はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

唇の乾燥が気になったら

2019-11-28 22:33:00 | 養生
今年も次第に冬の足音が近づいてきました。
この時期になると、唇が乾燥してリップクリームなどでの保湿をする機会が増える方も多いのではないでしょうか?荒れた唇にうまく口紅が塗れない経験をした方も少なくないと思います。

唇の乾燥が起きやすい原因としては、エアコン等の暖房によって乾燥した室内にいたり、寒い外気に当たったり、外側からの刺激によるものがまず考えられます。
しかしそれだけではないと東洋医学では考えます。
唇や唇周辺には胃腸など消化器の状態が特に反映されます。その人の体質に合わないものを食べていたり、合っていたとしても食べ過ぎていたりすると、胃腸が疲れて快適に働かなくなります。

いくら保湿をしても潤いが続かない場合は、一度食生活を見直して、今の自分に合った食生活に切り替えることをお勧めします。
・食事の量は腹八分目で。(→お腹が張った感じがしたり、食後眠気が起きたりしたら八分目を超えています。
・生野菜や生魚等、身体を冷やす食べ物を摂りすぎない。また冷蔵庫などで冷えたものをすぐに食べることはやめて、温め直してから食べる。
・よく噛んで食べる。

食生活を調えた上で、お腹周りを冷やさないように腹巻をしたりカイロを貼ったりするのもさらに効果的です。
その時々の体調に合わせて、必要な対策をその都度行う。当然のことでありながらも、慌ただしく日々を過ごすうちに忘れてしまいがちなことです。
唇が乾燥するのは些細なことかもしれませんが、身体が教えてくれる小さなサインとも解釈できます。見逃さないように養生すれば、大きな病につながるのを防ぐことにも可能となります。

本格的な風邪が流行り始める季節でもあります。早めの対応で少しでも快適に過ごせる工夫したいものです。


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12月の休診日

2019-11-25 13:02:00 | お知らせ
12月の休診日のお知らせをHPで更新しました。
ご確認よろしくお願いします。

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恩師の個展と麹屋三四郎酒舗

2019-11-21 22:25:00 | 日記
高校時代の恩師の個展が銀座のギャラリーで開催中なので、観に行ってきました。
約1年半ぶりの開催、前回とは印象の異なる空間が出来上がっていました。
「空(くう)」がテーマ。般若心経の中にも度々「空」の文字は出てきますが、「そら」でも「から」でも、どのように感じてもらっても良いとのことでした。





様々な書体の型を作って吹き付けることによって着色していく、とても手間のかかる作業だったと思われます。
(実際、1年半ずっと作り続けていたそうです。)

しばらくギャラリー内で過ごした後は、恩師が東京に来るたびに通っているお店に連れて行ってもらいました。

「麹屋三四郎酒舗」


酒屋さんなので、いわゆる角打ちスタイルなのでしょうか。注文するシステムが私には分からないので、すべて恩師にお任せしました。
まず1杯目に出てきたのは、「銀座のどぶろく ふくろう」

いきなりどぶろくとは、と思いましたが、飲んでみると食前酒としてもありかなと感じるほどの飲みやすさ。旨味の中にもピリッとした刺激があっておいしかったです。

お料理もお任せででてきました。
ツナサラダ、久しぶりに食べましたが落ち着く味で酒の肴にもぴったりでした。


2杯目「颯」


3杯目「蔵心」


4杯目「ふじや彦十郎」


鮭と鰊のきりこみ、すごーくおいしかったです。


5杯目「市野屋」


壁一面に貼られたラベルを見てるだけでも楽しかったです。


こうして振り返ってブログを書いていると、私にしてはけっこうな量を飲んでいたんだなぁと実感。すべて始めての銘柄ばかりで新鮮でもありました。
店主の方が素敵で、お話もとても面白かったので、遠いけれどぜひまた行ってみたいです。

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日立中央研究所 秋の庭園公開 2019

2019-11-17 19:26:14 | 日記
ご近所の日立中央研究所で、秋の庭園公開がありました。


足元には落ち葉とどんぐり。落ち葉を踏む音と感触が心地良かったです。


風がなく穏やかな晴天




十月桜


秋に見る桜もいいものです。



水面に映る紅葉もきれいでした。


気温もちょうど良く、空を見上げても鮮やかな紅葉が見られて、清々しい気分になりました。


白鳥には会えませんでしたが、鴨の親子が泳いでいました。




今年も大勢の人であちこちが賑わっていました。




帰りに門の近くで見かけたガマズミ。



次回の春の庭園公開は2020年4月5日を予定しているそうです。
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紅葉の三頭山

2019-11-12 21:58:03 | 日記
約2年ぶりに三頭山に登りました。
ちょうど紅葉が見頃を迎え、AM7:30に駐車場に到着した時にはすでに多くの登山客やバイカーで賑わっていました。

前回は12月半ばで気温が低く風も強かったのですが、今回は風がなく穏やかな晴天。
登り始めは少し息が上がり気味でしたが、紅葉を楽しみながら歩くのはとても心地よかったです。




