の休診日のお知らせをHPで更新しました。
ご確認よろしくお願いします。
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前田ビバリー個展 @コハルアン

2019-08-21 22:46:00 | 日記
張り子教室の先生、前田ビバリーさんの個展が、神楽坂コハルアンで開催中です。
 

繊細な色味や素材感が魅力的な張り子がたくさん並んでいました。 撮影NGなので、写真を載せられないのが残念ですが、興味のある方はぜひ会場へ足をお運びください。

 この猫2匹は新しく治療院の仲間入りしました!張り子ではなく、和紙人形だそうです。

発想がすごいなあと関心しきり。 新しい作品を作るヒントをもらえた気がしています。
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苔の森と白駒池

2019-08-13 23:02:11 | 日記
猛暑日の日曜日、北八ヶ岳の苔の森を散策してきました。

最近患者さんから苔の森と白駒池の話を聞いて興味を持ち、紅葉の季節が特にきれいと勧められたのですが、まずは一度行ってみることに。 早朝家を出発し、麦草峠に到着したのが6:30頃。標高2000mを越えているので、少し肌寒く感じるくらいでした。 そこから丸山に登るルートで散策開始。



辺り一面に苔が広がる風景に圧倒されながら、歩きました。


きのこのかわいい姿をあちこちで見かけました。


イチヤクソウかな?


木の幹にも根にも岩にも苔。


ふわふわとした苔。


ちいさなきのこ。
どこを見ても苔。
苔ときのこの組み合わせはすごくかわいいので、写真撮りまくりました。


ゴゼンタチバナ。
しっとりと艶やかな雰囲気のお花です。

次第に急勾配になり、ハイキングのつもりでいたらしっかり登山な感じに。

辺りの明るさが増してきたと思ったら、丸山山頂(2329m)に到着しました。

山頂は見晴らしが良いとは言えませんでしたが、景色は楽しめました。




おそらくベニテングタケ。

子どもの頃、きのこは水玉のイメージで、ちょうどこのきのこみたいな絵を描いたことがあります。


次第に苔の種類が変わり、背の高いタイプもよく見かけるように。


いろんな形のきのこを見つける度にテンションあがりました。

たぶんヒメコガサ。番傘っぽい感じもして、小さくてとにかくかわいい。


ギンリョウソウ(銀竜草)。きのこかと思って撮影してたのですが、後で調べたら花でした。

別名ユウレイタケ、とありますから、きのこに見えたのもあながち間違いではないかな。

もふもふの苔。


赤茶のきのこと苔のコントラストが素敵。






頂上を少し下ったところにある高見石小屋があり、休憩しました。
小屋横の大きな岩をよじ登ると、展望台があります。


白駒池が見えました。


ハナビラタケ?ちょっとケイトウっぽい感じもあります。


生え方がかわいい。






白駒池に到着



ここにもきのこ。苔の緑ときのこのオレンジ色が鮮やかです。



もののけの森と名付けられたエリア。
独特の雰囲気で、本当にもののけが出てきても不思議でない気がしました。





白駒池を一周した後は、白駒の奥庭を通って再び麦草峠に向かいました。




さすがに足が疲れてきて、山野草を見ながらのんびり戻ることにしました。

ハクサンフウロ


ミツバフウロ




ノアザミかな?

コバギボウシ


キバナノヤマオダマキ


シュロソウ?


歩いてきた方向を振り返ると、日差しは厳しいながらも少し秋の気配を感じました。

苔の森、本当に素晴らしかったです。こんなに苔に囲まれた場所を歩き続けたのは初めてで、苔ときのこを夢中で撮影しながら気づけば5時間ほど経っていました。 苔好きの方ときのこ好きな方にはかなりおすすめです。 今度は紅葉の季節にも見に来てみたいです。
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青梅できむくまカレー

2019-08-09 22:24:46 | 日記
猛暑日が続いてますね。
先日、青梅市の成木で、きむくまカレーというカレー屋さんに行ってきました。

きむくまカレーは流しのカレー屋さん。店舗を持たず、国分寺や国立のお店を借りながら営業されています。数年前から気になりつつも、なかなか食べる機会がなく、いつか行ってみたいと思っていました。

