goo blog サービス終了のお知らせ 

 ゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

遊歩道<昆虫パワ-に学ぶ>②

2008-01-28 14:00:00 | うんちく・小ネタ

ふん中で生きる抵抗力薬剤耐性菌へ効果期待

100_0525 ふんや堆肥の中で生きる虫が、病原菌の繁殖                            する環境でも平気でいられるのはなぜか-。                             そんな疑問からスタ-トした研究が、次々と現れ                           るメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)など                             の薬剤耐性菌と人間のいたちごっこに終止符を                           打つのでは、として注目されている。MRSAは                            特効薬とされた抗生物質「バンコマイシン」の耐                           性菌も出現し、院内感染が繰り返されているのが現状。「収拾がつ                 かない。違う発想で現代医療のジレンマを解決できないか」と考えた                          農業生物資源研究所の山川稔・生体防御研究ユニット長(昆虫免疫                          学)は、沖縄や奄美大島で、山積みにされた牛や豚のふん中で育つ                           タイワンカブトムシの幼虫で、免疫機能を調べてみた。すると、細菌に                          感染した幼虫は、体内で菌を攻撃するタンパク質を分泌していること                           が判明、このタンパク質の断片であるペプチドが、細菌に対抗してい                           ることを突き止めた。同じ構造、性質のペプチドを作り、既存の抗生                           物質と併せて使うと細菌は耐性を獲得せず、薬の効き目が維持され                           るということも分かってきたという。山川さんは「まだ実験室レベルだ                           が見通しは明るい。ただ、幼虫を掘り返すのはとにかく暑くて臭かっ                           た」と笑う。

コメント    この記事についてブログを書く
« ズ-ムアップ<遺伝子が満月... | トップ | 肝臓移植後血液型変わった »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

うんちく・小ネタ」カテゴリの最新記事