耐寒性で手間要らず
9、10月は秋植え球根を植えつけるシ-ズンです。チュ-リップなどさまざまな球根植物がある中で、発売中の「花新聞ほっかいどう」226号では、寒さに強く手入れが簡単なアリウスを紹介しています。アリウスはユリ科アリウム属(和名ネギ属)の植物。その属名の通りタマネギやニラ、ニンニクもアリウムです。世界に700種以上あると言われ、前述のような食用のもののほか、観賞用の品種も豊富です。その代表格が、丈が高く紫色のボ-ル状の花が咲くアリウム・ギガンテウム。それ以外にも、丈が低いもの、花が半球状のもの、花色も白や青、黄色など、バラエティ-に富んでいます。多くの品種が寒さに強く、札幌の露地でも越冬することができます。(ただし、地中海沿岸に自生する品種はやや耐寒性が劣ります)。管理にも手間がかからず、特に小球性の品種は植えっ放しでもよく育つなど、初心者でも育てやすい植物と言えます。アリウム・ギガンテウムをはじめとした丈の高い品種は特に、1輪でも目を引く独特の存在感があり、数輪でシ-ンに立体感を演出できる便利な花です。来春の庭造り計画に取り入れてみてはいかがでしょうか。(花新聞ほつかいどう)
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