三頭大滝。


前回は岩場が所々凍っていましたが、今回は勢いよくきれいな水が流れていました。


目の覚めるような黄色。




<山頂近くの避難小屋辺りからも富士山が綺麗に見えたので、山頂に着く前に休憩がてら昼ごはんを食べました。

富士山を眺めながらのコーヒー、寒かったけどおいしかったです。

あと一息で山頂。でもあちこちに美しい紅葉があるので、こまめに足を止めながら進みました。


山頂到着。
大勢の人が食事していて混雑。早めに食べといて正解でした。


山頂からの富士山も見事。次から次へと撮影する人が来るので、隙間をぬって撮りました。


中央のぽこっと出てるのが大岳山。お隣は先週行ったサス沢山の先にある御前山。
少しずつですが山の名前を覚えると景色を眺めるのがより面白くなります。


色とりどりの紅葉はどれもこれも本当に美しいけれど、特に目を奪われるのは真っ赤なモミジです。






下山後、駐車場の紅葉を改めて見るとここも素晴らしかったです。





帰りにずっと気になってたお店、「魚治(うおじ)」に寄りました。


テーブルにはアザミが。


箸置きに生花が差してあって、素敵でびっくり。




アジのたたき定食と野菜の天ぷらを頂きました。
おなかがすいていたので写真を取り忘れましたが、アジが新鮮でおいしかったのと、きんぴらや吸い物の味付けが優しくて疲れた体に染み入る感じでした。
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蕪と柿

2019-11-09 23:01:27 | 養生
知人から無農薬栽培の蕪と柿をいただきました。 今年は天候不良で農作物への影響があちこちで出ているようですが、こうして旬の食材を味わえることに感謝です。

東洋医学では、秋は肺と関係がある季節で、肺は乾燥を嫌い潤いを好むとされています。 柿は身体の余分な熱を取り除き、肺の乾燥を潤す効果があります。ただ、体を冷やす性質があるので、冷え性体質の人は柿の持つ効果よりも冷えによる影響の方が勝るので気を付ける必要があります。 蕪は春と秋に旬を迎えます。春の蕪は爽やかな苦味に味わいがあるように感じますが、秋の蕪は甘みが増して味わいに深みが出る感じがします。胃を温めて冷えからくる腹痛やお腹の張りを改善します。 私は冷え性体質なので、柿の食べ過ぎには注意していますが、蕪は温める性質なので体質にはばっちり合っています。 どちらも生で食べるのをおすすめされたので、私にしては珍しくサラダとして食べることに。蕪は塩もみして水分を切り、柿と合わせるだけですが、異なった甘みを楽しめておいしかったです。




柿だけで食べるより、蕪を組み合わせることで食後に冷える感じもありませんでした。 たまにはこんな風に食べるのもいいなと思いました。
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奥多摩 サス沢山にて

2019-11-05 22:03:09 | 日記
久しぶりに天候が安定した3連休。
奥多摩にあるサス沢山に行ってきました。

まずは奥多摩湖(小河内貯水池)周辺から歩き始めました。





サス沢山は、御前山への登山道の通過点で、サス沢山自体の山頂を目指す人は少ないようです。
今回は久しぶりの登山だったことと、サス沢山の山頂からの眺めが良いということで、ブランチを楽しみにサス沢山を目指しました。

ガイドブックには急峻な道と書いてありましたが、本当にその通りでなかなかの斜度でした。
途中木立から日が差してきて、それがとっても美しくて疲労が吹き飛ぶ感じでした。



知床で初めて見たホコリタケ。奥多摩でも見つけられて嬉しかったです。つつくとちゃんと胞子がでました。


少しずつ辺りが明るくなり、山頂に到着しました。


水の色は濁ってはいましたが、奥多摩湖がしっかり見渡せて、きれいでした。


写真がイマイチですが、思っていた以上に紅葉が進んでいていました。





切り株にたくさんのきのこ。


少し前にバーナーを購入したので、フリーズドライの雑炊を作ってみたら、温かいものが山で食べられるのが予想以上に良くて大満足。山ごはんにハマる人の気持ちがよく分かりました。
食後のコーヒーは自宅で最近出番が少なくなってた白ヤギと黒ヤギのカップで。
こちらも山で飲むと格別においしかったです。



下山は同じルート。気持ちに余裕はあるので登りより景色が楽しめました。

絨毯みたいな苔。

逆光ですが実際は色鮮やかな黄色で美しかったです。


これまでで1番厳しい下り道でなんどか滑りかけましたが、無事怪我なく下山できました。


近くにある「ふるさと館」の天井のモニュメント。


床のイラストもかわいかったです。




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リリエンベルグで和栗に舌鼓

2019-11-01 21:57:51 | 日記
鍼灸師の友人と、新百合ヶ丘のリリエンベルグへ。

ちょうどハロウィーンでかぼちゃがあちこちに飾られていました。
イチョウ、あとはダリアかな?秋らしさを感じました。




購入とティールーム利用で1時間ほど行列に並びましたが、友人といろんな話をしながらだったのであっという間でした。

お店の外観も素敵ですが、ティールームのテーブルクロスも素敵でした。


和栗のパフェ。



栗の洋菓子には全く興味がなかったのですが、ここのモンブランを食べてからはそのおいしさにすっかり魅了されています。
パフェにへ必ずアイスが入っているのが、いつも悩みどころ。普段食べていないのでたまにはいいかということにしていますが、やっぱり身体は冷えるね、と鍼灸師2人の意見が一致しました。

でも本当においしい!できればハーフサイズがあれば嬉しいなぁ。

夫にお土産でモンブランを買って帰りました。甘いものが苦手な人においしいと食べてもらえると、自分が作った訳ではないのにとても嬉しくなります。


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