はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

夏の徳島②

2024-08-26 21:26:29 | 日記
翌朝はセルフうどんを食べてから行動開始。

第十四番札所 常楽寺に到着。駐車場からの眺め。

猫がいるお寺らしく、本堂へと歩きながら猫がいないかチェック。

本堂

お遍路さんが参拝中でした。

剥き出しの岩盤は、「流水岩の庭園」と呼ばれているそうです。

しっかり雨が降る天気だったせいか、猫の姿は見かけませんでした。
水が苦手な猫たち、きっとどこかで雨宿りしていたのでしょう。

続いて、近くの札所を巡りました。
第十五番札所 国分寺

第十六番札所 観音寺



久しぶりに仏足石を見ました。


しばらく雨の中をドライブして、道の駅・藍ランドうだつに到着。
脇町の「うだつの町並み」を散策しました。

竹細工のお店。素敵なご夫婦の接客に癒されました。

町並みの端っこ、大谷川に架かる南橋まで行ってみました。

町並みに戻ると、気になる看板が。

「うだつ上がる」築150年の古民家を改装した、複合施設です。
この日はカフェの営業日だったので、一休みすることに。



夫はカレー。地元の新鮮な野菜たっぷり、味見させてもらったら、優しくて程良くスパイシーでした。

朝のうどんでそんなにお腹が空いていなかった私は、抹茶のかき氷を食べました。

冷えるから迷ったのですが、抹茶、あんこ、パンナコッタのメレンゲ、と間違いなくおいしい組み合わせだったので、注文。直感を信じて良かった、と何度も思ったおいしさでした。

2階は大阪の家具屋さんが出店。

カフェの方が「いろいろ試しながらのんびりしてくださいね」と言って下さったので、お言葉に甘えてソファに座ったり、外を眺めたりしながら、のんびり過ごしました。







帰り際、カフェの店員さんが吉野川がよく見える場所を教えてくれたので、行ってみました。

吉野川。川上は脇町潜水橋が見えて、良い眺め。

川下の眺めも良かったです。

再びうだつの町並みへ。
「うだつ」とは、古い日本家屋において隣家との境目に立てられた、小屋根付きの袖壁のこと。防火目的で作られていたのが、装飾としての意味が強くなり、うだつ自体が裕福さの象徴となっていったそうです。





大きな松ぼっくりが1個100円で売られていて大人買いしたくなりましたが、持って帰ることを考えて断念。

曇天と百日紅の花の組み合わせも素敵。


道の駅の駐車場を出て、脇町潜水橋を走ってみることにしました。

すれ違いができないため、対向車が来ていないか確認してから渡りました。
前後に車がなかったので、ゆっくり走って景色を堪能。





渡り切ったら前から車が来ました。

阿波の土柱に立ち寄りました。



世界三大土柱の一つ。100万年前の地層が侵食されてできた、希少な地形だそうです。


旅の最後に、藍住町に行きました。
藍の館を見学。

生の藍の葉で染めたストール。美しい色です。

藍染の道具が展示されていました。



染織だけでなく、陶磁器の釉薬にも使用されていたのを初めて知りました。

さまざまなタペストリーが飾られていて、どれも素晴らしかったです。



奥村家屋敷も見学しました。
















藍染体験工房はお片付けされていましたが、見学OKということで入らせてもらいました。

この原料で藍染ができると発見した先人の知恵に驚かされます。

工房の片隅には、張子の猫と、土鈴。

併設されている藍屋敷おくむらには、美しい藍染の作品がたくさんありました。
店頭には藍の葉。この瑞々しい緑色は乾燥すると藍色になります。
すごく不思議。
今回の徳島の旅では、これまで知らなかった徳島の魅力に出会えました。
他の季節にも行ってみたくなりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の徳島①

2024-08-25 21:34:42 | 日記
夕方の便で羽田を出て、徳島へ。
徳島には家族旅行で何度か行ったことがありましたが、地元愛媛からの車移動だったため、徳島空港を利用するのは初めて。

夕日を見ながら鳴門市へ。

ホテルの近くに3匹の猫がいました。

リラックスしているようで顔が真剣なのがいい感じ。

鳴門鯛の塩焼き、おいしかったです。

撫養(むや)川沿いを少しだけ散策。



翌朝、うずしお食堂へ。

うどんも天ぷらもとてもおいしかった!


