゛まるかん人゛プラトーク

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間伐材利用 環境に配慮

2007-11-17 12:10:00 | ほっかいどう関連情報

木質ペレット伊達市が工場                                                    1月着工農家に安価で供給へ                                                 

伊達市は、道内最大級の木質ペレット生産施設を来年建設するとと                           もに、経費の大半を負担して、ビニ-ルハウスなどを持つ農家向けに                          ペレットボイラ-50台を供給する計画をまとめた。木質ペレットは市                           内大滝区の間伐材を原料とし、農家に格安で提供。来夏の北海道                            洞爺湖サミットもにらみ、市内の資源の有効活用による環境対策と                           農林振興の好循環を目指す。木質ペレットの生産施設は年間最大                            二千トンの生産能力を想定し、来年1月着工、8月完成を予定してい                          る。建築面積は八百平方メ-トル、事業費は約3億4千万円。原料                           は大滝区の大半を占める森林が供給源となり、カラマツ、トドマツの                           間伐材を活用する。施設運営は胆振西部森林組合に委託し、当面                           年間千トンから千五百トンを生産。森の育成と環境対策の一石二鳥                           を図る。これに合わせて伊達市農協し連携し、ビニ-ルハウスなど                            農業施設の暖房用にペレットボイラ-50台を導入する経費を支援                            する。事業費七千五百万円で、うち農家負担分は八百三十四万円。                           市が供給するペレットは、市内農家に対しては灯油価格の70%と格                          安で販売。それでも年間収支見通しは運営経費三千四百五十万円                           に対し、収入三千七百二十万円と黒字が見込めるという。こうした取                           り組みと連動し、市大滝総合支所(旧大滝村役場庁舎)の重油ボイ                           ラ-を木質ペレットボイラ-に変更。さらに社会福祉法人コスモス21                           (栗本茂生理事長)に対し、年間生産能力三万二千四百㍑のバイオ                           ディ-ゼル燃料(BDF)製造設備の導入経費約千三百万円の75%                           を支援する。BDFの原料となる食用廃油は飲食店やホテルなどに                            回収ボックスを設け、小中学校や家庭からの回収にも力を入れる。

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