この日の青梅は最高気温は35℃を超えていましたが、木々の生い茂る緑と、時折吹いてくる風で幾分涼しく感じました。


カレーとドリンクのセットを注文。
左がプラムソーダ、右が甘夏レモンソーダ。

見た目も味も爽やかでおいしかったです。

季節の野菜カレー


実山椒チキンカレー

どちらもとってもスパイシーで、コクもあって、身体に優しいおいしさでした。
インドやネパールのカレーのスパイシーとは違って、どんな風に作られてるのか気になりました。


店主の、くまのひでのぶさんは絵描きさんでもあり、店内に展示されている作品も魅力的でした。魚が可愛いです。


駐車場とお店との間に咲いていたサルスベリ。この花を見ると夏を強く実感します。

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開院8周年を迎えて

2019-08-04 08:45:00 | 鍼灸
今年の6月で開院8周年を迎えました。
昨年も開院日を過ぎて気付いたのですが、今年はそれ以上にすっかり忘れていました😓

最初は国分寺南口、殿ヶ谷戸庭園のそばで開業しました。環境は気に入っていたのですが、駅から緩やかな坂道が続くため、足腰の症状を抱える患者さんには負担をかけてしまっていました。
より良い物件を探し続けて、ようやく見つかったのが、駅からほぼ平坦な道の現在の建物です。
この8月末で、国分寺北口に移転して3年。大家さんから許可を頂き、内装は初めてのDIYに挑戦したのが随分前のことのように感じます。

国分寺に限ったことではありませんが、年々治療院の数は増え続けています。国家資格保有者の数が増え続けているから当然のことではありますが、たくさんの選択肢がある中で当院を選んでくださった患者さんのおかげで、鍼灸師として働き続けることができています。
本当にありがたいことです。


東洋医学の良いところの一つは、具体的な病気や症状があってもなくても対応できること。
病院に行くほどではないかな?と悩んでいる症状や、病院に行ったけれど特に問題ないと診断された症状がある方には、東洋医学が身体を元気にする第一歩となる可能性があります。
具体的な症状や慢性疾患を抱えて病院に通っている方には、東洋医学を併用することで相乗効果が生まれる場合もあります。


当院は看板も特になくやっているので、ご紹介以外ではネットで見つけて頂くしかない環境にあります。
たまたまHPやブログを見つけていただいて、予約を検討して実際に当院に足を運んくださるのを待つ立場ではありますが、まずは気軽に小さなことでもご相談頂けると嬉しいです。

少しでも親しみを感じてもらえる鍼灸院になれるよう、9年目もさらにがんばります!
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月光荘にて

2019-08-01 21:22:00 | 日記
月光荘画室Ⅱにて、くまくら珠美さんの個展『猫と空と祈りと』を観ました。

くまくらさんの存在を知ったのは、『猫の手帖』に連載されていた『猫又指南』を読んだ時なので、10数年前。
ニャンフェスに行ったことはありますが、個展は初めてでした。



入ってすぐの壁には木型の猫たちがたくさん。


絵もずらっと展示されていました。




「雪男曼荼羅」真ん中の白い猫が「雪男」。くまくらさんと暮らしていた、耳が聞こえない猫です。漫画やHPでその暮らしぶりを拝見していたので、会ったことはないけれどとても近しい存在に感じました。
昨年ライブペイントで描かれた作品で、未完成なのだそうです。


左「雷神猫」右「風神猫」



この3匹もくまくらさんがかつて一緒に暮らしていた猫たち。左側は先ほども登場した「雪男」くん。



「八月の帰省する猫たち」
どの作品からにも猫への愛がいっぱい詰まってて、また猫と暮らしてみたいなあと思いました。 図録とTシャツとクリアファイルを買って帰りました。


個展を観終わった後、月光荘ビル5階にある「月のすみか」へ。

階段のみの建物で、趣があって上って行くのが楽しかったです。


テラス席は暑そうだけどいい雰囲気。


月光荘ができた頃の写真でしょうか。


名物のチキンガンボを注文。 ガンボはフランス移民の家庭のシチュー、と初めて知りました。 スパイシーでオクラなどの野菜のとろみがあり、旨味がたっぷりでとてもおいしかったです。

食後に頂いた紅茶はアールグレイ。普段フレーバーティーはあまり飲みませんが、香りが良いと気持ちふわっとします。猛暑日ではありましたが温かい紅茶が体に染み入るおいしさでした。


銀座も夏祭りのようで、祭囃子が聞こえる中ゆっくり歩くのが心地よかったです。
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