四国八十八ヶ所の一番札所、霊山寺に到着。

お遍路さんたちが約1460kmの長い旅へと出発する場所です。









名物の和菓子「あわくった」と、上勝阿波晩茶をいただきました。

晩茶は、愛媛の石鎚黒茶に似てる味わいだなと思って調べたら、どちらも日本にある後発酵茶の4種類に入っていました。
後の2つは高知の碁石茶、富山のバタバタ茶だそうです。

道の駅第九の里に立ち寄りました。
道の駅に隣接しているドイツ館。

鳴門はアジアで初めてベートーヴェンの第九が演奏された場所なのだそうです。

国道11号線をドライブ。

私の地元愛媛県松山市内の11号しか知らなかったので、何だか新鮮な感じでした。


ヨットも見えました。
写真はうまく撮れませんでしたが、鳴門スカイラインの四方見展望台手前の眺望が素晴らしかったです。

展望台からは大鳴門橋が見えました。

ウチノ海にはたくさんの船が浮かんでいました。




鳴門公園の駐車場に車を停めて、渦潮を見るため、施設「渦の道」まで歩いて移動。

渦潮を見るのは小学生以来。当時は渦の道という施設はなかったので、見るもの全て新鮮でした。

遠景もきれい。

足元には、ガラス越しに潮流が見えるスポットがあります。私は覗き込むのが楽しくてしばらく見ていましたが、怖くて避けて通る人も結構いました。

観光船がいるところに渦潮あり。

足元のガラス越しにもチラッと見えました。

いつまでも見飽きない眺めでした。




今回の旅のメイン、大塚国際美術館に到着。
以前から患者さんたちにお薦めされていたので、鑑賞時間をたっぷりとって見始めました。
西洋名画を陶板で原寸大に再現したものを展示してある美術館で、その再現性と迫力に驚きながら鑑賞。

システィーナ・ホール



聖マルタン聖堂



聖ニコラオス・オルファノス聖堂

貝殻のヴィーナス

サギの表情がかわいい。

展示方法も素敵。

大英博物館所蔵「ガチョウに乗るアフロディテ」

ガチョウの顔がとってもかわいい。

モチーフに鳥が描かれている作品が多く、好みのフォルムの鳥をつい撮影。



スクロヴェーニ礼拝堂

長椅子に座ってしばらく眺めていたのですが、空間が心地良くて離れ難い感じがしました。



モザイクの魚もかわいい。

聖テオドール聖堂




鳥に説法している場面を描いた作品。

真剣に聴いてる雰囲気を感じました。

モネの庭












モネの「大睡蓮」





レオナルド・ダ・ヴィンチ
「受胎告知」

「最後の晩餐(修復後)」

「最後の晩餐(修復前)」

「聖アンナと聖母子」

「モナ・リザ」

2階から見たシスティーナ・ホール。

ヤン・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」

フォトスポットのフラワーアートウォール。薔薇の花が見事。


フィンセント・ファン・ゴッホ
「7つのヒマワリ」

この2枚目は戦争で焼失したものを、写真を元に復元したのだそうです。











「夜のカフェテラス」

「種をまく人」

「ローヌ川の星月夜」


ゴッホを見終わった後はもうお腹いっぱいな感じで、たっぷりとっていたはずの時間も残り少なくなり、足早に鑑賞することに。

ウィリアム・ターナー
「雨、蒸気、速度ーーグレートウェスタン鉄道」

アンリ・ルソー
「蛇使い」

「異国風景」

エドヴァルド・ムンク
「星月夜」

覚悟はしていたけれど、足の疲労は半端なく、体力の限界を迎えました。
4時間かけても全ての作品を観ることができませんでしたが、素晴らしい作品を存分に楽しめて良かったです。

千鳥ケ浜海岸を見ながら移動開始。





徳島市に到着。
ホテル近くのお店に行きました。

どの料理もおいしかったですが、特にハモが絶品でした。


おいしい料理を食べて大満足。疲労も相まって、この日はすぐ眠りにつきました。















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする