暑い夏もようやく落ち着き、秋の気配が感じら れるようになってきました。九月は、さまざまな 植物の苗や秋植え球根類を庭に植えるのに適 しています。春咲き、夏咲き用の新苗や球根を 今植えておくと株が大きくなり、来年の庭の楽
しみが増えます。チュ-リップなどの秋植え球根と宿根草の苗を 一緒に植え込むのも、秋ならではの手法です。ホスタ(ギボウシ) の葉が青々と生い茂るのは六月以降ですが、スイセンやチュ-リ ップと一緒にホスタを植えておけば、まず雪解け時期に二種類の 花が咲き、続いて初夏からホスタを楽しむことができます。このよう な場合、ホスタの真下に秋植え球根を植え込むと、花が終わるのと 同時に入れ替わるようにホスタの葉が出てきます。スイセンだけで なく、早春に咲き、夏に休眠するような植物を一緒に植え込んでお くと、狭い庭でも同じスペ-スを無駄なく楽しめます。また、ホスタ の葉色は実にさまざまです。葉色は緑だけではなく、ライム、ブ ル-系などがあり、さらに、つやや光沢のあるもの、凹凸のあるも のまで質感もバリエ-ション豊かです。「ホスタは非常に有能な秋 植えの植物です。水はけのいい肥沃な土で旺盛に育てますので、 植えるときに腐葉土を一緒に混ぜ込むといいでしょう」とコテ-ジ ガ-デン(月形町)の梅木あゆみ代表。来年のガ-デンを頭に描い た秋の植栽に挑戦してみましょう。(花新聞ほっかいどう)
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