素材分けて積んで
庭を掃除すると、枯れ草や折れた枝などが出ま い。捨てずに少し手間をかけるだけで、自家製 の堆肥に代わります。堆肥化しやすいのは、草 や枝、落ち葉。山積みにして発酵させますが、 素材ごとに分けて積むのが鉄則。積んだ素材に よつて用途が異なるからです。草や枝は、まず90㍑入りごみ袋5、 6個分(約5百㍑)を集めて庭の隅に山積みにし、3ヵ月かけて発酵 させます。枝は細かく裁断してからにしましょう。枝が混ざっていたら 発酵にもう少し時間がかかります。草で作った堆肥には雑草の種が 残っている可能性があります。病害に弱い原種のユリや高山植物な どデリケ-トな植物への使用は避けます。落ち葉は野積みしたり、 土に埋めたり、庭土とサンドイッチ状に重ねてもよいでしょう。発酵に 2、3年必要ですが、落ち葉た゜けで作るので植物を選ばず、何にで も使える万能堆肥になります。草も落ち葉も、積んだ山の上にはビ ニ-ルシ-トをかけ、雨よけにします。このとき、堆肥の山とシ-トの 間にすき間を作り、風通しをよくしておきます。草や枝は2週間に一 度、スコップで混ぜましょう。落ち葉は年に数回でよいでしょう。発酵 が済み、堆肥が完成したら古い土をリサイクルします。堆肥は土の 量に対し最大2割ほど。よく混ぜたら半年から1年は寝かせて使いま す。(花新聞ほっかいどう)
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