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生きるしくみ「1秒間」

2009-04-23 16:05:39 | 健康・病気

心拍に合わせ決めた?=當瀬規嗣解説

心臓は常に収縮、拡張を繰り返して、血液を全身に送り続けています。この1回の収縮と拡張をひとまとまりとして、心拍と呼びます。そして心拍が1分間に何回起ったかを示す数字が心拍数です。ですから心拍数60とは1分間に60回収縮・拡張を繰り返したということです。ご存じのように、心拍数は一定ではありません。運動したり驚いたりすると、心拍数は大きくなります。逆にリラックスすると心拍数は少なくなります。ところで、通常、人が安静にしているときにはどのくらいの心拍数なのでしょうか?医療では60から100の間は正常範囲とみなしますが、大多数の人は60から70程度になります。1分間に60回というと、何か思い出しますね。そう1分間は60秒でしたね。つまり1回の心拍はおよそ1秒間だということです。これは偶然の一致なのでしょうか?人類は太陽の動きあるいは地球の公転と自転などによって1年と1日の長さを決めました。1日を24時間刻みにしたのは、古代バビロニア人が60進法を使った名残りだといわれています。しかし、古代中国でも1日をえとによって12の刻みに分けています。1時間を60分、1分間を60秒にしたのも、60進法のためといわれていますが、本当にそうなのでしょうか?私は昔の人は、心拍の長さに合わせて1秒を決めようとしたのではないかと思っています。それを60進法にならって微調整したのではないかと。証拠はないのですが、心拍が時間の基本だと考えると、1秒間を大切にしたくなります。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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