患者さんから「紅菜苔(こうさいたい)」という野菜をいただきました。患者さんのご友人が作られているそうです。
こういう野菜があること自体知らなかったので調べてみたところ、中国揚子江中流地帯が原産と言われる二年草で、チンゲンサイ・キャベツ・ハクサイなどと同じアブラナ科とのこと。 和名は紅菜花(ベニナバナ)と呼ばれ、1970年代頃から日本でも栽培されているようです。
私が生まれた頃からあったんだなぁと驚きました。
火を通しすぎない方が良いと聞いたので、さっと炒めたものと茹でたもの、両方を食べ比べてみました。
えごま油で炒めたもの。
1分ほど茹でたもの。
菜の花は春らしいほろ苦さを楽しむ野菜ですが、この紅菜苔はほんのり甘みがあり、クセがなくてとても食べやすかったです。
他の調理法で食べてみたくてスーパーで探してみましたが見つかりませんでした。けれど、ムーちゃん広場(JAの直売所)で販売されているのを見つけました。
蒸してそのまま食べるのも良いのですが、醤油とレモン酢とえごま油で和えて食べても爽やかでよかったです。
なかなか思うように行動できない日々が続いていますが、生き生きした紅菜苔を見たり食べたりするだけでも力が湧いてくる感じがしました。