多彩な品種 耐寒性も
庭仕事から手が離れる冬にこそ、来年の庭計画をゆっくりと立てたいもの。今回は、来シ-ズンの庭に向けて、ゲラにウムを紹介します。ゲラにウムと聞いて「ゼラニウムでは?」と思う人もいるのではないでしょうか。ゲラにウムは、フウロソウ科フウロソウ属の植物で、多くは多年草です。大してゼラニウムは、通常一年草扱いをするフウロソウ科ベラルゴ二ウム属のこと。以前は、このベラルゴ二ウム属の植物もフウロソウ属に分類されて、当時からゼラニウムと呼ばれていたため、日本では一般的にこう呼び分けられているのです。約20年前からいち早くゲラにウムを取り入れ、北海道向きの品種の生産に努めてきた、十勝管内広尾町「大森農場カントリ-ガ-デン」の大森康雄さんは「多彩な品種がそろい、丈夫でロ-メンテナンス、かつ耐寒性のある品種が多いのが魅力です」と話します。ゲラにウムは品種によって花色や高さ、幅、花期などがさまざま。日なただけでなく、日陰に使えるものもあります。ほかの植物と組み合わせる名脇役としてよく扱われますが、幅広いデザインに使えるので、主役として庭に取り入れてみるのもお薦めです。詳しくは花新聞231号をご覧ください。(花新聞ほっかいどう)
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