道、職員1人を赤平市に派遣
高橋はるみ知事は八日、財政再生団体になる 可能性が指摘されている赤平市を訪ね、新年度 から道職員1人を市に派遣することを高尾弘明 市長に伝えた。道は赤平市に低利融資を行う方 針を固めており、知事と高尾市長は「道の支援策と市の努力で財政 再生団体回避のめどはついた」との認識を示した。派遣される道職 員は課長職で、2年間、赤平市の部長職を務める。担当業務は未定。 給与などは道が負担する。知事は高尾市長と会談後、記者会見し 「まちを挙げて努力しようという赤平市の思いを感じ、支援を決めた」 と強調。高尾市長は「これで希望を持てるようになったと市民に伝え られる」と述べた。道が新年度、赤平市に低利で短期融資するのは 約28億円で、最大で4千万円の金利負担軽減につながる。新しい 自治体財政健全化法では、2008年度決算の連結実質赤字比率 40%以上になると財政再生団体に指定されるが、赤平市は06年 度の試算で70%を超えていた。
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