年を取ることと、血管の不具合は仕方がないこと!?
血管関連の不具合で、救急車で搬送されることは認識しています。だが一命をとりとめるのは、奇跡的なことなのだとの事実を知るべきです。
あなた任せの健康管理ではなく、最低限の知識を身に着け自己管理する時代になったのです。
感染症や重大なけがなど専門知識を必要とする疾病以外は、どれも生活習慣によることが分かってきたのです。
健康管理にとって重要な基礎知識の一つである血圧を考察してみます。
- 血圧とは、血管壁にかかる圧力。血管壁が何らかの原因で劣悪化しそこえ高い圧力が掛ると、当然破裂などの最悪の状態が想像できます。
- 血圧計で表示される上の数字と下の数字があります。
正常値は上が140・下が90以下で正常とされています。
上の数字は、心臓から血液が押し出される数字で大動脈に貯蔵されます。下の数字は大動脈に貯蔵された血液が全身に押し出される数字です。 - 血管は筋肉に存在します。筋肉質が柔らかく柔軟性を維持していると当然血管も柔軟性があり、尚且つ血管内に余分な栄養素や未消化の糖分などが充満していなければ圧力は正常範囲で推移します。塩分も、精製塩の塩化カルシウム99、5%で塩分を摂取するとミネラルバランスの悪さが血管内の養分を充満させ圧力を高める遠因となります。
- 栄養バランスが悪い食生活習慣を長年行っていたり、運動習慣が希薄だと肉体は硬直化していきます。そのことを加齢による老化現象で仕方がないなどと言及します。
- 血圧の上の数字から下の数字を引いた値を脈圧といいます。この数字が60以上開くと動脈硬化が危険な領域に入ったことを示唆しています。
- 下の数字が下がるのは、心臓から押し出された血液量が少なくなり大動脈から全身へ押し出される血液量も少なくなる現象です。
- 心臓が脂肪や石灰などで覆われ、血液を高圧力で押し出さないと機能しない状態で高血圧症を現出します。押し出す血液量も少なくなり下の数字も低く推移します。当然脈圧は高い数字を記録します。
- 血管壁がもろくなり、柔軟性がなくなる状態が続くと当然破裂します。それは、人それぞれのX時間で表現されます。
- それぞれの人生の生き方です。ただ平均寿命より10~15~20年は短命であることは否定できません。