゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

波に乗れ!厚真 [上]

2009-08-31 15:08:33 | 社会・経済

サ-フィンでまちおこし 「魅せられて」愛好者 次々と移住

100_7238 夜が明けきらない午前3時半。胆振管内厚真町の丸山聡史さん(36)は、毎朝の「日課」に出掛ける。愛車を走らせること15分、浜厚真海岸へ。サ-フボ-ドを抱え、駆け足で海に飛び込む。「仕事前の波乗りは最高て゜す。厚真に移住して本当に良かった」。苫小牧市の病院で理学療法士として働く丸山さん。2時間ほど波を追いかけた後、車で40分の職場に直行する毎日だ。

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単身赴任先の苫小牧から厚真に移住したのは2年前。山あいの分譲地に自宅を建て、札幌から妻史子さん(35)ら家族を呼び寄せた。「サ-フィン中心の生活がしたくて」。波が立たなくなる冬場以外は、毎日のように浜厚真に通う。2歳の長男、4ヵ月の次男と4人暮らし。「近所から取れたての野菜を分けてもらったり、周りは温かな人ばかりです」。地域にもすっかりとけ込んだ。苫小牧東港から東へ数㌔に渡って続く浜厚真海岸。30年以上前からサ-ファ-が集う。高速道路を使えば札幌から1時間ほど。道内では最多の年間6万人の愛好者が訪れる。夏場はなぎることの多い日本海側の海岸と違い、厚真は安定して波に乗れる浜として定評がある。「波が立ちやすく、上級者から初心者まで楽しめる」と、サ-ファ-たちは口をそろえる。7月、海岸から車で10分ほどの場所に腸内初のサ-フショップを開いた村上さん(38)は昨秋、妻朋子さん(38)と江別市から移り住んだ。「サ-フィァ-と地域住民を結ぶ店にしたい」という。サ-フィン専門誌で、“北の湘南”と紹介された浜厚真だが、一般への知名度は決して高くない。札幌市から厚真に通うサ-フィン愛好者の男性会社員は「厚真を知らない知人は多い。『どこでサ-フィンを?』と聞かれると、だいたいは『苫小牧で』と答えるね」と明かす。

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そんな人口4900人の小さな町に、波を求めてサ-ファ-たちが移住してきた。「これだ」。昨冬、町づくり推進課で移住担当の田中紀嘉さん(31)はひらめいた。「サ-フィンで厚真を元気にできるかもしれない」。新たな地域おこしが芽生えた瞬間だった。発信2009

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